2012年03月10日(土)20時12分

XCOM: Enemy Unknown プレビュー

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XCOM: Enemy Unknownの最新プレビューがGameSpotに掲載されています。

1人称シューター版XCOMはPCクラシックのファンから冷遇されているかもしれないが、このストラテジー・リメイクは暖かく迎えられている。だが、その分期待も大きいし、崇敬されるオリジナルに近いゲームであることがそうしたファンの好意を生んでいる場合、どれほど独自性を出すことが可能なのだろうか?

XCOM: Unknown Enemyは、少なくともオリジナルに極めて近い形からスタートした、とアソシエイト・プロデューサーのPete Murray氏は語り、そこからCivilizationで有名なFiraxisが思い描くリ・イマジネーションへと進化していったという。その結果、伝統的な基地構築とターン制戦術アクションからなる、馴染み深いリメイク作品に仕上がっているように見える。

Time Unitの削除

アイソメトリック視点と戦場の視界を遮る戦場の霧はオリジナルそのままだが、各ターンごとの兵士の行動回数を決めるTime Unitはなくなり、移動や能力の使用にはよりシンプルなオプションが採用されている。

刷新された基地

XCOMの本部では、研究と開発が重要になるのは今までと変わらないが、基地自体は準軍事的おもちゃの家のハイテク版のような見た目になっている(Firaxisは蟻の巣と呼んでいる)。様々な部屋や研究室が延々と連なり、正面の壁が排除された状態で、帰還した兵士たちが作業をしたり、くつろいだりする様子を見ることができる。

ここは同時にメニューの役割も果たしていて、研究オプションを選ぶと蟻の巣視点からサイエンス・ラボにズームされるし、新たな技術の開発にはエンジニアリング・ベイ、兵士のカスタマイズやトレーニングには兵舎がそれぞれ大きく表示される。戦闘ミッションに戻る場合は、光る地球儀が設置された作戦会議室にズームすれば良い。

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毎月の予算

オリジナルと同じく、予算は30日ごとに提供され、回収したエイリアン・テクノロジーを売却することで収入を増やすことも可能だが、エイリアンの武器を怪しい商人に売ってしまうと、自分たちのテクノロジーを進化させることができなくなってしまうという弊害がある。

ジオラマ風のXCOM基地は、兵士たちのアート・スタイルと良くマッチしている。戦闘レイヤーでは、4人の兵士たちがクッキリとした見やすいシルエットで表示される。Firaxisはこれをアクション・フィギュア・スタイルと呼び、遠目でも各兵士のクラスが判別できるようになっている。

アクション・フィギュア・スタイル

今回我々が見ることができたターン制コンバットは、アメリカのガソリン・スタンドを舞台にした夜のミッション。Heavy Weapons、Assault、Sniper、Supportからなる4人の兵士が、少数のグレイ・エリアンの殲滅に乗り出すミッションだ。兵士たちは移動するたびに巧みに付近の遮蔽物(駐車された車や柱)に身を隠す一方、スケルトン・スーツに身を包んだSniperは、戦場を見渡せる屋根の上によじ登る。通常はアイソメトリック視点を維持するカメラも、各ユニットの動きがハッキリ見えるようにズームされる。

車の陰に隠れたエイリアンに対し、兵士たちは制圧射撃やグレネード攻撃といったアクション・メニューから選択できるクラス固有の能力を展開。敵が身を隠す車も爆破することが可能だ。オリジナルにあったオーバーウォッチ能力も健在で、兵士の視野にエイリアンが入った場合、敵のターン中でも攻撃をしてくれる。

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自動生成ステージの削除

オリジナルのように自動生成ではなく、Enemy Unknownのステージは全てハンドメイドとのことだが、2周プレーしても同じステージに出くわす事はないほど豊富な数のステージが収録されているという。さらに、ステージはどれも多層式で、ちょっとした広場とよじ登れる建物の屋上くらいしかないガソリン・スタンドは、ゲーム中でももっと平坦なステージ構成とのことだ。

破壊環境

回り込んでエイリアンを追い詰めた兵士たちが近くのダイナーまで移動すると、戦争の霧が晴れてエイリアンの姿が確認できる。Supportクラスの兵士にとっては不運なことに、本作では破壊環境が大きな役割を果たしている。Support兵士がダイナーの壁に忍び寄ると、巨大なエイリアンが壁をぶち破り、1回のターンで兵士を殺してしまう。

Assaultクラスの兵士は、エイリアンによって大きな穴が開けられた屋上へとなんとかよじ登ることができた。Assault兵士によるラン・アンド・ガン攻撃、戦略的に配置されたSniper兵士、Heavy Weapons兵士によるロケットランチャー攻撃のコンビネーションによって、エイリアンたちは次のターンには全滅していた。

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死は永遠

Support兵士Asher “Angel” Friedmanにしてやれることは何もなかった。XCOMお馴染みの死んだらそれっきりというシステムは健在なのだ。基地はしっかりとメモリアル・ホールが設置されていて、地球を守るために命を捧げた兵士たちに敬意を払うことができる。

XCOM 対 XCOM

アソシエイト・プロデューサーPete Murray氏は、XCOM: Enemy Unknownを「1作目のXCOMの作り直し」と呼んでいるので、続編で取り入れられた要素は期待しない方が良いだろう。だが、2Kが準備中のもう一つのXCOM、2Kマリン手掛ける1人称シューターはどうだろうか?2本のXCOM作品がこれほど短い間にリリースされる(FPSは2013年で、このストラテジーはこの秋)のだから、何らかのクロスオーバーがあると考えるのは自然なことだが、Murray氏によると、この2本はそれぞれが単体のゲームとのことだ。

Pete Murray: FPSとストラテジーは、それぞれ別のユニバースに存在するんだ。2Kマリンとは連絡を取り合っているとはいえ、テーマ的には完全な別の作品だよ。

[ソース: GameSpot]