2012年09月27日(木)01時12分

『Joe Danger 2』がPS3でも配信へ 開発元がその経緯を語る「PS3ファンには借りがある」

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Hello Gamesは26日、『Joe Danger 2』を数週間以内にPS3で配信することを正式に発表しました。PS3版には10時間分の追加コンテンツが収録されるとのこと。

2週間ほど前にXbox 360で配信された『Joe Danger 2』は、配信プラットフォームが明言されていなかったため、多くのファンがXbox 360独占であろうと推測していました。1作目の『Joe Danger』は、当初PS3独占として配信されヒットしたゲームであったため、続編がXbox 360で配信されたことに、多くのファンが怒りの声をあげていました。

Sean Murray (Hello Games): その怒りは理解できる。そもそも『Joe Danger』とHello Gamesに成功をもたらしてくれたのは、彼らPS3のファンだからね。借りがあるんだ。

PS3版について今まで口にすることができなかったのは、とても辛かった。我々としては、配信プラットフォームを明言しなければ、誰もが両機種で配信されるものだと推測してくれるだろう、と考えていたんだ。だが、PS3ファンはPS3には配信されないと思い込んだり、少なくとも通常の一年間独占配信だろうと考えてしまった。この数ヶ月は、何度も「ほんの数週間待つだけでいいんだ、完全版が手に入るぞ」と叫びたかったが、それができずにいたんだ。

世界中のデベロッパーにアドバイスがあるとすれば、それは「PS3ファンは絶対に怒らせるな」というものだ。彼らを侮っちゃ駄目だ!インディ・デベロッパーは、先々の予定を話すことができないような状況に自分たちを置くのは賢明じゃない。我々は後悔しているよ。大失敗だった。

1作目がXbox 360で配信されたのは、PS3の18ヵ月後のことですが、この続編は僅か1ヶ月ほどでPS3で配信されることとなっています。

Sean Murray: 我々としては、できるだけ多くの人に自分たちのゲームを届けたかった。外部のパブリッシャーに掛け合うこともできたが、『Joe Danger』の知的所有権を失ってしまうことにもなりかねなかったんだ。つまり、我々が直接Microsoft、そしてSonyと掛け合う必要があり、実際に最初からそうしたということだ。Microsoftの場合、それが何らかの独占を意味することは明確だったが、その期間を可能な限り短くするよう必死で頑張ったよ。彼らはとても協力的で、非常に仕事がしやすかった。お陰で、PS3ファンは僅か数週間後に完全版を手にすることができるようになった。実現するためにSonyとも密接に協力し合ったんだ。

PS3版『Joe Danger 2』にはおよそ10時間分の追加コンテンツが収録されますが、Xbox 360版にもこのコンテンツをパッチなどで配信するかどうかはまだ未定とのこと。

『Joe Danger』シリーズの移植を巡る様々なイザコザを経て、Hello Gamesは今後も同じように独占での配信を考えているのだろうか?

Sean Murray: 現在は、何らかの独占を避けるのが極めて難しい状況だ。大作パッケージ・ゲームの独占はポジティブなものだと思っている。そのプラットフォームのイメージを決定付けるものだからね。Xbox 360といえばMaster Chiefを連想するし、PS3といえばSackboyやDrakeだ。

だが、我々のようなダウンロード配信ゲームの場合、独占配信がどのくらい理に適っているのか分からない。『Joe Danger』は両機種の独占を渡り歩いた格好だ。文字通り今日、彼は初めて自由になれた。今後は、PC、Wii U、Vitaなど、どこにでも登場できる。充分な需要があれば、そのプラットフォームでのリリースを考えるよ。それがあるべき姿なんだろうね。

[ソース: Eurogamer]

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