2012年08月11日(土)04時35分

New スーパーマリオブラザーズ 2 海外レビュー

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『New スーパーマリオブラザーズ 2』の海外レビューです。

  • 機種: 3DS
  • 開発: 任天堂
  • 販売: 任天堂

Nintendo Life 9.0/10

『Super Mario 3D Land』のような嬉しい実験作というわけではないが、『New Super Mario Bros. 2』は過去の栄光を巧みに再利用しつつ、ゲームの歴史上最も楽しいフランチャイズの居心地安さを提供してくれる。底抜けに楽しく、レベル・デザインも素晴らしいし、何週間も遊べるほどリプレー性も高い。Marioに新鮮さを求めている人でも、本作の完成度には唸らされるはずだ。

EGM 9.0/10

これまでに目にしたフォーミュラではあるものの、『New Super Mario Bros. 2』はプラットフォーマーの完璧さを実現しつつ、新鮮さを保つことに成功している。

IGN 8.5/10

プレゼンテーション 9.0: 任天堂ゲームのプレゼンテーションで粗探しをするのは難しい。アニメーションやカラフルなビジュアルは今まで以上に魅力的だ
グラフィック 8.0: 3Dは全く上手く機能していないが、それ以外は美しいゲーム
サウンド 8.0: コインのチャリンという音を嫌というほど耳にすることになる。興味深いのは、新曲が殆どないことだ。殆どは6年前の前作のリミックスである
ゲームプレー 9.5: 目新しさがないことだけが、本作を完璧から遠ざけている
寿命 7.0: 収集要素やStar Coin、Coin Rushで寿命は延長されるものの、5、6時間のシングルプレーはやはり短めと言える

『New Super Mario Bros 2』のメカニックとレベル・デザインが持つシンプルな完璧さに引き込まれないのは難しい。これほどまでに巧みで喜びに満ちた2Dプラットフォーマーは、滅多にないだろう。だが、そのボリュームの少なさや、新しい要素の欠如に失望を隠せないのも事実だろう。最高のMarioゲームというのは、過去作に敬意を払うと同時に、シリーズを刷新してみせることができる。馴染み深い要素を用いつつ、全く新しい作品に仕上げるのだ。『New Super Mario Bros 2』はその域には達していないが、プレー中は最高に楽しめるゲームだし、3DSにおける2Dプラットフォーマーの最高傑作であるのも確かだ。

Game Informer 8.25/10

コンセプト: コイン収集に焦点を当てつつ、古臭い『New Super Mario Bros.』メカニックに頼っている
グラフィック: 過去作のアセットを多く使い回している
サウンド: 「ワウ」を連呼する楽曲を何度も耳にする心の準備をするように
プレー性: 操作性は当然ながら完璧だ。アライグマの尻尾を付けて飛び回るのは、何年経っても最高だ
エンターテイメント性: 革新性はないが、前作をもっとプレーしたいというなら満足できるはず
リプレー性: 比較的高い

操作性や洗練という面で、Marioの拡張パックは殆どのプラットフォーマーをはるかに凌駕するクオリティだ。プレーしていて最高に楽しいのは否定しようがないのだが、Marioには誰もが革新性を期待してしまうこのご時勢、本作は任天堂が「新しい」フォーミュラから前進するべき時期なのかもしれないということを如実に物語る作品となっている。

GameTrailers 8.0/10

Coin RushとStreetPass機能の追加によって、短めのゲームの寿命が延びているが、それなりの価値があるゲームに仕上がっているとはいえ、シリーズ固有のフォーミュラの輝きは少々薄れてきているようだ。革新性やクリエイティビティはそれほど感じられないが、素晴らしい操作性や手堅いレベル・デザインのお陰で、手に取る価値のあるゲームに仕上がっている。

G4TV 4.0/5.0

良い点:
・古典的な『Super Mario Bros.』寄りだ
・最高の新パワーアップ
・美しい2D
悪い点:
・ボス戦は全部同じ
・2人プレーは酷いカメラに足を引っ張られている
・酷い3Dが美しいステージを台無しに
・革新性の欠如と3Dギミック

手応えのなさと奇妙な協力プレーにもかかわらず、『New Super Mario Bros. 2』は見過ごすべきではない類稀なプラットフォーマーに仕上がっている。3Dは美しい背景を台無しにするだけだが、それはゲーム自体とは無関係のハードウェアの限界だ。『Super Mario 3D Land』ほど革新的ではないが、『New Super Mario Bros.』にとって素晴らしい続編であり、3DSの最高傑作の一つである。

Metro GameCentral 7.0/10

良い点:
・たとえ絶好調とは行かずとも、操作性とレベル・デザインは相変わらず最高峰
・Coin Rushは欠点こそあれど興味深いアイデアだ
悪い点:
・過去の栄光に頼りすぎている
・革新性がなく、過去のテーマや設定から離れようとしていない
・失敗している協力プレーと、奇妙な3D

これまでで最も失望させられた『Super Mario』ゲーム。当然ながら、『New』という単語に値しないゲームである。

GameSpot 7.0/10

良い点:
・超正確な操作性
・盛りだくさんのシークレット要素
・規則だったステージ構成が心地よいリズムを生む
悪い点:
・過去の栄光にすがった焼き直しステージが多すぎる
・ムラのある協力プレー
・退屈なレベル・デザインのせいで難易度が低すぎるステージがある

本作の協力プレーがWii版の定めたハードルに届いていないのが残念だ。とはいえ、その中途半端さが本作が型どおりのMarioゲームであることを示唆していると言えるだろう。楽しめるゲームなのは確かだし、Marioの素晴らしさが光る箇所も存在するのだが、イマジネーションに欠けるレベル・デザインが足を引っ張っているせいで、過去の栄光の焼き直しでしかなくなっている。楽しくやり甲斐があるのは確かだが、焼き直しに変わりはない。

Video Gamer 7.0/10

良い点:
・童心に返らせてくれる
悪い点:
・100万のゴールド・コインはとにかくナンセンス
・あまり手応えがない
・あまりクリエイティブでない

『New Super Mario Bros. 2』は、多くの近作が備えているような任天堂マジックや独創性に溢れたゲームではない。楽しめるものの、許しがたいほど形式ばったありきたりなMarioゲームである。楽しい箇所は多いものの印象には残らず、これほど早く『New Super Mario Bros.』が古臭く感じられるようになってしまったのはショッキングですらある。

Destructoid 7.0/10

『New Super Mario Bros. 2』は良いゲームだ。任天堂のゲームなのだから、良いゲームになるのは分かりきっている。不安を感じたことはない。だが、本作は明らかに過去作よりも空虚なゲームであり、新鮮なゲームプレーを否定してひたすら頑固にフォーミュラに固執する様は、まるで宗教的義務であるかのようだ。馬鹿馬鹿しいコイン収集はゲームへのアプローチに変化をもたらすかもしれないが、結局は表面的なものに過ぎないし、多くのプレーヤーは100万に到達する前に確実に飽きてしまうはずだ。このギミックは、豪華な気晴らしに過ぎず中身が薄い、というゲーム全体を如実に示している。

『New Super Mario Bros. 2』の芯の部分は、キノコ王国のコインにそっくり。輝いていて中毒性があるのだが、実際には何の価値もないのである。

Games Radar 3.5/5.0

良い点:
・新たなMarioをたっぷり楽しめる
・プレーヤーを待ち受ける新たなチャレンジ
・お馴染みのパワーアップや敵が再登場
悪い点:
・少し食傷気味
・途方もない数のコイン集めに達成感がない
・9つの世界と山ほどのステージがありながらも、奥深さに欠ける

ここまでくると、任天堂にとってはMarioで大きく足を踏み外すことは難しいくらいだろう。フォーミュラは隅々まで磨き上げられていて、これといった不満は一切ないゲームに仕上がっている。任天堂は、『New Super Mario Bros. 2』でまたしても熱心なファン以外でも楽しめる最高のMarioゲームを完成させてみせた。残念ながら、本作に追加された新要素は、どれもこれといった変化をもたらすものではなかった。決して悪いゲームというわけではないのだが、このフランチャイズには活気を取り戻す何かが望まれているにもかかわらず、本作はそうした作品には及んでいないという事実を覆い隠すノスタルジアにどっぷりと浸ってしまっている。

Joystiq 3.5/5.0

最初に見た時は最高に思える要素もたくさんあり、それらが上手く機能して楽しい体験を生み出してくれているとはいえ、そこには驚きも、目が眩むような新要素もない。『Super Mario Bros. 3』でWorld 4を初めて目にした時のことを覚えているかな?『Super Mario World』の実験的なStar Roadステージは?本作にはそういった要素が何一つなく、あるのはストックされた素材の組み換えだけ。顔を隠しながら陽気にこっそりと前進していく巨大なBooといった輝きを垣間見せることもあるのだが、過去作がどれだけ独創性に溢れていたかということを思い出してしまうだけである。