2012年01月05日(木)12時57分

小島秀夫氏 「消費者は現状に満足している」

小島プロダクションを率いる小島秀夫氏が雑誌OPMの取材に応じ、独創的なアイディアが生まれない理由は需要がないからだと語っています

小島秀夫: 以前よりもはるかに競争は激しくなっている。世界規模の大作ゲームを見ると、ゲーマーに注目されるのはその内の僅か10本程度だ。そのレベルで日本が戦えるかどうか分からない。

消費者の需要の比重が増していると考えている。今は、消費者は現状に満足しているんだ。1人称シューターが狂ったように売れていて、他のジャンルへの需要があまりない。それが、独創的なアイディアがあまり生まれない理由でもある。

消費者は細かなアップグレードや調整で満足していて、それが変わらない限り、今後も同じ事が続くだろう。必ずしもそれが問題だとは思わないが、同時に新鮮なアイディアをもっと見たいとも思っている。

更に小島氏は、斬新なアイディアを形にするのがとても難しい時代になっていると加えています。

小島秀夫: 新しいアイディアは、まずオンラインで配信してユーザーの反応を見るのが賢いやり方だろう。もしくは、ゲーム・デザインの観点から見て斬新なゲームを作っているなら、既存のフランチャイズと組み合わせるのも良い。例えば、Metal Gear Solidというタイトルが付いていても、今までとはまったく違うゲームになっている可能性もある。

仮にBatmanの名を冠したBatmanゲームを作るとしても、どんなゲームにするかは自由だ。ゲームプレーやキャラクター、世界観など全てを一から構築するのは、今の時代非常に困難なんだ。

[ソース: Eurogamer]

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