2012年09月19日(水)06時52分

BioWareの創設者コンビが退社へ

BioWareの共同創設者として知られるRay Muzyka氏とGreg Zeschuck氏が公式サイトのブログにて、同社を退社すると同時にゲーム業界から身を引き、新たな挑戦に挑むことを明らかにしています。

ray-greg.jpgRay Muzyka氏とGreg Zeschuck氏

Ray Muzyka: 20年近くビデオゲーム業界に身を置いた今、私は全く異なる挑戦に身を投じる決意をした。これは、極めて困難な決断だった。数ヶ月間考え抜いた結果、私は2012年4月にビデオゲーム業界から身を引くことを決めた。BioWareのチームがスムーズに移行できる手助けをするため、当時EAには6ヶ月の猶予を与えた。

自らのキャリアの新たなチャプターへと歩を進める必要性を感じた。20年に及んで様々なプラットフォームとビジネス・モデルにおける複数のヒット製品を生み出し、公開会社の一部として複数のロケーションへとBioWareが拡大された今、私はビデオゲーム業界での目標を大方成し遂げることができた。現在は、企業家として新たなチャレンジに挑戦したいという願望を抱いている。同時に、私は世界中の人権擁護活動について学んでいる。企業化精神と社会的自由の両方に情熱を抱いており、その両方を追求できる道を模索している。

私は今後も、ビデオゲームに情熱を持ち続ける。私のお気に入りの趣味であり続けるのは確かだ。BioWareと親会社であるEAには多大な可能性があると考えている。

Greg Zeschuck: 20年近くBioWareで働き続けてきた私は、新たな挑戦に身を投じる決断をした。大きな苦しみと後悔の伴う決断だったが、私自身、そして家族のためにも必要なことだった。会社、ゲーム、そして創造への挑戦に対する情熱を失うという予期せぬ転機が私の人生に訪れた。

しばらくはビデオゲームに関わるつもりはなく、2度と戻らない可能性も高い。退社後は、多くの時間を家族や友人たちと過ごすために費やすと同時に、私が個人的に情熱を持っているクラフトビールに関連したプロジェクトを追求するつもりだ。事が上手く運べば、ビール関連のショウやアプリケーション、プロジェクトに関わっていくことになるだろう。上手く行かなければ、美味いビールをたらふく味わった後でゲームに戻るかもしれないし、全く違うことをするかもしれない。最終的には、時のみぞ知るということだ。

一方、BioWareエドモントン/モントリオールのゼネラル・マネージャーAaryn Flynn氏は、2人の退社後もBioWareはこれまでと変わらずゲームを作り続けていくことを強調しています。

Aaryn Flynn: 懸念を示す者もいることは承知の上だが、BioWareのリーダーたちは時間を掛けてゲームのことやファンについて考えて来たし、BioWareのクリエイティブ・チームは1995年に会社を設立した2人の退社後も進み続けるだろう。今回退社するRayとGregを含む我々は、BioWareは強固な存在であり、全く新しいゲームの時代へと乗り出す準備ができていると考えている。

更にFlynn氏は、先日発表されたばかりの『Dragon Age III: Inquisition』と、秋配信予定の『Omega』を含む『Mass Effect 3』の追加コンテンツが準備中であることに加え、『Dragon Age』と『Mass Effect』以外の完全新作を、エグゼクティブ・プロデューサーのCasey Hudson氏が手掛けていることも明らかにしています。

[ソース: IGN]

カテゴリ: 業界 タグ: -