2012年04月23日(月)22時05分

魔界戦記ディスガイア3 Return 海外レビュー

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  • 機種: Vita
  • 開発: 日本一ソフトウェア
  • 販売: 日本一ソフトウェア/NIS America

『魔界戦記ディスガイア3 Return』の海外レビューです。海外タイトルは『Disgaea 3: Absence of Detention』。

IGN 8.5/10

プレゼンテーション 9.0: ギミックではない良くできたタッチ操作。オリジナルには未収録の豊富なボーナス・コンテンツ
グラフィック 7.5: ピクセル・アートはオリジナルと同じだが、小さな画面に映える出来。物語場面のアニメ・アートは最高
サウンド 7.5: ファンにお馴染みの音楽。日本の吹き替えが収録されているのも嬉しい
ゲームプレー 8.5: 延々とプレー可能な奥が深く中毒性のあるストラテジー
寿命 10: 全てのアイテムにはランダム作成ダンジョンがあり、レベル上げが可能

『Disgaea』の面白さに触れたことがないストラテジー・ファンから、PS3で既にプレー済みのシリーズ・ファンまで、『Disgaea 3』は極めてお勧めのVitaソフトだ。ゲームのアイテム世界へのアドベンチャーを活かしたシステムだし、ピクセル・アートも小さい画面なら許せるかもしれない。どのハードだろうと本作は素晴らしいターン制ストラテジーであり、退屈な説明が多すぎるとはいえ、末永くやり込めるゲームだ。

GameSpot 7.0/10

良い点:
・奥が深いターン制戦術的戦闘
・最高のキャラクターだらけの笑える物語
・長く遊べるボリューム
悪い点:
・メカニックの説明が下手
・地味にイライラするカメラ

SlayStation Portableを持つMaoと違い、『Disgaea 3』を何百万時間も楽しむのは無理だろうが、レベルの上限が9999で、無数の別エンディングや他のシナリオも考慮に入れると、かなり良い腺は行っているだろう。その入り組んだ戦闘システムを初心者にも優しくできなかったのは残念だが、時間をかけて習得するのが苦でないなら、『Disgaea 3』は学校をサボるちょうど良い言い訳になる。だが、人間の子供たちは学校に行かないと駄目だぞ。

Games Radar 6.0/10

良い点:
・戦略を練る
・新たなゲームプレーへの調整
・キャラクターの成長
悪い点:
・無個性のキャラクターと物語
・レベル上げ
・奇妙な背面タッチ画面

熱心な『Disgaea』ファンなら、本作を大いに気に入るはずだ。とはいえ、携帯機用の出来の良い日本製タクティカルRPGを探しているなら、注意が必要だろう。『Disgaea』独特の魅力に溢れているものの、生気の感じられないキャラクターや退屈な物語、奇妙な操作体系が足を引っ張っているのだ。大きく前進すると同時に、ゲームを進めるにつれ、いくらか後退してしまうゲームだ。『Absence of Detention』は決して話題を独占するようなVita作品ではないかもしれないが、ストラテジー・ファンなら楽しめるだろう。シリーズの他の作品と同じくらいの輝きさえあれば良かったのだが。

RPG Fan 84/100

良い点:
・クリア後も存分に楽しめる楽しいゲームプレー
・全てのDLCが収録済み
・優れたボイスアクトと2Dアートワーク
・ポータブル!
悪い点:
・古臭いグラフィック
・一部の音楽とボイスが今一つ
・出だしが弱い

『Disgaea 3』は、シリーズが嫌いな人間を心変わりさせることができるゲームではないし、既にPS3版をプレー済みなら、また買う理由もないだろう。ユーモアもシャープさを欠いており、私のお気に入りでもない。出だしも良くないだろう。そうした要因がありつつも、最後には本作を楽しむことができた。ゲームプレーは相変わらず楽しいし、過去作にはない独特の魅力があるのだ。技術的にもなんら問題のないPS3からの優れた移植作であり、ボーナス・コンテンツも盛りだくさん。メイン・ストーリーだけをやるにせよ、クリア後もやり込むにせよ、『Disgaea 3』は長く楽しめる作品である。携帯機なので、数分だけレベル上げのには最適だ。このレビューを執筆している現時点ですら、私は気晴らしにクリア後のコンテンツに取り掛かっている。何よりも重要なのは、VitaのJRPGで欧米発売されるのは『Disgaea 3』以降はほぼ皆無で、ありがたいことにそれが良作であるという点である。

PSX Extreme 7.7/10

ジャンルのファン以外にはそれほど魅力的ではないとはいえ、『Disgaea 3: Absence of Detention』は概ね期待通りのゲームだ。特に細かな説明もなく放り出されるし、カメラは相変わらず奇妙、タッチ画面機能はクールだが、長い目で見ると大した意味は持たない。それらを除けば文句なくお得なゲームなので、近く旅行をする予定で、自由時間が余っているなら、本作が最適だ。ただ、病み付きになるかもしれないので、睡眠不足にだけは注意すること。

RPGamer 3.5/5.0

良い点:
・PS3版から何も失われていない
・PS3版のDLCを全て収録
・面白いゲームプレー調整
・最高のレベル・デザイン
悪い点:
・随分と古臭く見えるグラフィック
・無意味なVita固有のフィーチャー

『Disgaea 3: Absence of Detention』はPS3版の優れた移植作だ。ゲームプレーに興味深い調整を加え、物語場面のルックを改善。ゲームプレー部分のグラフィックは改善されていないので、すべてが最高というわけではないし、Vitaで追加されたタッチ操作とGPS機能はほぼ無意味だ。ボリューム満点のストーリーとクリア後の追加チャレンジ、豊富なオプションなど、実に盛りだくさんのパッケージである。

TheSixthAxis 8.0/10

良い点:
・最高のゲームプレー
・風変わりなユーモアとキャラクター
・メイン・キャンペーン終了後もやることが山ほどある
悪い点:
・インゲーム・グラフィックが古臭い
・物語の展開が遅い
・PS3版所有者にはお勧めできない

『Disgaea 3』は、よっぽど好きでしょうがないというのでもない限り、PS3版をプレー済みの人にはお勧めできない。だが、シリーズ初心者なら、取っ付きの悪い序盤を乗り切れば、大いに気に入るはずだ。確かにビジュアルは古臭いし、物語もシリーズ最高というわけではないが、ゲームプレーは輝いているし、Vitaに最適である。

Push Square 8.0/10

『Disgaea 3: Absence of Detention』ほど、奥の深い戦闘やオフビートなストーリーテリングを実現したストラテジーは殆ど存在しない。細かな不満点は点在するものの、やりがいと楽しさが詰まった作品に仕上がっている。新規ユーザーにはあまり優しくないとはいえ、長年のやり込み派ストラテジー・ファンなら、その魅力的なストラテジー・ゲームプレーを末永く楽しめるアドベンチャーだ。