2012年04月26日(木)16時30分

The Walking Dead: Episode 1 海外レビュー

ダウンロード配信ゲーム、『The Walking Dead: Episode 1 - A New Day』のレビューです。

  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: Telltale
  • 販売: Telltale

IGN 8.5/10

プレゼンテーション 9.0: 『A New Day』と題されたエピソードは、クールな瞬間としっかりと描かれたキャラクター満載の最高の物語だ
グラフィック 8.5: シャープなエッジを持つアートは細かなディテールはぼやけているが、全体的にコミック風味はカラフルで魅惑的。美しいゲームだ
サウンド 8.5: 最高のボイスアクトがキャラクターに命を吹き込んでいる。とはいえ、台詞が不安定といった問題点も抱えている
ゲームプレー 8.5: 新たな操作体系は取っ付き易く、楽しい。パズルは少ない。インタラクティブ・グラフィック・ノベルといった感じで気に入った
寿命 8.0: 他の展開を見るために2度プレーした。真の価値は、他のエピソードをプレーして、自分の選択が結果を変えるかどうかにある

『The Walking Dead』は最高のスタートを切った。真実味のあるキャラクターと美しいグラフィック。確かに、アドベンチャー・ゲーム好きが愛するパズルは殆どないし、オーディオにはバグがあるが、5エピソードの掴みとして、『The Walking Dead: Episode 1』はファンの期待に見事に応えている。

GameTrailers 8.2/10

人間とゾンビ両方の強力なキャラクター・モデルはコミックを彷彿とさせ、独特の感覚を強めている。とはいえ、アニメーションは少々奇妙で、質の低いテクスチャも目に付くし、環境には活気がない。ディテールは、スクリプト演出のために温存してあるというわけだ。ボイスアクトも素晴らしく、そして単体の作品としても機能するコミックの前日譚を成り立たせている。Glenはドラマ版とは少し違うかもしれないが、声優は胸を張ってGlenを演じ切っている。『The Walking Dead』の最初のエピソードは、僅か数ドルでありふれたゾンビ物を新鮮で興味深い視点から体験させてくれる。

GameSpot 8.0/10

良い点:
・引き込まれる物語、最高峰のキャラクターと台詞
・最高のスタイリッシュなアートワーク
・パニックを誘発するクレージーなアクション・シークエンス
悪い点:
・底の浅いゲームプレー
・多くの場面でカメラ・アングルが制限されすぎている

Telltaleによる『Walking Dead』シリーズは、『A New Day』で素晴らしいスタートを切った。これはゲームというよりも物語なので、ゾンビの大群から逃げたり、戦ったり、会話したりする簡単な数時間だ。だがそのアプローチは見事に機能していて、過酷なキャラクター主導型コミックをベースに、Left 4 DeadやDead Islandのような大騒ぎゾンビ・ゲームとの差別化となっている。ゾンビを退治したりパズルを解いたりするだけでは決してありえないほど、キャラクターのことを深く知ることができるのだ。とはいえ、原作のことを考えると、どのキャラクターにも感情移入しないほうが良いのかも知れない。

GameSpy 4.0/5.0

良い点:
・コミックのトーンに忠実
・強力なアドベンチャー・ゲーム要素
・しっかり書かれたキャラクター
・面白い選択
悪い点:
・ポイント&クリックの操作性には改善の余地あり
・一部の大きな選択にインパクトがない

Telltaleに必要だった仕切り直しを示す『A New Day』という題名は、『The Walking Dead』のエピソード1にピッタリだ。Rick GrimesやMichonne、Daleなどは登場しないものの、本作は原作コミックで最も重要なトーンと雰囲気を見事に捉えている。コミックのファンはお馴染みのキャラクターや場所の登場を楽しめるが、傑作コミックやそこそこの出来のドラマ版を素通りしてきた者でさえ、完全に引き込まれるはずだ。最初は半信半疑だった私も、今では『The Walking Dead』をTelltaleが手掛けてくれたことを嬉しく思っている。

Joystiq 4.0/5.0

『The Walking Dead: Episode 1』はRobert Kirkman氏のコミックの最高のゲーム化作品で、2時間にわたってすっかり引き込まれるだろう。そして、この世で最も気が滅入る父親シミュを求めているなら、『The Walking Dead: Episode 1』がお勧めだ。

Cheat Code Central 3.8/5.0

グラフィック 4.1: コミック風とはいえ、表情豊かなキャラクター
操作性 3.8: 操作性は直感的だが、パズルは複雑すぎるものも
音楽/効果音/ボイスアクト 3.8: ムード満点の音楽と最高峰のボイスアクト
バリュー 3.5: 短いが、隅々まで楽しめるはず

細かな不満点はともかく、私は『The Walking Dead』を楽しめた。原作コミックのファンとして、本作は原作の雰囲気を見事に捉えている。HershelやGlenといった重要キャラクターも登場するし、彼らの振る舞いも期待通りだ。ボイスアクトも素晴らしく、モデリングも目を見張る出来。主人公に怒りを感じたり、ゾンビに終われて恐怖におののく様子など、表情から簡単に読み取れるはずだ。

最初のエピソードとなる本作は、3時間程度で5ドル。全5エピソードなので、全てで20ドルだ。これで15時間ほどの恐ろしいゾンビ・ゲームが楽しめるなら、『The Walking Dead』は超お得なゲームと言えるだろう。