2012年02月23日(木)02時36分

Asura’s Wrath 海外レビュー

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Asura’s Wrathの海外レビューです。

  • 機種: PS3/Xbox 360
  • 開発: CyberConnect2
  • 販売: カプコン

Game Informer 8.5/10

コンセプト: 6本の腕と尽きない怒りを利用して、かつての仲間であるデミゴッドに復讐を果たす
グラフィック: キャラクターの木目効果は目を見張る仕上がりで、成層圏にまで及ぶようなスケールの大きさにもかかわらず、美しいゲームだ
サウンド: Asuraに全てが集約されている。ペースを保つバラエティ豊富なスコア
プレー性: 戦闘は比較的シンプルだが、充実感がある。レール・シューター場面が上手くテンポを変えてくれる
エンターテイメント性: Asura’s Wrathはユニークな世界観とキャラクターを提供してくれる。ド迫力の戦闘が盛りだくさんで、テンポも恐ろしく速い
リプレー性: 平均的

Asura’s Wrathは、本作が望むほど脳みそが空っぽというわけではない。ぶっ飛んだ場面と好感の持てるキャラクターに、私は笑みが漏れっぱなしだった。悲劇がテーマーなのに実に奇妙である。高い難易度が面白い物語を妨げる事のない、他のハック&スラッシュからの歓迎すべき気分転換だ。

Video Gamer 8.0/10

良い点:
・驚異的でユニークなスペクタクル
・不思議と熱中させられる素晴らしいテンポの良さ
悪い点:
・大部分は干渉すらできない
・浅い戦闘

素晴らしい部分は多々あるものの、忘れてはいけないのは、Asura’s Wrathは殆どゲームですらないという点だ。QTEや頻発する気取ったカットシーンを通常は忌み嫌っているにもかかわらず、奇妙なコンビネーションが私を口説き落とすことに成功している。本作は非常に短いゲームで、実際にプレーできるのは3分の1だけ。それだけでゲンナリするプレーヤーも多いだろう。点数を付けるのが極めて難しく、ここまで賛否が分かれるゲームはそうないはずだ。プレーしながら必死で意見をまとめようとしたが、頭の中を駆け巡っていた一文は「Asura’s Wrathは絶対にプレーすべきゲームだ」というものだった。

ゲームの出来に関わらず、そしてこれがゲームかどうかも関係なく、ただAsura’s Wrathをプレーすべきだ。それが全てを物語っているだろう。

Eurogamer 8.0/10

Asura’s Wrathは、リズミカルで珍しく手軽なアクションで、ジェットコースター、アニメ大作、ストレスボールから成り立っているゲームだ。ビデオゲームの定義を拡大解釈しすぎな感はあるが、同時に腹を立てるのも難しいだろう。

IncGamers 8.0/10

一部の人々が本作を愛する理由が、他の人々にとっては本作を嫌う理由になるという、Asura’s Wrathは間違いなくそんなゲームだ。私自身は、この狂気を存分に楽しむべきだと言いたい。QTEやカットシーンだらけのゲームに対する嫌悪を捨てるのだ。アニメが好きな人間にとっては傑作になる可能性を秘めている。私が良い例だ。

IGN 7.5/10

プレゼンテーション 9.5: スタイル的には欠点が見当たらない。ユニークかつ奇妙、突き抜けたぶっ飛び具合で、目を見張る出来だ
グラフィック 9.0: アニメーションとシネマトグラフィーは正に最高峰
サウンド 9.0: スコアはアクションにマッチしているし、日本語も英語も声優陣の仕事振りは素晴らしい
ゲームプレー 6.5: ゲームプレー自体の出来は良いが、問題はゲームプレーが殆どないことだ
寿命 4.0: プレー中どれだけ楽しかろうが、6時間のゲームにフルプライスは受け入れがたい

ここまで斬新な試みにトライしたAsura’s Wrathの勇敢さを称えずにはいられない。全く新しいタイプのインタラクティブ・アニメを目指し、大成功を収めている。だが、実際のコンテンツがここまで薄いゲームにフルプライスを支払うというのは、正当化するのが難しい。中身よりもスタイルというゲームであり、6時間に及ぶ驚異的なスペクタクルに収められたゲームプレーの少なさには、騙されたと感じるプレーヤーもいるはずだ。唯一無二の体験なので確実にプレーすべきゲームではあるが、お金を払う前にどんなゲームなのかは心に留めておくことだ。

Metro GameCentral 7.0/10

良い点:
・驚異的な演出と、ゲーム史に残るカットシーンとボス戦
・素晴らしいアート・デザイン
・暴力的な接触を感じさせる戦闘
悪い点:
・最高のエピソード2つは既に体験版に収録されている
・極めて短く、リプレー性もない
・底の浅いゲームプレーとプロット

素晴らしく想像性に富み、美しく演出されたインタラクティブ・アニメだが、その短さにも関わらず、十分な驚きを提供できていない。

TheSixthAxis 7.0/10

良い点:
・溢れんばかりのアクション
・ゲーム史に残る壮大な戦闘
・今までに体験したことがないようなゲーム
・地球よりも巨大な敵
・SFとファンタジーを融合させた優れた物語満載のノンストップのアクション、
・アニメーションとゲームプレーをブレンドしたインタラクティブ体験
悪い点:
・カットシーンと戦闘、QTEしか存在しない
・クリア後にすることがない
・最後墓ならずBurstゲージをチャージして使用する終わり方
・QTEが嫌いなら、1分たりともプレーできないだろう
・道筋は完全に決められており、道草を食うことは許されない

Asura’s Wrathは駄作になる可能性もあった。実際、ある意味では駄作である。探索もできないし、収集要素もアップグレードもなく、一本道を超越したスクリプト・ゲーム。とはいえ、そうした要素は普通のゲームにも存在する要素だが、Asura’s Wrathは普通のゲームではない。端的に言って、プレーヤーはAsura’s Wrathの巨大さに驚嘆するだろう。素晴らしい舞台設定での優れた物語以外にも、全てが上手く機能している。

間違っても素晴らしいゲームというわけではないが、良く出来たインタラクティブ作品であり、この斬新なアプローチは6本腕を挙げて歓迎したい。

Strategy Informer 7.0/10

決してアクションでプレーヤーを釘付けにするゲームではないとはいえ、Asura’sのストーリーラインには他のタイトルよりもはるかに魅力とスペクタクルに満ち溢れているのは確かである。悲劇や贖罪、怒りといったテーマは決してユニークなものではないが、開発陣は素晴らしい仕事振りで、最後まで充実したプロットとビジュアル・スタイルを作り上げている。物足りなさを感じる可能性も非常に高いとはいえ、このフォーマットを予定調和なジャンルに求められていた新鮮な息吹と感じるかもしれない。

Push Square 7.0/10

体験版をダウンロードしよう。その内容、ゲームプレーの分量が気に入ったのなら、Asura’s Wrathは君のコレクションに加える価値があるかもしれない。Asura’s Wrathは確固たる決意でゲームの限界に挑むことで、有無を言わさぬ、時として爽快なゲームに仕上がっている。とはいえ、僅か6時間ほどの長さ(全エピソードでSランクを目指し、全てのカットシーンを再び見た場合は、そこに数時間プラスされる)で、ゲームプレー自体はさらに少ないのだから、フル・プライスでは少々厳しいと言わざるをえないだろう。

Destructoid 5.0/10

Asura’s Wrathは、素晴らしいアニメか驚異的なビデオゲームになる可能性を秘めていた。しかし、そのどちらにするのか決めることが出来ず、両方を盛り込んだため、継ぎ接ぎが目立つ雑なゲームに仕上がってしまった。ゲームというよりもコンセプト集といった感じで、箱の中にコンセプトを放り込んで振り回し、何か傑作が飛び出てくるよう祈ったかのようだ。残念ながら、しっかりと練られた要素は何一つ存在せず、スペシャルでユニークなゲームに仕上げようという試みも空回りに終わり、中途半端なアイディア集に落ち着いている。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Asura’s Wrath