2012年07月15日(日)03時06分

Dead Space 3 インタビュー 〜 物語

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クリエイティブ・ディレクターのBen Wanhe氏がGame Informerのインタビューに応え、『Dead Space 3』の物語について語っています。

▼ 『Dead Space 2』の完成後、続編を作るにあたってまず何から手を付けていったんですか?

Ben Wanhe: フランチャイズ全体のバックストーリーを書いていったんだ。詳細を隅々まで細かく決めたわけではないが、掘り下げていくうちに、物語の全体像が見えてきた。そして3作目では、疑問への答えを提示することが重要だと思ったんだ。2作目は好評だったが、ファンからのフィードバックにはMarkerの正体や目的を知りたいというものが多かったからね。3作目では具体的な答えを提示することが重要だと感じたし、これまではぼやかしてきた部分を明確にすべきだと思ったんだ。過去2作で実際には何を経験してきたのか、そして今後どこへ向かうのか、はっきりと示すことが重要だと考えている。

▼ 3作目の舞台となる惑星にはどんな歴史があるんですか?

Ben Wanhe: ゲームのプロットの大半を占めるものだから、歴史について話すことはできないが、『Dead Space』ユニバースにとって非常に重要な惑星であることは確かだよ。Markerやこの疫病を食い止めるために、誰もがこの惑星に引き寄せられていく。そこで明らかになる事実は、このシリーズにとって極めて重要な真実なんだ。全ての答えが明らかになる惑星だから、シリーズの神話にとって非常に重要な場所になる。とても興味深い真実が明らかになる惑星なんだ。プレーヤーは未知の領域に足を踏み入れ、真実を暴いていくというミステリーのようなものだよ。過去の出来事、全てがどう繋がっているのか、この惑星へと辿り着いた理由が明らかになるんだ。

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▼ Carverについて教えてもらえますか?彼の目的は?

Ben Wanhe: CarverはEarthGovの兵士だ。とても興味深いキャラクターだよ。パッと見はただの兵士に見えるかもしれない。EarthGov Special Opsの軍曹なんだ。だが実際の彼は、家族思いではあるがとても不器用な男なんだよ。父親としても、夫としても失格なんだ。それは戦争でのトラウマが原因で、彼は心に大きな傷を負ってしまっているが、決して感情を表に出すようなタイプではないんだ。感情表現が苦手なIsaacと同じく、Carverも自らの過去を心の底にしまい込んでいる。ゲームをプレーすれば、彼の内面が徐々に明らかになっていくし、物語全体における彼の役割も明確になっていくよ。

▼ Unitologist信者との戦闘もあるようですが、彼らは物語にどう関わってくるんですか?彼らの目的は?

Ben Wanhe: Unitologist信者は、The Circleと呼ばれるUnitologyの一派で、暴力的な過激派集団なんだ。一般的な信者は、教会に通ったりするような普通の信者だが、このThe Circleという集団には極めて明確な目標があり、1人のリーダーに率いられている。彼らは物語上で極めて具体的な役割を果たすことになるが、それは今後明らかになっていくだろう。その結成理由や目的、最終目標など、彼らには興味深いバックストーリーが用意されているが、それらは全て『Dead Space 3』の物語上で非常に重要になってくるんだ。

▼ E3では、確かFeederと呼ばれる、スカベンジャー風のクリーチャーが登場していました。彼らの正体は一体何なんですか?

Ben Wanhe: あれは、基本的に感染した肉を食った人間たちなんだ。あの惑星の住人たちは食糧不足で飢えていて、しかたなくあのクリーチャーを殺して食べてしまった。すると、具合が悪くなって変化し始めたんだ。そして最終的に、通常のNecromorphとは異なる、Feederと呼ばれるクリーチャーに変貌してしまったんだよ。彼らはずっと暗闇にいたので目が退化し、明かりを激しく嫌うんだ。彼らは音に反応するので、物を投げて気を逸らし、こっそりと回避することができる。もし怒らせてしまうと、手が付けられないよ。大声で叫ぶから、その声を聞きつけて他のFeederも集まってきてしまう。興味深い戦略的要素をもたらしてくれる存在だよ。十分な装備があるなら、正面から戦いを挑んでも良いが、上手く環境を利用して有利に戦いを運ぶこともできる。罠を仕掛けたりして待ち伏せすることもできるが、完全に無視をしてステルスで回避することも可能なんだ。

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▼ 2作目の後、Markerがどうなったかについて話していただけますか?我々が知っているMarkerについて。

Ben Wanhe: 2作目の最後では、政府が建設した複数のMarkerの存在が明らかになった。その正確な数は判明していないが、最後の無線放送で、他のMarker採掘現場についてはっきりと言及されている。それについては、『Dead Space 3』の物語で重要な役割を果たすことになるだろうね。最終的には、それが3作目の出来事の発端になっているんだ。

だが、Markerの過去も重要な繋がりを持っていると考えている。Aegis VIIで発見された1作目のMarkerは、人工的に作られ、埋められたものだった。あれを探していた政府が、Kendraを派遣したんだ。結局彼女は死んでしまい、Markerも失われてしまった。そしてアニメ映画『Aftermath』では、Nolan Strossのチームが惑星に降り立って破片を発見する様子が描かれている。彼らは破片を回収することはできなかったが、Strossの頭の中に刻まれた、Markerの建設方法を記す青写真を持ち帰ることに成功する。Isaacの頭にも同様の青写真が発見され、政府はIsaacとStrossを利用して、SprawlにMarkerを建設するんだ。つまり政府は、突如としてMarkerを自分たちだけで建設できるテクノロジーを手に入れたことになる。物語の最後には、政府はあちこちでMarkerを建設した、もしくは銀河中で建設しようという計画を持っていることが明らかになっているんだ。

▼ Aegis VIIで発見されたMarkerも人工の物でしたが、あれは違う政府が作ったものなんですか?Strossから青写真を手に入れなければならなかった理由は?

Ben Wanhe: それについて答えることはできないが、ログをしっかりと読んで自分なりに結論を出すことはできるよ。誰かがあれを作り、ブラックリスト扱いの惑星に埋められ、その惑星は採掘はもちろん、近づくことも許されなかった。だから、一体誰が何故あれをあそこに置き、何故惑星は立ち入り禁止になったのか、自分なりに答えを出してもらうしかないんだ。そういった歴史全てが、回りまわって『Dead Space 3』で重要な役割を果たすことになるよ。

[ソース: Game Informer]