2012年09月25日(火)00時47分

『Torchlight II』海外レビュー

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『Torchlight II』の海外レビューです。

  • 機種: PC
  • 開発: Runic Games
  • 販売: Perfect World

GameSpy 5.0/5.0

良い点:
・豊富なステージ、モンスター、アイテム
・ゴージャスなグラフィックと最高の音楽
・スムーズな6人協力プレー
悪い点:
・ムラのある物語
・愚痴がウザいペット
・Outlanderの貧弱なチャージ能力

『Torchlight II』の素晴らしさは幾らスペースがあっても書き足りないほどだが、もう分かってもらえただろう。アクションRPG好きなら素通りは許されないゲームだ。最高、ゴージャス、高いリプレー性、マルチプレー、MOD(しかもSteam Workshopで!)、そしてやたら安価。こんなゲームは滅多に出ないだろう。

GamingTrend 95/100

良い点:
・前作の長所を活かしつつ、大幅にパワーアップしている
・MODによって寿命が延び続ける
・アイテムは数が豊富なだけでなく、どれも魅力的で個性がある
・便利で可愛らしいペット
・前作に対する唯一の大きな不満点だったマルチプレーが追加されている
・抑制の効いた素晴らしいユーモア・センス
悪い点:
・MODとオフラインのせいで『Diablo』風経済の発展が望めない
・一部のプレーヤーには「可愛すぎる」かも
・対人戦が最低限のものしかない

レビューを読んで気付いたかもしれないが、『Torchlight II』にはこれといった欠点が存在しない。グラフィックは『Crysis 3』並みとは行かないが、本作は僅か20ドル。ボイスワークは悪くないが、フルボイスではない。とはいえ、20ドルのゲームにはそこまで期待はしていない。マルチプレーはオンライン、オフライン、LANで最大6人でプレーできるが、これには20ドルをはるかに超える価値があるだろう。本作には25時間を越えるコンテンツに加えランダム性があるが、60ドルですらそんなゲームにはまずお目にかかれない。『Torchlight II』は完璧と言える続編で、Runic自身による手堅い革新性に、ファンのフィードバックやMODがもたらす革新性を反映させている。RunicとPerfect Worldは、我々が望むもの全てを届けてくれた。ここ最近、そんなゲームがあったかどうか記憶にない。

Ten Ton Hammer 93/100

Runicがまたやってくれた。協力プレー・ダンジョン潜りゲームの長所を数多く盛り込みつつ、短所は殆どを排除。僅かに残された欠点も、MODで解決されるだろう。Error 37のせいでハック&スラッシュRPGへの愛が薄れてしまったなら、本作でその愛を再燃させよう。

IGN 9.1/10

良い点:
・素晴らしいスキル・デザイン
・最高のアイテム・システム
・強力なアート・スタイルと音楽
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・貧弱な物語とキャラクター

『Torchlight II』には斬新はこそないが、あらゆる要素が極めて高品質だ。多種多様なモンスター、面白いアイテム、素晴らしいスキル・デザイン、虚を突く驚きがほぼ完璧なフォーミュラに凝縮され、アクションとご褒美が途切れることがない。プレーヤーをひたすら殺そうと必死の世界において、レベル・アップするたびにスキル・ブーストとアイテム交換に不死身感が漂い、最終的には最強になれるという餌をチラつかせることで、継続プレーを要求するのである。物語やキャラクターは印象に残らないが、Runicによる的の絞れたデザインの強みを削ぐことはなく、最高峰のアイテム収集型RPGアクションに仕上がっている。

AusGamers 9.0/10

良い点:
・フォーミュラに加えられた細かな調整が全て上手く行っている
・やりがいのあるアイテム・システム
・充実した武器とスペル・エフェクト、そしてアニメーション
・理に適った協力プレー・オプション
・奥の深いスキル・ツリー
悪い点:
・キャラクターとペットの限定的なカスタマイズ
・相変わらず『Diablo』のコピーに感じられる
・反復運動過多損傷をぶり返すかも

『Torchlight II』は、『Diablo III』のお株を奪う作品として、見事な成功を収めている。アクションはテンポが速く濃密で、ご褒美を次々と与えてくれるため、即座にやりがいを感じることができ、同時に極めて中毒性の高い体験になっているのである。ソロ・プレーをオフラインでプレーするか自由参加を許可するかを選択できるシームレスな協力プレーは、正にBlizzardに中指を突き立てるものだ。確かに、『Torchlight II』には奥の深いキャラクター・カスタマイズが欠けているし、ダンジョンは『Diablo III』よりも狭く、アクションRPG感ビンビンだ。とはいえ、そうした点は奥の深いスキル・システム、役に立つペットAI、爽快感のある武器とスペル・エフェクト、そして途切れることのないアイテムによって補われている。マウスを何千回も左クリックしてご褒美をもらうのが好きなら、躊躇することはない。今すぐ4本購入して、友人たちの人生にポーズを掛けてしまおう。

Metro GameCentral 9.0/10

良い点:
・アイテムへの導きが完璧
・中毒性のあるアクション
・魅力的で多種多様な風景と敵
・6人協力プレーと無限のリプレー性
悪い点:
・新鮮なアイデアが極めて少ない
・雑な物語と印象に残らない台詞

『Diablo III』を含めたダンジョンもぐりゲームの中でも、恐らく世界最高傑作だろう。ストーリーテリングとオリジナリティは物足りないが、ほぼ完璧なデザインとペース配分が補って余りある。

Eurogamer 9.0/10

『Torchlight 2』は、前作を隅々まで改善した作品だ。しかも、昨今の流行に流されることなく、である。オンライン接続は必須ではなく、現実の貨幣を利用したオークション・ハウスもないため、本作はインターネット・コネクションなしでもプレー可能で、MODも推奨されている。強力なアイテム・システム、最初から選択可能な全ての難易度、後々まで影響を及ぼすキャラクターの決断など、『Diablo 3』との違いは極めて大きい。実際のところ、この2作品の関係性は驚くべきもの。『Torchlight』シリーズが『Diablo』と『Diablo 2』のコア・メンバーによって生み出されたということもあり、『Torchlight 2』の登場はまるで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で異なる2種類の1985年が現れた時のようだ。

綺麗な新車のトラックでエリザベス・シューとキャンプに出掛ける1985年と、クリスピン・グローバーが殺されて時計台がカジノになっている1985年、どちらのゲームがそれぞれに該当するのかは読者の判断に委ねることにしよう。私は両作品とも気に入ったし、想像ほど被ってはいないゲームである。

そこが鍵なのだ。1作目の『Torchlight』が『Diablo 3』不在の隙間を突いた作品であるなら、2作目はしっかりとしたライバル作品のように感じられるのである。確実に魅力的なジャンルの、カラフルで暖かく的確な解釈だ。クラスとペットを選び、Plunder Coveへ冒険に出掛けよう。

Games Radar 4.5/5.0

良い点:
・ゴージャスで雰囲気満点の環境
・友人たちと一緒に、決して辿り着くことのないゴールに向かって邁進する
・充実したMODツールでほぼ無限のリプレー性
悪い点:
・死にまくる
・スペックの振り直しができない
・イマイチな物語

欠点こそあるが、素晴らしいデザインのハック&スラッシュRPGに仕上がっている。Runicがゲーム開発に使用したMODツールセットをリリースしてくれたので、コミュニティ作成コンテンツが出始めてからが本番だろう。無限のプレーヤー作成マップ、スキル、アイテムがなくとも、『Torchlight II』はプレーヤーの睡眠時間を奪う傑作と言えるだろう。遂に友人と冒険に出ることができるようになったのだから、前作を未プレーでも今こそ飛び込むべきだ。

Hardcore Gamer Magazine 4.5/5.0

オープン・ワールド内を実際に冒険できるようになったお陰で、『Torchlight II』の世界観には驚きと興奮に満ち溢れている。安価であることを考慮すると、ここまでお得なゲームは他にないと断言できる。物語には物足りなさが残るものの、中毒性の高い戦闘と豊富なサイド・クエストにより、『Torchlight II』はプレーヤーを飽きさせることのない息を呑むようなアドベンチャーを提供する、途方もないダンジョン潜りゲームに仕上がった。

Joystiq 4.5/5.0

オンラインには多少の問題を抱えているものの、Runicは驚異的なゲームを作り上げてくれた。前作のファンなら、その長所はそのままに、大幅にパワーアップした本作に大喜びのはずだ。Blizzardのような資金力や大勢の高給取りの開発者をRunicは持ち合わせていないが、彼らはそれでもエキサイティングなダンジョン潜りゲームを完成して見せた。無数のLANパーティーやユーザー作成コンテンツによって、末永く楽しまれていくことだろう。満点でないことに文句が出るかもしれないが、そんなことをしてる暇があったら今すぐ『Torchlight II』を買いに走ろう。

GamesBeat 85/100

『Torchlight II』は文句なく20ドルの価値があるゲームだ。新たなクラスのお陰で、リプレー性も増している。問題点はどれも些細なものだが、本作は濃い物語を求めるゲーマー向けのゲームではないし、少し浅さを感じさせる箇所もある。

手頃な価格と柔軟なマルチプレーこそが本作の魅力で、今年最高のアクションRPGの一つと言えるだろう。隅々までよく出来ているし、とても楽しいゲームだ。ただ、革命的というわけではない。

RPGamer 4.0/5.0

『Torchlight II』は、最後まで非常に楽しいゲームだ。1作目のファンだけでなく、新規ユーザーにも優しい出来で、今年発売されたゲームの中でもトップ・クラスである。ジャンルに新たな要素をもたらすようなゲームではないとはいえ、安価な価格にもかかわらずたっぷりと楽しめるゲームに仕上がっている。