2012年06月20日(水)19時27分

Team Ninja早矢仕氏が『Ninja Gaiden III』への批判にコメント「日本風のハンバーガーを作ってしまった」

hayashi_600.jpg早矢仕洋介氏

Team Ninjaの早矢仕洋介氏がGamasutraの取材に応え、「シリーズの本質を見失った」として批判された『Ninja Gaiden III』について振り返り、今後は日本のデベロッパーとしての強みを活かすことで競争力を維持することが重要だと語っています。

早矢仕洋介: どうやら、我々は日本風のハンバーガーを作ってしまったのかもしれない。日本のデベロッパーは、優れた日本食を作る必要があるのかもしれないね。日本のデベロッパーに求められているのはそれなのかもしれない。

開発者としての我々自身の強みを、もっと活かしていくべきだと実感させられた。ロサンゼルスに来ると、必ず日本食がある。日本食のレストランもね。それが我々なんだ。

今年のE3でも存在感を示すことができなかった日本製ゲームですが、早矢仕氏はだからといって欧米と同じ路線を歩む必要はないと語ります。

早矢仕洋介: もし業界全体がハリウッドの大作映画のような方向性に向かうなら、我々は一味違うものを提供できるはずだ。誰もが『トランスフォーマー』を毎日見たいわけじゃないからね。私は『Assassin’s Creed』のファンだが、他にもプレーしたいゲームはたくさんあるんだ。直接競争するようなことは無理だし、したいとも思わない。

それでも、我々は優れたエンターテイメントを作り、そういった作品を望んでいる人々に提供することはできる。そういったエンターテイメントを楽しんでくれる客層を見つけることができれば、我々も成功を収めることができるだろうね。

自らを偽らず、日本独自の強みを活かすことが成功の鍵だと早矢仕氏。

早矢仕洋介: プレーヤーの行動が画面上にそのまま反映されるようでなければならないし、日本製のゲームはそこが強みだと思っている。欧米のゲームと比較すれば、違いが分かると思うよ。レスポンスの良さから生まれる爽快感がプレーヤーをゲームに引き込むんだ。

まずはゲームプレーが優先だ。今後はハンバーガーではなく、最高級の寿司を提供していきたい。

『The Last of Us』はとても気に入った。とても面白そうだったが、我々が進むべき方向性ではないと考えている。我々は日本のデベロッパー。それが我々なんだ。

[ソース: Gamasutra]

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  • カテゴリ: 業界 タグ: Ninja Gaiden 3