2011年08月23日(火)17時22分

Deus Ex: Human Revolution 海外レビュー

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Deus Ex: Human Revolutionの海外レビューです。

Worthplaying 9.7/10

好みのジャンルに関わらず、Deus Ex: Human Revolutionは万人を満足させるゲームだ。用意された世界の中を自由に探索させてくれる、見事なまでに構築されたゲームである。アート・スタイルからジャンルを融合させたゲームプレーまで、Deus Ex: Human Revolutionはゲーム・デザインにおける一つの到達点であり、今後何十年も引用されるだろう。躊躇せずに買うべきだ。

Strategy Informer 9.5/10

私は1作目のDeus Exをプレーしていないので、ファンの視点を語る事は出来ない。本作は前日譚であり、1作目に繋がる伏線が用意されていて、もし私が長年のファンだったら喜んでいるかもしれないが、本作は単体で充分に機能するゲームに仕上がっている。勘違いしないで欲しいが、フランチャイズのファンであろうとなかろうと、これは優れたゲームだ。ステルス・アクションが好きな人間にとって、手応えがあり、中毒性があり、没入感がある。ここまで良く出来たアクションRPGは久しぶりだ。

Destructoid 9.5/10

Deus Ex: Human Revolutionは、その人体を改造した主人公と同じように、烏合の衆から頭一つ抜きん出てた存在だ。スムーズで開かれたミッション構成、最後まで引き込まれる物語、ゴージャスなビジュアルなど、これは他のゲームが渇望して止まないタイプのゲームだ。中途半端さを感じさせる要素もあるし、人体拡張技術は真の選択というよりもHobsonの選択という感じがするが、Human Revolutionはとんでもない頑固な皮肉屋以外を驚嘆させる仕上がりだ。更に重要なのは、本作はDeus Exファンが望んだ全てが盛り込まれたゲームであり、その遺産に見合う作品を作り上げるという難題に挑み、2000年の1作目と肩を並べる作品を完成させているという点だ。

本作はDeus Exの冠に値する。実際、それ以外に考えられないだろう。

CVG 9.4/10

巨大で野心的、隅々まで素晴らしいDeus Ex: Human Revolutionは、驚異的な仕上がりの3つのゲームが一度に楽しめる作品だ。

Video Gamer 9.0/10

壮大なデザイン、ダイナミックなプレー、豊富なアイディア、そして昔気質の通風孔など、Deus Ex: Human Revolutionは90年代後半のPCゲーム黄金期の傑作群を彷彿とさせる作品に仕上がっている、というのが私がEidosモントリオールに捧げる事の出来る最大の賛辞だろう。過ぎ去った時代の質の高さが染み込んだ最新作なのだ。

IGN 9.0/10

Deus Ex: Human Revolutionは、2000年のDeus Exのような輝きは放っていないが、一つの偉業である事に変わりはない。実に幻想的な傑作だ。勿体無さや2011年のビデオゲーム特有の妥協を感じざるを得ないのも事実だが、即座に2周目をプレーしたくなるのだ。Human Revolutionは知的でやりがいのあるトランスヒューマニスト・ノワールに仕上がっており、1作目だけでなく影響を与えた映画や小説にも忠実である。

Eurogamer 9.0/10

私が表現するほど、Deus Ex: Human Revolutionはパーフェクトなゲームではないかもしれない。インタラクティブ性に関する幾つかのルールは恣意的で、これは必死でプレーヤーに制限を感じさせないように頑張っているゲームにとっては明らかに欠点になりえるだろうし、レベル・デザインは考え抜かれバリエーションに富んでいるものの、内装のデザインは確実に平凡、偶発的なディテールも単調だ。確かに、繰り返し流れるニュース番組に耳を傾けるのは重要かもしれないが、せめて30秒よりも長くするか、豊富な種類を用意してもらいたかった。

だが、重要なのはDeus Ex: Human Revolutionが、常にパーフェクトでいる事は不可能であり、即興性を推奨する極めて珍しいゲームであるという点だ。流れに任せてプレーし、楽しみ、そしてクリア後は再びプレーしたくなるゲームである。

Metro GameCentral 9.0/10

細かな問題点こそあるが、本作は古典フランチャイズを見事に蘇らせただけでなく、ストーリーテリングと取っ付きやすさの面で楽々と過去作を超越して見せている。Falloutよりも焦点が絞れていてムラがなく、Mass Effectよりも大胆な題材を扱ったHuman Revolutionは、全体的にはそれらより優れているとは言えないにしても、最も進歩的に見える部分もある。

Cheat Code Central 4.5/5.0

本質的に、本作はプレーヤーに依存したゲームだ。プレーヤーの関与がないと、方向性を見失う。だが、物語の幕を引くためにプレーヤーが必要だという幻想も与えない。上質のSFファンタジーと同じく、Deus Ex: Human Revolutionは決して受け手に万能感を与えないのだ。だが本作の場合、受け手が第三者になる事も許さない。Adam Jensenだけでなく、プレーヤーにとっての人間革命でもあるのだ。

Joystiq 4.5/5.0

これが処女作となるEidosモントリオールは颯爽とシーンに現れて、単純化されたジェットコースターのようなゲームを黙らせている。Human Revolutionは、恐れを知らないゲームの真価を、不完全で複雑、野心的な格好で見せ付けてくれた。

GameTrailers 8.7/10

革命の送り手は君だ。Deus Exには茶目っ気もふんだんに盛り込まれており、それらは最高のステルス・システムと上出来のシューティングによって裏付けされている。変動する物語に加え、障害へのアプローチには臨機応変な対応が求められるなど、何周ものプレーに報いてくれる作品である。未来は空虚で時に醜いが、それが最高なのだ。

Game Informer 8.5/10

ボス戦においては戦闘が一番がっかりな仕上がりで、単調なアリーナ戦がいつの間にか始まっているという有様だ。私の攻略法は、最初から一気に飛ばしてセーブ、というのを敵が死ぬまで繰り返す事だ。最後のボス戦では、ボスの弱点が明らかになるまでクローゼットにひたすら隠れるという、期待したような壮大な幕引きには程遠いものだった。本作には様々な問題点があるが、だからといってそれらは本作のエンターテイメント性を削ぐものではない。素晴らしいプロットと結末、キャラクターの成長で、最後までプレーした者を報いてくれるのだ。問題を抱えたガンプレーやイライラするステルス・テイクダウン・メカニックは本作の質を貶めているが、適切にプレーすれば、Human Revolutionは過去作の精神を受け継いだ最高のゲームになるだろう。傑作とは呼べなくとも、本作はシリーズの明るい未来への土台を築き上げたと言える。

GameSpot 8.5/10

Deus Ex: Human Revolutionに興味があるなら、決して本作が抱える問題点に気を取られない事だ。本作は20時間以上というボリューム満点のゲームであり、その複雑性はリプレー性を増している。それぞれの要素は単体でも賞賛できる仕上がりとは言えないのは事実だが、即興性を歓迎する驚異的で引き込まれるアドベンチャーを盛り立てている。技術躍進と社会経済の崩壊が目前に迫る世界をサイバーパンクの天使のように飛び回り、意外な場所にはびこる陰謀を暴いていくのだ。長くプレーするほどに物語の虜になっていくし、カスタマイズ性のありがたみを感じる事になるだろう。本作のようなハイブリッド・ゲームは珍しいが、魅惑的な雰囲気とエキサイティングな順応性によって、自らの欠点を克服するHuman Revolutionのような力強さを持つゲームは、それ以上に珍しい。

G4TV 4.0/5.0

苦しみにあえぐ主人公のように、Deus Ex: Human Revolutionは過去の面影をしっかりと残しながら、そうした作品に付き物の制限を越えた進化を見せ、独自の作品へと昇華している。決してパーフェクトではないし、改善の余地は大いにある(続編が示唆されているので、この強固な土台を活かしてくれる事を願っている)が、Human Revolutionは最後まで魅力的で充実したゲームで、クレジット終了後にすぐ再スタートしたくなるはずだ。

GamePro 4.0/5.0

欠点と無縁ではないが、Deus Ex: Human Evolutionはシューターにより多くを求める者にとって、極上の体験となっている。各ミッションに求められる頭脳戦こそ本作最大の魅力で、スペクタクルよりもストラテジーが肝なのだ。万人向けではないが、そうしたゲームを求める人間にとって、Deus Ex: Human Revolutionは最高のゲームになるはずだ。

Guardian 4.0/5.0

Deus Ex: Human Revolutionは完璧なゲームにあと一歩及んでいないが、なんにせよ素晴らしいゲームだし、能天気なゲームに固執する者たちを混乱させるだろう。本作が提示する未来像は不安になるほど暗いものだが、ゲーム機という安全圏で探索する分には、これ以上ないほど楽しい。