2012年05月28日(月)03時26分

Dirt Showdown 海外レビュー

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  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: Codemasters Southam
  • 販売: Codemasters

『Dirt Showdown』の海外レビューです。

GameTrailers 8.5/10

『Dirt Showdown』は一風変わったレース・ゲームで、ドライビング・メカニックを、車体が激突しあうハチャメチャ・アクションに挿げ替えている。新作というよりも拡張パックに感じられるが、肩の力を抜いて臨めば、夏のパーティー・ゲームとして最高だろう。

GameSpot 8.0/10

良い点:
・豊富な破損描写のお陰で破壊が楽しい
・シャープな演出とスムースなビジュアル
・豊富なイベントの種類
・最高に楽しめるオンライン
・覚えやすいアーケード風ハンドリング
悪い点:
・シングルプレー・キャンペーンにちゃんとしたキャリアやストーリー性がない
・安っぽい実況はすぐ飽きる

友人との勝負こそ、『Dirt Showdown』を最大限楽しむ方法だ。シングルプレー・キャンペーンも悪くないが、オンライン・デストラクションの面白さには及ばないし、観客の前で超絶ドライビング・テクニックを披露する充実感に勝るものはない。ビジュアルはレース・ゲーム史上最もゴージャスかつ滑らかで、長い時間どっぷりと浸かっていたくなるはずだ。本作は決してラリー・シミュの傑作ではないが、アーケード風だからという理由で『Dirt Showdown』を無視してしまうのは、頭を空にして楽しむぶっ飛んだ中毒性のある破壊という、極上の満足感を得られる喜びを否定することになる。

Machinima 8.0/10

古くからのシリーズのファン、特にリアルなラリーへのアプローチを楽しんできたゲーマーにとって、『Showdown』は忌まわしい作品であり、過剰にシンプルな魂を売り渡した、悪いジョークにしか思えないスピンオフだ。だが、過去作よりも寛容であると同時に現実に根ざしたオフロード・レースを探していたり、『Forza Motorsport 4』にオフロードやデモリッション・ダービーがあれば良かったと思っているような人間なら、『Showdown』を最高に楽しめるだろう。

IncGamers 8.0/10

『Dirt Showdown』は、Codemastersチームによる新たな傑作だ。『Dirt』にデストラクション・ダービーを混ぜたゲームだと考えれば分かりやすい。そう聞いて魅力を感じるなら、最高に楽しめるはずだ。

Eurogamer 8.0/10

隅々まで楽しんで次に進むと、突然「ダウンロード配信ゲーム」疑惑に納得がいく。『Dirt Showdown』は素晴らしいが、同時にあっという間に終わってしまうだろう。買う前にそれを知っておけば、ガッカリすることはないだろう。

Game Informer 7.5/10

コンセプト: 『Dirt 3』のHoonigan Gymkhanaイベントにより具体的なレースを融合させている
グラフィック: 色は鮮やかで観客も多い。クラッシュは神経に障るし、日中、夕方、夜で異なるイベントが発生
サウンド: 鬱陶しいアナウンサーの音量を下げて、エンジンをふかそう
プレー性: ジャンプ中は不安定になるが、ハンドリングは過去作よりも寛容
エンターテイメント性: シリーズのフォーミュラに細かな飾りを付け足しているが、スリルは長続きしない
リプレー性: 平均的

過去作同様弱点こそあるが、Codemastersは本作で強固な土台を築き上げた。ハンドリングは過去作よりも簡単で、Boost時のバランスも最高だ。Codemasters初の試みとなるスピンオフは成功したと言える。その設定よりもやり方がゲームを制限してしまっている。

Metro GameCentral 7.0/10

良い点:
・バラエティ豊富な幅広いゲーム・モード
・素晴らしいオンライン・オプション
・画面分割マルチプレー
・優れたグラフィック
悪い点:
・物足りないシングルプレー・オプション
・使い回しコンテンツが多い
・長持ちしない一部のモード
・限られた破損描写

シリーズのファンは憤慨するかもしれないが、このアーケード風レースには嫌いになれない魅力がある。友人をジャンプ台から弾き飛ばした時などは尚更だ。

Games Radar 7.0/10

良い点:
・タイヤや車体が吹っ飛びまくる
・種類の豊富なゲーム・モード
・鼻の差で友人を負かす
悪い点:
・不満の残る車体ダメージと当たり判定
・過去作と比較すると劣化している
・「彼ら」と呼ばれること

『Dirt Showdown』は、これ以上ないほど爽快なアクションが楽しめるボリューム満点のレース・ゲームだ。ダメージ表現をもう少し派手にし、イベントに力を入れていてくれたら最高だったのだが。

カジュアルなレース・ゲーム・ファンはもちろん、子供へのプレゼントにも最適だ。だがそれ以外の人間にとっては、『Dirt 2』を超えることはできていない。

Video Gamer 7.0/10

良い点:
・一部の素晴らしいマルチプレー・モード
・これ今で以上に最高のEGOエンジン
悪い点:
・価格に見合う内容ではない
・雑なシングルプレー

『DiRT』固有の滑らかなドリフトと超反応の良いハンドリングのブレンドは、『Showdown』の最大の強みでもあるが、同時に『DiRT 3』にそっくり過ぎるという本作最大の問題点を浮き彫りにしている。そのせいで、私は3週間前まで本作が安価のダウンロード配信タイトルであると勘違いしていた。より優れた『DiRT 3』が記憶に新しいこともあり、とにかく価格に見合うだけのコンテンツが収められていないのである。

しょうもないマルチプレーも収録されているとはいえ、『DiRT 3』の表面を変えただけに感じられてしまうのは、『DiRT Showdown』最大の強みでもあり、最大の弱点でもある。

IGN 6.0/10

プレゼンテーション 8.5: 高品質のスタイリッシュな演出。いつものCodemastersレース・ゲームだ
グラフィック 8.5: コースのディテールは素晴らしく、車もシャープで色鮮やかだが車内視点がない
サウンド 7.5: エンジン音とクラッシュ音は良い出来だが、酷すぎる実況を消すことができない
ゲームプレー 6.5: 簡略化されたハンドリングは熱心なファンには受けが悪いかもしれないが、アーケード風レース・ゲームとしては十分な出来。だが、同時に8台までしかレースできないのは痛い
寿命 3.5: 共通のレイアウトと時間経過でコースの少なさを隠そうと努力しているが、飽きが来るのは早い

『Showdown』は、メニューが派手なのでオプションが豊富なのかと勘違いしがちだが、実際は『Dirt 3』の断片にデストラクション・ダービーを引っ付けただけ。良いゲームではあるのだが、ボリュームが少なすぎるのだ。『Dirt 3』の次に『Showdown(対決)』という副題を付けたのは不気味なほどぴったりかも知れない。派手さこそあるが、同じゲームは2本もいらないのだ。