2012年04月15日(日)14時30分

Legend of Grimrock 海外レビュー

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  • 機種: PC
  • 開発: Almost Human
  • 販売: Almost Human

Legend of Grimrockの海外レビューです。

Destructoid 9.5/10

Almost Humanは賞賛に値する。レベル・デザイン、敵の配置、そしてパズルに至るまで、全てが緻密に構築されている。理不尽に感じるパズルも存在するが、素晴らしい体験を阻害するものではない。Legend of Grimrockのようなゲームにはなかなか出会えない時代だが、これほど高品質のゲームがあるなら、他には必要ないだろう。

あ、頻繁にセーブすることを忘れずに。

GameSpy 4.5/5.0

良い点:
・昔気質のRPGの魅力を全て捉えている
・素晴らしいパズル
・緊迫感を演出する素晴らしい雰囲気
悪い点:
・昔気質のRPGのウザさを全て捉えている
・限定されたリソースにはイライラさせられるかも
・魔法でポーションを作れない

Legend of Grimrockが素晴らしいのは、クリア後にも数多くのパズルや財宝が、手付かずのまま残されることになるであろうところだ。パーティー・ビルドやダンジョン住人の限界を試したりといった、やり込み要素が詰まっている。それに、それほど長くもない(私はクリアに34時間ほど掛かったが、これは異なるキャラクターを試したり、トラップで実験したり、何箇所かで詰まったりしたせいだ。集中してプレーすれば15時間程度でクリアできるだろう)。Legend of GrimrockはAlmost Humanによる強力なデビュー作で、追加ダンジョンやMODが待ち切れない。

YouGamers 91/100

美しくムード満点で、思いっきりオールド・スクールなダンジョン潜りゲームであり、ジャンルの古典を正確に表している。ゲームプレーはシンプルかつロジカル、難易度は適切で手加減することもない。にも拘らず、決してプレーをやめることはできないだろう。お勧めだ。

Gaming Trend 88/100

良い点:
・ダンジョン潜りゲームの新作
・難しいが公平なパズル
・成長の手応えが感じられる
・オートマップをオフにできるのはハードコアなゲーマーには嬉しいだろう
・クラシック群に忠実でありながら古臭さを感じさせない
悪い点:
・魔法の使用法はもっと簡単にできたはず
・メイン・クラスが3つしかない

古典的なダンジョン潜りゲームのファンなら、Legend of Grimrockを気に入るだろう。Dungeon MasterやEye of the Beholder、Ultima Underworldおいったゲームへトリビュートを捧げたゲームであり、自由に動ける戦闘や手強いモンスターは最近のゲームには珍しいほど難易度が高いが、決して理不尽に感じることはないだろう。慎重に戦略を練り、周囲の環境を巧みに活用し、適切な準備を整えれば、殆どの戦闘に勝利できるし、達成感を感じることができる。膨大な数のパズルは頭を使わされるが、観察力があれば解決法はちゃんと提示されている。レビュー執筆時点で16時間ほどプレーしているが、まだレベル9のダンジョンにしか到達していない。あとどのくらいレベルがあるのか分からないが、僅か14.99ドルという価格は文句なくお得だろう。

IGN 8.5/10

プレゼンテーション 8.5: シンプルで柔軟なインターフェースのお陰で、グループ管理や戦闘がやりやすい
グラフィック 8.5: ディテールに凝ったダンジョンとクリーチャー・デザインが素晴らしい雰囲気を作り出している
サウンド 8.0: 繊細だがパワフルなサウンドの使い方がダンジョンに命を吹き込んでいる
ゲームプレー 9.0: エキサイティングな戦闘と考え抜かれたパズルのバランスが良く、開かれた探索は驚異的
寿命 8.5: 様々なパーティーの組み合わせや隠し要素のお陰で、何度も舞い戻ることになるだろう

ゴージャスな輝きと素晴らしい空気感を持つLegend of Grimrockは、初期のPCゲームへの堂々たるオマージュだ。初期のダンジョン探索ゲームを始めてプレーした時の興奮を蘇らせる作品である。これほど古風なゲーム・デザインを新鮮で楽しく感じさせながら、同時にノスタルジアを喚起するゲームに仕上げた開発チームの職人技には実にマジカルだ。だがより大切なのは、巧みに構築された危険なダンジョンが、プレーヤーを謎めいた領域へと引き込んで離さないところだろう。

Game Informer 7.25/10

コンセプト: 現代のテクノロジーを使って、所期の西洋RPGの主流だった1人称ダンジョン潜り体験を再現
グラフィック: 4人で開発しているので多くのアートが使い回しなのは致し方ない。恐ろしいダンジョン環境を作り出す光と影の使い方は巧み
サウンド: 忍び寄るモンスターに耳を済ませるというのは、緊迫感がある
プレー性: 昔気質のマウス主導操作を採用したのは賞賛に値するが、キーボードのショートカットがもっと使えれば尚良かった。少なくともオートマップはある
エンターテイメント性: 戦闘を切り抜けるには我慢強さが不可欠だが、脳みそを試されるパズルが補ってくれる
リプレー性: 低い

Legend of Grimrockは、私と同世代のゲーマーのノスタルジアを喚起するゲームで、プレーヤーの期待を裏切らない。手抜きのモンスター・デザインは退屈でメカニックを悪用したプレーヤーの行動を推奨するもので、これはパーティー制RPGの世界では重罪だ。PCのRPGに恋したそもそもの理由である戦略的戦闘を再現することに失敗している点には怒りを感じるが、プレーヤーの知性に敬意を払ってくれるパズルは素晴らしい出来。どちらの意見に傾くかで、15ドルの価値があるかどうかが決まるだろう。

Edge 7.0/10

独立した作品として、Legend Of Grimrockは成功を収めている。自らのアイドルを再現し、ノスタルジアという善意の掃き溜めをがぶ飲みする作品だ。そのネタ元ほどの強烈なインパクトはないが、シンプルで魅力的、時に困惑させられるアドベンチャーに仕上がっているし、新参者を引き付ける魅力に溢れている。