2012年03月21日(水)14時54分

Biohazard: Operation Raccoon City 海外レビュー

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  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: Slant Six Games
  • 販売: カプコン

Biohazard: Operation Raccoon Cityの海外レビューです。

GameShark B/A+

Biohazard: Operation Raccoon Cityは決して真のBiohazard最新作ではないが、同じユニバースを舞台とした上出来の3人称カバー・シューターだ。確かに、シリーズらしさにはムラがあるし、仲間と上手く連携しない限りLeft 4 Deadほどは楽しめないが、全体的には楽しいスピンオフだ。

Destructoid 7.5/10

Biohazard: Operation Raccoon Cityは貧弱なデザインに足を引っ張られているし、往々にして目標とするスタイルを実現できていないように見えるが、ハードコアな体験を求める向きは満足できるはずだ。象徴的な架空のカタストロフを舞台にした手応えのあるジェットコースターとして、Raccoon Cityはストレスフルな叫びに分断された暴力的な楽しい時間を提供してくれるだろう。純粋なサバイバル・ホラーやBiohazard 4に匹敵する体験を求めているなら、シリーズで最も典型的なシューターである本作には失望することだろう。

とはいえ、ただ殺し合いがしたいだけのゲーマーには、上質の現実逃避が待っている。

G4TV 3.5/5.0

良い点:
・LickerやTyrantなどが懐かしい
・極めて良く出来たマルチプレー
・Umbrella視点でのプレーは非常に楽しい
悪い点:
・奇妙なボタン配置がスムーズなゲームプレーを妨げる
・キャンペーンは出だしが良くない
・画面分割がないのは時代遅れに感じる

Raccoon Cityはアイデンティティの危機に陥ったゲームで、過去作の要素を残しながら、伝統的な3人称シューターの要素を取り込もうとしている。ヘルス・パック・システム、ムラのあるカバー・システムや二流の打撃攻撃システムといった要素が、本作の足を引っ張っている。しかし、装備やインベントリーを簡素化したのは喜ばしいことだし、直感的だ。結局のところ、本作はBiohazardブランドの名前を借りた、平凡なゲームである。

とはいえ、最高のマルチプレー、ゾンビと現代戦の融合、HDで堪能できるRaccoon Cityの感染の模様など、独自の魅力もある。荒削りなスタートになったが、シリーズのファンならコレクションに加えるべきだろう。

Game Informer 6.0/10

コンセプト: SOCOMのデベロッパーが見掛け倒しのゲームプレーでRaccoon Cityを汚染
グラフィック: キャラクター・モデルの殆どは美しいが、環境は平凡で退屈
サウンド: 効果音はシリーズにフィットしているが、シリーズで最もつまらないスコアだ
プレー性: シューティング自体は悪くないが、それ以外のほぼ全てが酷い
エンターテイメント性: シューター・ファンはとっ散らかったゲームプレーに失望するだろうし、Biohazard神話のいい加減な扱いはシリーズのファンの怒りを買うだろう
リプレー性: 低い

UmbrellaはRaccoon Cityを恐ろしいクリーチャーでいっぱいにしたが、SlantSixもまたこの名高い街を汚染した。バグだらけのAi、ぎこちないゲームプレー、消滅する床といった酷いバグに耐えなければならないのだから、この街への再訪をお勧めするのは難しい。私と友人は、何もない穴に落ち続けたせいで、何度もミッションをやり直す羽目に陥った。オンライン・プレーすら、Biohazardブランドの出来損ない実験をチェックする十分な理由にはならないだろう。

TheSixthAxis 6.0/10

良い点:
・良く出来たシューティング・メカニック
・豊富なアンロックとアップグレード
・Biohazard世界を悪役の視点で探索できる
・クリーチャーが興味深い深みを加えている
悪い点:
・平凡なグラフィック
・弱い打撃攻撃
・改善が必要なカバー・システム
・オンラインに問題あり
・マップ数が少ない

Biohazard: Operation Raccoon Cityは決して悪いゲームではない。Nemesisといったお気に入りの敵と戦えるのは本当に面白いアイディアだし、常にゾンビの脅威に晒されているというのもスリリングだ。とはいえ、マルチプレー・モードはどれも飽きるのが早いだろう。どのモードも似たりよったりだし、マップ数も数えるほどしかない。

ZipperがMAGでしたようなサポートをカプコンが継続すれば、良いゲームになれるかも知れない。今はまだ、そこまで達していない。

IncGamers 5.0/10

Biohazard: Operation Raccoon Cityは我々が知っているBiohazardではない。別物になろうとすること自体は良いのだが、上手く行っていないのだ。キャンペーンは酷い出来だし、単調で物語にも面白味が全くない。4人でプレーすれば、殆どの協力プレー・ゲームと同じくらいは楽しめるが、汗水流して稼いだお金を費やすなら、他にもっとマシな選択肢が存在する。

掃いて捨てるほどお金が余っていて、Umbrella、Raccoon City、T-virus関連にとにかく飢えているのでもない限り、感染しないようできるだけ離れているのがベストだろう。

GameSpot 4.5/10

良い点:
・シリーズの出来事を違う視点から見ることが出来る
・対戦は短時間楽しめる
悪い点:
・根本的な問題を抱えたカバー・システム
・やたら固い敵と銃弾の少なさのせいで退屈な戦闘
・楽しさを削ぐ細かな欠点

盛りだくさんの銃と特殊能力は、Raccoon Cityを故郷だと感じているシューター・ファンを引き寄せるのにピッタリかも知れないが、この故郷はボロボロだ。Biohazard最新作はLeft 4 Deadを狙っているが、ウィットも正確性も全く足りていない。他のマルチプレー・シューターはリプレー性を重視しているが、本作の協力プレー・キャンペーンはプレーヤーを遠ざけるものだ。収集要素のために舞い戻るにしても、楽しくないのにまたプレーする理由がどこにあるのか?本作における多くのゲーム・デザインのように、筋が通らない。

IGN 4.0/10

プレゼンテーション 2.0: 全く考え抜かれていない酷い物語と個性のないキャラクターに苦しめられている。アクション演出は印象に残らないし、ムードの欠片もない
グラフィック 6.0: Heroesモードにおけるお馴染みのキャラクター・モデルなど、グラフィックは決して悪くはない。だが、見ていて面白い物が何にもないのだから、どうでもいいだろう
サウンド 4.0: 音楽はトーンを定めることができていない。お馴染みの効果音は当然ながらクールだが、この酷いスピンオフには殆ど場違いに聞こえる
ゲームプレー 3.5: ひたすら酷いAI、バランスの崩壊した敵、ぎこちないエイミング、酷い出来の引っ付くメカニックのせいで、素晴らしいはずのコンセプトがボロボロに
寿命 4.0: 4つのマルチプレー・モードのお陰で短いキャンペーンも気にならないが、ゲームプレーがここまで酷いのだから、無理して長くプレーする理由は何もないだろう

本作のポテンシャルの高さを考えると、その殆どが実現していないのは実に残念だ。これがBiohazardであることをすっかり忘れてしまっていたため、William Birkinといった名前が出てきたり、馴染み深いハーブを拾う効果音がするたびに、本気で驚かされた。酷いAI、味気ないロケーション、全く存在しないムードや印象的なキャラクターのせいで、素晴らしいスピンオフになりえた作品が台無しとなっている。結局のところ、Operation Raccoon Cityは劣化版SOCOMであり、ボロボロのBiohazardである。

Video Gamer 4.0/10

良い点:
・クールなBiohazardネタが満載
悪い点:
・意味がない部隊メカニック
・退屈なレベル・デザイン
・薄っぺらで安っぽく感じる

シリーズの人気を考えると数多くのゲーマーが本作をプレーするだろうが、Biohazard: Operation Raccoon Cityをプレーする場合は、必ず君と同じくらいこのユニバースが好きな友人3人と一緒にプレーすること。周囲との干渉と同じボタンを使用するため、何度もグリーン・ハーブに向かって飛んでしまうダイブ機能や、PS1ゲームのようなボス戦、そして酷い台詞と物語に耐えることができるなら、最後までは飽きない程度のBiohazard内輪ジョークを楽しめるだろう。だが、何があろうとも決して1人でプレーしてはいけない。3人のAIと共にプレーすると、Biohazardとは思えないほど酷いことになる。

Eurogamer 4.0/10

欧米デベロッパーと手を組むカプコンの実験の最新作が、このOperation Raccoon City。Bionic Commando、Dark Void、Dead Rising 2といった過去の実験は賛否両論だったが、本作は最も哀れな結果に終わっている。Slant Sixは、この素晴らしいフランチャイズを明らかに持て余している。ブランド力のお陰である程度の売り上げ、恐らく数百万は確実だろう。そして本作を買ったユーザー全てにとって、Biohazardという名前は少々輝きを失うはずだ。

Joystiq 2.0/5.0

結局、Biohazard: Operation Raccoon Cityは私の期待を全て裏切り、Biohazardの名前だけに期待を寄せた平凡なシューターに仕上がっている。シリーズ最高の舞台設定を完全に無駄にしていて、プレーヤーは味気ない地下施設から人気のない通りで、退屈な戦闘を強いられる。

Cheat Code Central 2.0/5.0

グラフィック 2.5: Biohazard 5のグラフィック・エンジンの大幅な劣化版のようだ
操作性 1.7: 操作性は堅苦しく、キャラクターの動きは遅く、難易度は超簡単から理不尽な難しさへと大きく跳ぶ
音楽/効果音/ボイスアクト 2.0: サウンドトラックとボイスワークは印象に残らない
バリュー 2.1: プレーし始めた頃は多少楽しめたが、それもすぐ消え去った

カプコンは得意なことに専念すべきだろう。サバイバル・ホラー?問題ない。アクション・ゾンビ・シューター?ああ、上手く行くかもしれない。Wiiのオンレール・シューターですら本作よりもはるかに楽しいのだ。ただ、部隊制シューターだけは2度と作らないでくれるかな?

Digital Spy 2.0/5.0

Operation Raccoon Cityはこれまでと一味違うBiohazardゲームで、部隊戦に焦点を置き、ちゃんとしたゾンビが復活している一方で、無数の欠点を抱え、ポテンシャルを活かしきれていない、方向性を見失った古臭いシューターだ。3人の友人とプレーすればある程度は楽しめるが、Biohazardクラシックとは到底呼べない代物だ。

Games Radar 3.0/10

良い点:
・バラエティ豊富なクラス・スキル
・馬鹿なAIを笑える
・クリアして2度とプレーしない
悪い点:
・カバー・システム
・誰かを蘇生させようとして武器を拾ってしまう
・本作を買ってしまった自分

Biohazard: Operation Raccoon Cityを「勿体無さが残るゲーム」と評するのは、かなり控えめだ。机上では、あらゆるゾンビ・シューター・ファン垂涎のBiohazard風Left 4 Deadにもなりえたのだが、本作はValveの傑作ゾンビ・シューターと同じ文脈で語るに値しないだけでなく、酷いデザイン・チョイス、ストーリー上の躓き、技術的な問題点のせいで、現時点でBiohazardシリーズ最悪のゲームとなっている。

Strategy Informer 3.0/10

Biohazard 2のLickerは、たった1体であっても私の体の隅々まで恐怖心を植えつけた。Operation Raccoon CityではLickerの大群に遭遇するが、心臓が喉から飛び出るほど激しく高鳴るようなことは一度もなかった。恐怖、緊迫感の巧みな使い方、そして何よりも繊細さはここにはない。所詮Biohazard 6までの繋ぎとはいえ、カプコンは随分と酷い仕事をしてくれた。Biohazardはかつて、誰もが尊敬するトレンドを生み出すフランチャイズだったのだが、今ではそのアイデンティティもすっかり解体されてしまった。11月のナンバリング最新作が、このシリーズをゾンビのように生き返らせてくれることを願おう。