2011年11月16日(水)05時16分

Assassin’s Creed: Revelations 海外レビュー

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Assassin’s Creed: Revelationsの海外レビューです。

Strategy Informer 9.0/10

我々は今年、随分甘やかされてきた。Revelationsによって、Ubisoftは遂に当初のコンセプトを素通り出来ないゲームに仕立て上げている。物語を一つにまとめ上げると同時に、幾つかの重要なゲームプレーを追加する事で、最も完成されたAssassin’s Creed最高傑作となった。シリーズはこの4年間で、成熟さと品格を備えるまでに成長した。開発陣もアサシンたちと共に成長したようで、十分な自信と活気を持ってシリーズを育て上げ、ゲーム・オブ・ザ・イヤーの有力候補を完成させている。

GameTrailers 8.8/10

Assassin’s Creed: Revelationsは、シリーズで最もバラエティに富み、クリエイティブで、完成されたゲームだ。少々Brotherhoodに似すぎているものの、納得の結末が待ち受ける簡潔で面白い物語のお陰で、類似点も気にならないだろう。シリーズ・ファンの献身に報いてくれるし、長年の問題点の多くが改善されているので、過去数作を楽しめなかった人も試してみるべきだろう。エンジンは古臭くなってきたし、一部のコンテンツは今一つの出来ではあるが、忘れがたい最高峰のアクション・アドベンチャーを求めているなら、信条(Creed)を心に留めておくように。

Game Informer 8.75/10

コンセプト: AltairとEzioの物語を完結させる、コンスタンチノープルで展開するドラマチックなアドベンチャー
グラフィック: 詳細に描かれた街並みと複雑なアニメーションが、質の高いオープンワールド・ゲームを維持している
サウンド: またしても素晴らしいサウンドトラックと、巧みな演技による台詞
プレー性: 基本的なナビゲーションと戦闘の操作性は今まで以上に良い出来だが、一部のフィーチャーやミニゲームは奇妙に感じられる
エンターテイメント性: 疑問符が付く新要素もあるが、プレーを止められない中毒性がある
リプレー性: 平均的

過去作との差別化を図るため、幾つもの新フィーチャーが追加されている。バラエティを増やし、独自性を打ち出そうという面において、Revelationsは無視出来ない失敗を幾つか犯している。とはいえ、シリーズの長所は概ね維持されているので、新規ユーザー向きではないものの、ファンにとっては十分な出来と言えるだろう。

IGN 8.5/10

プレゼンテーション 9.0: 3人の主人公のバランスを取るのは難しいが、Ubisoftはやってのけた。
グラフィック 8.5: 時代に合わせて確実にアップグレードされている。
サウンド 8.5: ボイスアクトと音楽は素晴らしい。
ゲームプレー 8.0: 核となるゲームプレーに変化はないが、最高の出来。タワー・ディフェンスは今一つ。
寿命 8.5: マルチプレーは改善され、物語要素が加わっている。

幾つものフィーチャーが追加されているにもかかわらず、Assassin’s Creed Revelationsは過去作に極めて良く似ていて、そこが本作最大の長所でもあり短所でもある。Assassin’s Creed自体には何の問題もない。ユニークで充実したゲームプレーを備えた、最高のフランチャイズだ。問題は、ここ数年同じような事をやり続けているという点だ。アップグレードされ続けるのは嬉しいが、ある時点でプレーヤーは新たな体験を必要とする。

とはいえ、RevelationsはEzioにとって極めて効果的な最終章だ。グラフィックとストーリーテリングへの改善に加え、今まで通り素晴らしいボイスアクトと音楽によって、今世代最も興味深いビデオゲーム・キャラクターにとっての印象的な最終章となっている。貧弱なタワー・ディフェンス・メカニックやDesmondの狂ったサイド・ミッション・システムでさえ、その事実を変える事は出来ないだろう。マルチプレーは1人称シューターからの良い息抜きになるし、既に中毒性の高いゲームプレーは更に改善されている。Templarについての見識を深める事が出来るのも素晴らしい。

ほんの僅かの差とはいえ、本作はAssassin’s Creedシリーズの最高傑作だ。AltairとEzioの人生をこれだけ長く追い続けてきたのだから、彼らの最後のアドベンチャーを見届けるのは義務というものだ。

CVG 8.5/10

良い点:
・巨大な2つの街
・どんでん返しに満ちた引き込まれる物語
・全く異なる3人のプレーアブル・キャラクター
悪い点:
・既に3回もプレーしたゲームと本質的に同じ
・Portalスタイルのパズル・セクションは今一つ

楽しく、創意工夫に富み、印象的なEzio物語の最終章が、多くの使い古されたゲームプレーによって台無しとなっている。

1UP B+/A+

Assassin’s Creed: Revelationsは、移動と暗殺に関する時代劇の時がハイライト。つまり、EzioかAltairを操作しして街を走り回りながら敵を突き刺している時か、オンラインで暗殺スキルを試している時は、古代の暗殺シミュとしてこれ以上ないほど機能する。だが、場違いなジャンルやメカニックが導入されている場面や、Uncharted風演出に挑戦している場面などは、苦しんでいる。Assassin’s Creed 2とBrotherhoodを定義付けた、これ以上ないほどの改善点や際立ったメカニックがRevelationsには欠如しているとはいえ、非常に良く出来たAltairとEzioの最終章である事に変わりはない。2012年に発売される次回作が、Ezioトリロジーのような進化ではなく、1作目から2作目のような革命的な飛躍を遂げてくれる事を願うばかりだ。

GameSpot 8.0/10

良い点:
・新たな動作がプラットフォーミングの楽しさを保っている
・Brotherhoodのリクルート要素が洗練された
・ゴージャスで色鮮やかな世界、やる事が沢山ある
・素晴らしいサウンドトラック
・感情を揺さぶるエンディング
悪い点:
・タワー・ディフェンスはつまらない
・Desmondセクションはつまらない
・失望させられるメイン・ストーリー

マルチプレー・モードは非常に楽しめるが、最も強い反発を受けそうなのはシングルプレー・キャンペーンだろう。拡張されたアブロバティックは、A地点からB地点に移動するという単純な行為を、多大な喜びへと変えてくれる。改善されたリクルート・システムからは、TemplarとAssassinの間で密かに繰り広げられている争いには、大きな意味がある事が分かる。だが、新要素の全てが改善と言えるわけではない。1人称パズルやタワー・ディフェンスは、意味が良く分からず楽しくない、不必要な追加要素だ。だが良いところは、本作の大部分がシリーズの長所で貫かれている点。Revelations最大の長所は、プレーヤーを雄大な街に解き放ちって屋根を自由に疾走させ、ゴージャスな光景と喚情的な音楽がプレーヤーを別の人生、別の世紀へと運んでくれるところなのだ。

Games Radar 8.0/10

良い点:
・屋根を飛び回るのが今まで以上に楽しい
・Master Assassinミッションはクールな新要素
・マルチプレーは相変わらず素晴らしい
悪い点:
・中途半端で失望させられるストーリーライン
・Brotherhoodよりもやる事が少ない
・シリーズのプロットに関する新事実の発覚(Revelation)が少ない

否定出来ない改善点をシリーズにもたらしているとはいえ、Revelationsは一歩前進して二歩後退したように感じられる。ゲームプレーとマルチプレーは相変わらず素晴らしいが、その代償として物語は今一つだし、ボリュームは少ない。Ezio物語の最後に感嘆符を付けるのではなく、省略符号を付けてしまった。

G4TV 4.0/5.0

良い点:
・満足感と同時に次回作への期待を煽る物語
・殆ど無限に見える戦闘時の豊富なアニメーション
・マルチプレーは楽しく新鮮
悪い点:
・不必要に複雑な爆弾作成メカニック
・時間がかかる貧弱なメニュー・デザイン

Assassins Creed: Revelationsには、長いシングルプレー・キャンペーン、最高の物語、山ほどのサイド・クエスト、ユニークで魅力的なマルチプレーがある。一部のメカニックを洗練させるか削除してしまえば、より完璧になっただろう。Assassins Creedのファンにとってはマストであり、私はすぐにも2周目をプレーするつもりだ。

Telegraph 4.0/5.0

過去を旅するバーチャル・ツアーとして、このシリーズは唯一無二だ。だがここに来て、絶え間ないサイド・クエストの山と共に、倦怠期が感じられる。焦点がブレてきていて、どんな細かな改善でも、もはや隠せないのだ。Revelationsは力強いEzioの最終章となっているものの、次回作では新鮮な再スタートが不可欠だろう。

Metro GameCentral 4.0/10

端的に言って、Ezio AuditoreだけがAssassin’s Creed: Revelationsを手に取る理由だ。過去2作のようにフランチャイズを前進させる作品ではないが、Revelationsは胸を張って2011年のより優れたタイトルと肩を並べる事が出来るだろう。

Destructoid 7.5/10

Assassin’s Creed: Revelationsがあまりの短期間にフランチャイズから搾り取ろうとする行為の避けがたい代償の証明になっているとはいえ、馴染み深いシングルプレー・ゲームプレーを提供してくれる楽しいゲームに仕上がっている。だが、ボリュームが少なすぎる。クリアした数ヵ月後、Revelationsは両作品をスケジュール通りにリリースするためにAssassin’s Creed IIIが犠牲にならなかった事を願うゲームになってしまうが、素晴らしいマルチプレーだけは記憶に残るだろう。

安らかに眠れ、Ezio。

Cheat Code Central 3.7/5.0

グラフィック 3.0: ディテールが今一つで、残念なほどバグが多い
操作性 3.6: 操作性は概ね機能しているが、長年のファンをイライラさせる不必要な調整が施されている
音楽/効果音/ボイスアクト: 4.0
バリュー 3.5: 物語は盛り上がりに欠け、新要素もそれほど楽しくない。ガッカリする心構えをしておくように。

本作を心の底から愛したかった。シリーズの大ファンとして、私はEzio物語の最終章であり、3人の英雄が初めて勢ぞろいする本作に大きな期待を寄せていたのだ。だが、本作には首尾一貫した物語、ビジュアルの磨き上げ、意味ある新ゲームプレー要素が欠けている。駆け回って敵を突き刺すのは相変わらず楽しいが、Revelationsには過去作を傑作たらしめた輝きがないのだ。Assassin’s Creedの真価はこんなものではない事は分かっているので、シリーズが調子を取り戻してくれる事を願っている。Ezioの最終章が最高傑作とならなかったのは残念だ。彼は本作以上の幕引きに相応しい存在なのだから。

Wired 7.0/10

良い点:
・音楽、アート・スタイル、ゲームプレーはそれでも良く出来ている
・Desmondセクションはシリーズに必要な新鮮味をもたらしている
・大きな動きを見せるストーリーライン
悪い点:
・膨れ上がったフィーチャー
・2007年と同じエンジン
・2009年と同じゲームプレー

過去作の要素を可能な限り使いまわして速攻で続編を完成させるのではなく、Ubisoftには是非休憩を取ってもらい、新鮮さが感じられるAssassin’s Creedを生み出すよう勧めたい。だが、Ubisoftは既に1年後に次回作を発売すると発表している。

Assassin’s Creed: Revelationsに追加された新要素は、拡張パックのように感じられたBrotherhoodとは一味違う、時に驚くような体験を生み出している。だが根っこは変わらず、同じゲームを3度プレーしている事になる。

Video Gamer 7.0/10

良い点:
・ジップラインと一本道のプラットフォーミング・シークエンスの出来が素晴らしい
・幾つかの疑問に答えを出してくれる魅力的な物語
悪い点:
・独創性のない多くのミッション
・タワー・ディフェンス要所の出来が良くない
・Desmond’s Journeyは更に酷い

史上初めて、Assassin’s Creed最新作が過去作を下回った。短い開発期間が、ゲームの質に明確な影響を及ぼしたのも初めてだ。非常に勿体無さを感じさせるゲームで、これは特に、実質的にはEzioのリーチを若干伸ばし、ジップラインを滑り降りる事が出来るようになるだけのフックブレードに顕著だ。見事に再現されているとはいえ、舞台設定も今までで最も面白味がなく、システムやフィードバック・ループも今までほど充実感がない。ゲーム史上最もカリスマ的な主人公の1人と共に3作品を楽しんで来たが、彼も、そしてUbisoftも、そろそろ次に進むべき時期に来ているのかもしれない。

Eurogamer 7.0/10

BrotherhoodはEzio Auditoreになりきるスリルを拡大してくれたが、Revelationsはそこから離れてしまった。Ezioは確かに年を取ったように見えるが、実際に古臭さが顕著になっているのはシリーズそのものの方だ。

Machinima 7.0/10

Revelationsは、開発チームがリストにチェックを入れながら作ったように感じられる。Ezio、Altair、そしてDesmondが登場。パルクールがある。戦闘がある。悪役がいる。パズルがある。そして、巨大な世界が存在する。問題は、それらが一つの体験としてまとまっていないところで、過去作を傑作たらしめた情熱や質の高さが欠如しているのだ。殆どのゲームプレーはその存在を忘れてしまうほどだし、各ミッションも核となるプロットとは殆ど無関係。マルチプレーは楽しく、新鮮で他とは違うし、リプレー性がある。しかし、最終的には実際のゲームというよりもファン・サービスに感じられ、EzioとAltairの物語にピリオドを打つ以外には何もない。

Assassin’s Creedは最高のフランチャイズだが、Assassin’s Creed: Revelationsは最高のゲームではない。

GamePro 3.5/5.0

良い点:
・コンスタンチノープルはまたしても楽しいオープンワールドの歴史的な遊び場となっている
・AltairとDesmondのミッションが際立っている
・大幅に改善されたマルチプレーは戦略的で実に楽しい
悪い点:
・キャンペーンは不愉快なまでにテンポが遅く、決して期待に応えてくれない
・貧弱な物語のせいでEzioの最終章が台無しに
・ビジュアル上のバグが今までで一番多い

大胆なマルチプレーは非常に楽しめるが、シングルプレーは過去作と比較してあまりにまとまりがない。最後まで盛り上がりに欠けているし、最も印象に残るシーンには、Ezioが登場すらしないのだ。根っこの部分では、本作も我々がここ数年愛し続けてきたAssassin’s Creedそのものだし、長く楽しめる作品ではある。しかも、既に発表済みの来年の続編への不可欠な橋渡しとなる作品だ。だが、何かをプレーする一番の理由が義務感であるべきではないし、悲しいかな、この退屈なキャンペーンの大部分はそれだ。