2011年10月15日(土)07時50分

Batman: Arkham City 海外レビュー

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Batman: Arkham Cityの海外レビューです。

Strategy Informer 10/10

最高得点を付けない理由は何もないだろう。10点満点を付けるのは初めてだし、正直言って神経が擦り減る思いだ。私が見逃した大きな問題点を、他の誰かが見付けたら?私のBatmanへの愛情が、あからさまな欠点を見えなくしていたら?満点を与えるには余程の自信が必要だが、私にはその自信がある。Batman: Arkham Cityは、ディスクの隅々までコンテンツとリプレー性が詰まっており、とにかく最高に楽しく、完璧なまでに洗練され、あらゆる要素に愛情が注がれ、そして何よりも、プレーヤーにBatman気分を堪能させてくれるのだ。変わり映えのしない続編だらけの時代において、本作はあらゆる面でArkham Asylumを上回っており、例え前作を気に入らなかった人間ですら、本作は気に入るだろう。文句なく買いだ。

Arkham Cityについて長く書きすぎたので、そろそろ失礼してRiddlerのナゾナゾを全て片付けたいと思う。その後は、また最初からプレー開始だ。

Game Informer 10/10

Arkham Cityは、Arkham Asylumによって定められたハードルを楽々と飛び越えているだけでなく、あらゆる面で前作を上回っており、Batmanが最も輝いた瞬間の一つとして記憶されるだろう。

Games Radar 10/10

Batman: Arkham Cityの素晴らしさを可能な限り伝えようと頑張ったのだが、それにはスペースが足りなさ過ぎる。壮大で爽快な音楽。今年最高のグラフィック。予想通り驚異的な声優陣たち、中でも屈折したJokerを演じるマーク・ハミルと、楽しいPenguinを聞かせるノーラン・ノースが素晴らしい。メニューにはボーナスの短編ストーリーが詰め込まれ、プレーヤーの疑問に全て答えてくれる。The Riddler’s Revengeモードでは、指定された装備や戦略で敵を殲滅する事が求められる。Batシグナルをウェイポイントのマーカーにするといった賢い選択。ボスでさえ今回はクールだ。

Arkham Cityで最悪なのは、本作を上回る3作目を作るために、Rocksteadyに何が出来るのだろうかと心配になってしまう事だ。答えを知る日が待ち切れない。

Video Gamer 10/10

本作が巧みに築き上げられたアドベンチャーである事に気付くのに、世界最高の探偵は必要ないだろう。最初から最後まで、息を呑むようなテンポの良さと爽快なリズム感が保たれている。目が眩むほど広大でディテールには愛情が詰まっており、Rocksteadyは現代フィクションにおいて最も象徴的なキャラクターの一人に相応しい、複雑で強烈な唯一無二の遊び場を作り上げている。

Guardian 5.0/5.0

RocksteadyはBatman: Arkham Cityで素晴らしい仕事を披露してみせた。単純な焼き直しで満足せず、傑作と名高い前作をはるかに上回る続編を完成させたのだ。前作よりも比較対象が厳しくなっているにもかかわらず、Batman: Arkham Cityは余裕でBatmanゲームの史上最高傑作に仕上がっているし、今年の最高傑作と断言するのはまだ時期尚早かもしれないが、本作を超えるにはよほどスペシャルな何かが必要になるだろう。

Giant Bomb 5.0/5.0

端的に言おう。Arkham CityはもっとBatmanを堪能できるし、もっとBatmanを堪能したいなら、疑問の余地なく本作をプレーすべきである。だが、それだけじゃない。Arkham Asylumから2年が経つが、今まで似たようなゲームは殆ど存在してこなかった。現時点で最高峰の格闘システムを通じてBatmanの戦闘能力を再び使う事が出来るというのは、これ以上ない喜びだ。街並みはウットリするほど美しく、街の形をした刑務所に閉じ込められた犯罪者たちらしい行動を取る犯罪者たちが街のあちこちを徘徊し、あと一歩で崩壊してしまうかのようだ。屋内エリアも素晴らしい出来で、荒廃した現実の場所であるという感覚を与えてくれる。前作で完璧な演技を聞かせてくれた声優陣も驚異的なまでにシャープで、脚本も様々なキャラクターにピッタリ。つまりは、Arkham Cityに失望するアクション・ゲームのファンがいるとは想像しがたいのだ。Batmanゲームの革命というわけではないが、これだけ強力なポジションからスタートした場合、そしてこれは3、4作目ではなく、まだ2作目なのだから、どこが変わっていてどこが同じか、などとグチグチと指摘するのはつまらない。

G4TV 5.0/5.0

今年初め、私はinFAMOUS 2が史上最高のスーパーヒーロー・ゲームだと書いた。チャンピオン・ベルトをこんなに早く受け渡さなければならないというのは悲しいが、選択の余地はないだろう。Batman: Arkham Cityはあまりに凄まじい出来で、エイリアンがプログラムしたんじゃないかと思ってしまうほどだ。私の必死の抵抗も空しく、Batman: Arkham Cityはあらゆる賛辞、あらゆる満点に値するゲームである。

勿論、私が付けた満点にも。

Digital Spy 5.0/5.0

Batman: Arkham Cityは素晴らしい前作を拡張しているだけでなく、次のレベルへと引き上げている。オープン・ワールドは実に豊かで、戦闘やゲームプレーも改善され、ストーリーテリングは最初から最後まで素晴らしい仕上がりだ。Batman、Catwoman、Robinとしてプレー可能な最高のチャレンジ・ルーム(自分だけのチャレンジ・ルームを作成する事まで出来る)も、オンライン・リーダーボードと共に帰ってきた。

だが、本作最大の偉業は、プレーヤーにBatman気分を存分に堪能させてくれるところだろう。Gothamの上空を舞い、スーパーヴィランの集団に街中を振り回され、混乱の中に一応の秩序をもたらそうと奮闘する。闇の騎士にとってはいつもの仕事だし、本作ほど驚異的だが問題を抱えたこのヒーローに限りなく近づける作品は存在しないだろう。

GamePro 5.0/5.0

Arkham Cityの長所をひとまとめにするのは難しい。Batmanの著名なヴィランたちと熱心なファン向けのファンサービスで溢れかえるびっくりハウスがArkham Asylumだとすれば、Batmanの事件簿の中でも最悪の部類に入る広大なテーマパークがArkham Cityだ。オープン・ワールドに散りばめられた無数のサイド・ミッションからRiddlerチャレンジ、Catwomanのプレーアブル・サイドストーリー、そして勿論、たくさんのチャレンジ・マップとカスタマイズ可能なキャンペーンまで、Arkham Cityはどっぷりと引き込まれるゲームで、Batmanファンは何度もプレーする事になるだろう。マストなゲームであり、年間ベストの最有力候補だ。

Telegraph 5.0/5.0

素晴らしく、驚くほどの完成されたシングルプレーヤー用のパッケージであり、どんなゲームにもマルチプレーが無理矢理押し込まれる時代において、安堵させられる大胆な意見表明だ。Rocksteadyが作り上げた、徹底して焦点が絞られていると同時に極めて多角的なこのビデオゲームは、勇敢で自信に満ち溢れた作品である。Arkham Asylumは、その内容の素晴らしさで批評家たちを唸らせ、Rocksteadyを注目すべきスタジオとして位置付けた。Arkham Cityも、悠々と同じ事をやってのけている。Rocksteadyは自らを最高レベルのスタジオであると証明しただけでなく、Arkhamシリーズによって、彼らはBatmanの遺産にその名を刻んだのだ。ノーランやバートンの映画やアニメ・シリーズ、Jim Leeのアート・ワークなど様々な影響を感じさせながら、前作で彼らは独自のBatman像をモノにした。メラメラと燃え盛るそのシンボルは、Rocksteadyが設定した高過ぎるハードルに応えるよう他のデベロッパーに求めているが、グラップネルでも持っていなければ到底到達する事は出来ないだろう。

IGN 9.5/10

Batman: Arkham Cityは決して完璧なゲームではないが、愛して止まない部分が多過ぎて、細かな不満点をあげつらうのは面倒だ。声優の仕事振り、チャレンジ、素晴らしいオープニングと驚異的なエンディング、そして闇の騎士になりきる感覚。それら全てが際立っている。既に2回もクリアしたのに、それでもまだ病欠を使ってRiddler Trophieを集めたい衝動に駆られている。

Batman: Arkham CityはBatman: Arkham Asylumより優れているだけでなく、市場に存在する殆どのゲームよりも優れているのだ。

CVG 9.5/10

Rocksteadyは前作でスーパーヒーロー・ゲームのステイタスを引き上げ、なかなか満足しない事で悪名高いコミック・ファンからの尊敬をも勝ち取った。Arkham Cityによって、彼らはプレッシャーを物の見事に跳ね除け、自信を持って続編に取り掛かったのだ。

Rocksteadyはキャラクターを信じ、そして何よりも重要な事に、自分たちを信じる事で、史上最高のBatman作品の一つを作り出した。むしろ、史上最高のゲームの一つかもしれない。

1UP A/A+

Arkham Cityは決して完璧なゲームではない。敵が背景に溶け込んでしまうため、ステルスにはDetective Visionが不可欠だったり、疑問符の付くキャラクター・デザイン(可哀想なHarley Quinn)、そしてどこか単調なArkham City自体のビジュアル・デザインなど、細かい不満点もある。だが、最高級のスーパーヒーロー・ゲームである事に変わりはない。キャンペーン、チャレンジ・マップ、Catwomanエピソード、そしてアップグレードを引き継いだままバランスを再調整したキャンペーンをプレー出来る最高難易度モードNew Game Plusなど、コンテンツの豊富さは類を見ないほど。Batmanとして空を滑空し、飛び交う会話や複数のオブジェクティブ・マーカー、トロフィーで画面上が一杯になるのを眺めつつ、満を持してチンピラたちの真っ只中に舞い降りるというのは、シンプルながらも実に楽しい体験だ。Batmanを操作し、姿を見せないゲームプレーや残虐な戦闘で犠牲者を震え上がらせるというのは、他では決して味わえない。「ボーン・アイデンティティ」風のオープニングからショッキングなエンディングまで、Batman: Arkham CityはFreedom Forceを抜いて私にとってスーパーヒーロー・ゲームの最高傑作となった。

GameTrailers 9.3/10

前作を傑作たらしめていた要素全てを拡張したArkham Cityは、前作からの自然な延長に感じられる。Batmanゲームの決定版なのは間違いないが、それだけでは薄っぺらな賛辞になってしまう。端的に言って、秘密だらけの入念に構築された世界や驚きに満ちたゲーム・メカニックを愛するなら、Arkham Cityは必ずや体験しなければならないだろう。原作に興味があるかどうかは無関係だ。

Metro GameCentral 9.0/10

スーパーヒーロー・ゲームの最高傑作というだけでなく、類を見ないほど広大かつ魅力的なバーチャル世界を舞台にした、史上最高のアクション・アドベンチャーの一つだ。

GameSpot 9.0/10

何よりも、Arkhamの街中でのアドベンチャーと探索こそ、本作の肝となる部分だ。ボス戦は危険とスペクタクルに満ち溢れているように見えるかもしれないが、実際はガッカリするほど簡単な上、状況依存の行動に全ての努力を台無しにされる事もある。例えば、敵の攻撃を避けようとボタンを押したのに、銃弾が降り注ぐ中をBatmanがゆっくりと何かの装置を解除しだしたりするのだ。だが本作の場合、そうした批判は重箱の隅を突くようなもの。街のはるか上空を滑空する爽快感から、Gothamの地下トンネルに眠る忘れ去られた秘密を発見する雰囲気満点のスリルまで、Batman: Arkham Cityはクレジットを見た後でも何度も舞い戻ってしまうほどの忘れがたいアドベンチャーだ。

Wired 9.0/10

過剰な詰め込みに押し潰されている部分もあるが、それでもBatman: Arkham Cityは今年最高のゲームの1本であり、前作をプレーし尽くした者でさえ驚かされるだろう。

Eurogamer 9.0/10

これで終わりなのだろうか?そうは思えない。Rocksteadyの最新作は幕の引き方を心得ているが、ダークな第2幕かトリロジーの2作目という感じがするのだ。もしそうなら、次回作で一体何が出来るのか、Rocksteadyは厄介な問題を抱えた事になる。

Rocksteadyは1作目でヒーローを、そして2作目では彼にとって理想の遊び場を提供してくれた。その過程で、彼らは私の個人的な「やることリスト」から、一番厄介なものを消してくれた。それは、「タイ・ペニントンに会う」と「ローベルト・ムージルの小説を読む」に挟まれたエントリー。

「Batmanになる」、完了だ。

Edge 9.0/10

Arkham Asylumが限界によって定義されていたとするなら、Arkham Cityは慎重にその限界を取り払っている。開かれた街はプレーヤーに自由を与え、ステルス重視のプレデターBatman、スモークを炊いて劇的に姿を消すBatman、弱者をいじめる強者を見つけ出すBatman、そしてゴシックな威厳を持って街の上空を舞うBatmanまで、様々なBatmanになる事が出来るのだ。一点集中ではないが多様性に富み、前作が1話完結だとすれば、本作はミニシリーズだ。Rocksteadyによる我らがスターの解釈は、芯の部分では我々が常に頭に思い描くもの、つまりキックやパンチ、スニーク、そして飛行であり続けている。Arkham Cityは数多くの名所やヴィランで溢れているが、Batmanになる事がメインの魅力である点は変わらず、Rocksteadyもプレーヤーにそれを忘れさせない。

Joystiq 4.5/5.0

Rocksteadyはこの2作目で一歩完璧へと近づいたが、その歩みは僅か。闇の騎士自身の動機付けは言うに及ばず、Arkham Cityのヴィランや自称大物たちの動機付けにはムラがあり、魅力的な物語を形作る事が出来ていない。

とはいえ、素晴らしいメカニックや環境のディテールへの異常なまでのこだわりなど、前作の驚くべき要素が本作で更に洗練されているというのは驚異的だ。RocksteadyはまたしてもBatmanゲームの最高傑作を作り上げた。しかし、機会だけでなく野心に満ち溢れた驚くほど美しい世界に命を吹き込むなど、別次元だ。

Destructoid 8.5/10

Batman: Arkham Cityは、無数の要素を詰め込みすぎて少々手に余っているように感じられる箇所もあるが、殆どは上手く行っているという事実に変わりはない。美しいまでに荒涼としたゲームで、コミックの歴史において最も象徴的なヒーローへのトリビュートが隅々から感じられるし、何十時間も夢中になってしまう体験を提供している。最大の問題点は戦闘システムにあり、シンプルすぎる部分と複雑すぎる部分のバランスが悪く、それが原因で苛立たしさを感じる事もあるが、全体的に見れば、これほどまでに夢中にさせられるゲームは殆ど存在しないだろう。

前作の完成度には届いていないが、Arkham Cityにはムラがなく、前作への主な批判に応えるため最善を尽くしている。最後には物足りなさを感じる事になるだろうが、それは決して本作が充分な出来でないからではなく、Batmanになるのが楽しくてしょうがないからなのだ。

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