2012年09月08日(土)01時01分

カプコンが『DmC』へのファンの反発に言及「驚きは全くなかった」

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『DmC: Devil May Cry』のプロデューサーを務めるカプコンのAlex Jones氏と江城元秀氏がGamasutraのインタビューに応じ、大きな方向転換に対するファンの否定的な反応は予想していたものであると語っています。

江城元秀: 率直に言って、驚きは全くなかった。象徴的なキャラクターやシリーズに何らかの変化を加えたら、怒る人や不安になる人が出てくるのは当然のことだ。だから、驚きはしなかったよ。

と同時に、ゲームの出来には自信があったし、強力なゲームプレーやタイトなビジュアルを維持し、中身の濃いゲームに仕上げるという当初からのビジョンに忠実であれば、実際にコントローラーを手にした時、ファンの気持ちも変わってくれると信じていた。発表当初から現在までの変化を考えれば、正しい選択をしたと思っているよ。『Devil May Cry』の枠組みにフィットする、優れたゲームに仕上がっているということが分かってもらえてきたと思う。

ファンの気持ちが変化したのは、コミュニティ・マネージャーの言葉ではなく、あくまでゲームの情報を公開したことが原因だとJones氏。

Alex Jones: 熱心なファンは、コミュニティ・マネージャーの言うことに左右されたりはしないんだ。重要なのはゲームを前面に押し出すこと。初めてゲームプレー動画を公開した昨年のGamescom以降、少し意見が変わり始めたね。その後は、ゲームの新たな情報を公開するたびに、徐々に意見が変わり始めていったんだ。

最初は、デベロッパーや方向性の変更と、大きな変更となる黒髪のDanteだけが公開された。昨年のGamescomを皮切りに情報の公開を始め、カプコンのイベントCaptivateではデモンストレーションも行ったが、江城さんの言うとおり、そうした情報がファンに伝わることで、ポジティブな空気に変わっていくだろうということは分かっていたんだ。

今は、「なんだこれは?」とか「絶対に買わない!」よりもはるかにポジティブな、様子見状態になっていると思う。デモなどが配信されれば、今後もそういう傾向が続くだろうね。

結局は、実際にプレーしてもらうことが全てなんだ。コミュニティ・マネージャーの言葉でゲームを買わせるなんて無理で、実際に見たりプレーしたりしてもらうしかない。自信があったのもそれが理由だ。コントローラーを手にしてもらえば、最高のゲームになっていることが分かってもらえると確信していたよ。

江城氏は、日本でも欧米と同様の変化が起きていると語ります。

江城元秀: 欧米と似た現象が起きている。最初は新たな方向性に対する不安感が広がっていたが、他の地域と同じように、ゲームプレー動画や新情報を公開するたびに、よりポジティブな意見に変わっていった。

『Devil May Cry』は人気フランチャイズだから、ファンの心を取り戻せているのも当然嬉しいが、現在は、これまで『Devil May Cry』には特に興味がなかったアクション・ゲームのファンも興味を示してくれているんだ。日本市場では良い位置に付けているよ。欧米と同じく、ゲームの動画や情報を公開するにつれ、反応も良くなっている。

[ソース: Gamasutra]