2012年02月08日(水)16時04分

The Darkness II 海外レビュー

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The Darkness IIの海外レビューです。

  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: Digital Extremes
  • 販売: 2K Games

Cheat Code Central 4.6/5.0

グラフィック 4.6: アニメーションに真実味はないが、手書きのグラフィック・ノワール調は安定したゴージャスさ
操作性 4.8: 4歩腕はこれ以上ないほど中毒性のある攻撃方法
音楽/効果音/ボイスアクト 4.6: 恐ろしい場面ですら、音楽は美しい。ボイスアクト、特にThe Darknessを演じるマイク・パットンは素晴らしい
バリュー 4.5: キャンペーンは少々短いが、能力引継ぎで2周目が出来るし、協力プレーもリプレー性を高めている

The Darkness IIは続編に望んでいた全てが詰まったゲームだ。やり過ぎなまでのバイオレンス、中毒性のある戦闘、手書きのグラフィック・ノワール調のゴージャスなアート・スタイルがあり、その下にはハートと最高に面白い物語がある。Jackieはとにかくイカレた人物だが、Jennyを救うためならどんな地獄も耐え抜く彼に、我々は恋するのだ。少しでも興味があるなら、The Darkness IIに失望することはないだろう。

IGN 8.0/10

プレゼンテーション 6.5: メニュー画面は美しく、物語も心に響く。だが、荒削りな部分が全体を貶めている
グラフィック 7.5: スタイリッシュなノワールが独特のコミック風味を醸し出しており、世界観にマッチ。使い回しのキャラクター・モデルはマイナスだ
サウンド 8.0: 音楽は良く出来ていて、しっかりとしたボイスアクトが物語に説得力を加えている
ゲームプレー 8.0: 荒削りとはいえ、戦闘には中毒性がある。シングル/マルチプレーの両方で環境もしっかりとデザインされている
寿命 8.0: キャンペーンは短いが、2周目はアンロックしたパワー全てを維持したままプレーが可能。マルチプレーもボリューム・アップに貢献している

洗練されていないし、物語も軌道に乗るまで時間がかかるとはいえ、The Darkness IIは新年のご褒美のような作品だ。魅力的で残虐な血祭りの合間に挟まれる物語要素が、作品のテンポを引き締めている。2012年最高のシューターにはならないかもしれないが、一番パワフルさを感じられるゲームになるかもしれない。

Games Radar 8.0/10

良い点:
・非常に楽しいDemon Armの処刑
・しっかりと描きこまれたプロットとキャラクター
・限定されているとはいえ、充実した銃セレクション
悪い点:
・銃撃戦は終盤になると単調に
・ストレスがたまるクリフハンガー・エンディング
・サウンド関連のバグ

1作目ほどオープンではないし、感情移入もできないが、The Darkness IIはぶっ飛んだゴア描写、ド派手なアクション、キャラクターに焦点を当てた知的なストーリーテリングを含む、極めて洗練された楽しいシューターだ。

G4TV 4.0/5.0

良い点:
・バランスの取れた柔軟性に富む戦闘
・ゴージャスなグラフィック・ノベル風アート・スタイル
・最高の台詞とボイスアクト
・引き込まれる物語・・・最後以外は
悪い点:
・最後には失速する物語
・貧弱なボス戦
・貧弱なマルチプレー

盛り上がりに欠けるエンディング、今一つのボス戦、物足りないマルチプレーを除けば、The Darkness IIは極めてよく出来たゲームだ。スタイリッシュかつエモーショナルで、ド派手なバイオレンスと控えめなキャラクター描写のバランスを上手く取っており、Darknessが放たれた時に感情が揺さぶられるのだ。9時間ほどのプレーの後にクレジットが流れ出した時、私もDarknessの操り人形に過ぎないことを知るJackieと同様に、誘惑に抵抗することができず、そのまま2周目に突入してしまった。

Giant Bomb 4.0/5.0

メイン・キャンペーンに掛かる貴重な時間をデベロッパーから奪った、と協力プレーのVendettasを非難することは容易だが、それは的外れだ。The Darkness IIのストーリーラインに、場違いで不必要と感じる部分は一箇所もない。サイド・ミッションで脇道にそれることもなく、ただプレー時間を長くするだけの水増しも存在しない。Digital Extremesは戦闘システムと脚本の出来に全幅の信頼を置き、その自信は決して見当違いではなかった。私自身、クリアから1時間もせずに能力を引き継いで2周目に突入していた。こんなことは滅多にない。The Darkness IIのパワーに抵抗できなかったのだ。そして、君も同じように抵抗できないはずだ。

Guardian 4.0/5.0

1作目のユニークな構成や雰囲気を懐かしむプレーヤーも多いだろうが、1作目よりもはるかに銃撃戦とスーパーパワーのバランスが上手く取れたアクション満載のシューターを作り上げたDigital Extremesは賞賛に値する。たとえ、そのスーパーパワーが主人公をモンスターに変え、人生を台無しにしてしまうとしても・・・。

1UP B/A+

The Darkness IIのキャンペーンを短く感じる者もいるかもしれないが、続編を匂わせる終わり方であるとはいえ、私はその結末に満足できた。なんにせよ、1作目のアイディアを進化させた充実の続編を提供してくれたDigital Extremesの手腕は素晴らしいものだ。Jackieのパワフルな能力は、プレーヤーに様々な戦略を試すよう推奨するもので、最終的にはあらゆるプレーヤーが独自の戦闘テクニックを見つけることができるようになっている。素晴らしいグラフィック・ノベル・スタイルと繊細で意味あるキャラクター同士のやり取りによって、世界観も見事に構築されている。The Darknessをビデオゲームという形で確立したStarbreezeの功績は計り知れないが、Digital Extremesによる本作も、1作目を進化させた傑作に仕上がっている。

Game Informer 7.5/10

コンセプト: 新たなデベロッパーとゲームプレーの方向性が描く、今は亡き恋人を嘆くJackie Estacadoの旅
グラフィック: 1作目のリアルでダークなトーンが、色鮮やかなセル・シェードに置き換えられている。前作のような不気味さは失われているが、コミック的な世界観やキャラクターの感じは良く出ている
サウンド: Jackieのマフィア仲間は極めて良く書き込まれており、声優陣も完璧な仕事でキャラクターに命を吹き込んでいる。版権音楽の巧みな使い方も雰囲気を盛り上げる
プレー性: 敵や武器の種類が少なく、素晴らしい出来の処刑にもかかわらず、テンポの速い戦闘は今一つだ
エンターテイメント性: 前作の独創性や輝きが失われている。限定されたマルチプレー・コンテンツの方が楽しめる
リプレー性: 平均的

The Darkness IIは、続編というよりも生まれ変わりといった趣だ。アクションはテンションが高く、Jackieも復讐に燃える主人公から、“Dream Weaver”を聞きながら涙を流して眠りに付くような人物に変貌している。前作との違いを見るだけでも楽しめたし、悪魔憑きヒーローが死んだ女に鞭打たれる様子も面白い。

Strategy Informer 7.5/10

1作目の魅力はそのまま維持されているが、差別化を図ろうという努力が垣間見えるのは非常に嬉しい。1作目とは確実に異なるゲームではあるが、ファンは最後まで没頭できるはずだ。物足りないボリューム、平凡なレベル・デザイン、印象の薄いボスにもかかわらず、The Darkness IIは最後まで飽きさせない。敵の大群を切り刻むのがこれほど楽しいなんて!

Destructoid 7.5/10

The Darkness IIは、短所よりも長所がはるかに多い。シングルプレーの物語には感情がこもっていて、頭蓋骨を抜き取る触手が登場しないゲームが滅多に達成できない偉業だ。比べてVendettas協力プレーは今一つ物足りないとはいえ決して悪い出来ではなく、短いが素晴らしいゲームにボリュームを追加している。

GameTrailers 7.4/10

手足がもぎれ、胴体が真っ二つに裂けるThe Darknessには、本能直撃の魅力が満載だ。悲しいかな、ゴア描写だけではプレーヤーの興味を維持することはできないのだ。結局のところ、超絶バイオレンスは流血への欲求を刺激してくれるものの、真の傑作を求める渇きを癒してはくれない。

GameSpot 7.0/10

良い点:
・Demon Arm +しかりした銃撃戦 = 楽しいひと時
・安易なショックに頼らない、一風変わった不気味な物語
・スキル・ツリーによってアクションに多様性が生まれている
・素晴らしいボイスアクトと効果音
悪い点:
・極めて短いキャンペーン
・一本道ステージと2流のAI
・手応えのないありきたりな協力プレー・ミッション

欠点と無縁ではないが、The Darkness IIの不吉な物語と気味悪いアクションは、体験する価値のある印象的な場面によって引き立っている。1作目と違ってこの続編はくよくよせずに金切り声でどなり、 Demon Armを振り回すたびにThe Darknessの声が脳内でこだまするだろう。
だがゲームを良く見てみると、The Darkness IIは他のシューターとあまり変わらない。ステージはどれも一本道で先が読め、プレーヤーを戦闘から戦闘へと誘うことに焦点を当てているため、狂気の腕で好きなように大暴れすることができる。The Darkness IIは楽しいが短く、1作目をあそこまで魅力的にしていた雰囲気や繊細なタッチが失われているという点を1作目のファンは覚えておいて欲しい。それでも、バーチャルの流血に飢えているなら、The Darkness IIは十分に期待に応えてくれるはずだ。

Video Gamer 7.0/10

良い点:
・Darknessパワーはとても楽しい
・The Darkling
悪い点:
・独創性のないステージ
・平坦なキャラクター

Starbreezeの1作目の核の部分を自らのものにしたDigital Extremesは、継続に値するシューター・フランチャイズにとって悪くない給仕となった。期待できるスタートだが、長所には漏れなく、奇妙なキャラクターや単調さといった短所が付いて回る。The Darkness IIには盛りだくさんのハートが詰まっているが、必要なのは魂だろう。

IncGamers 7.0/10

コア・メカニックを更に煮詰めていれば、The Darkness IIはより完成されたゲームになっていただろ。現状のままでは、楽しいが驚異的な作品ではない。

Eurogamer 7.0/10

その独特のスタイルにこそ、The Darkness IIをプレーする理由がある。何年もマッチョなミリタリー・シューターに占拠されてきたFPSというジャンルにも、ゆっくりと風変わりな作品が姿を現し始めている。正に温故知新。キャラクター、物語、やり過ぎなまでのコミック風味に集中することで、The Darkness IIは2008年よりも充実した作品となった。ゴアたっぷりのカスタード・スライスに過ぎないかもしれないが、試食する価値のある罪深き喜びである。