2012年09月30日(日)05時55分

『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』海外レビュー

ダウンロード配信ゲーム『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』のレビューです。

  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: Arkedo Studio
  • 販売: SEGA

Game Informer 8.5/10

コンセプト: 邪悪なウサギが100匹のモンスター相手に復讐を遂げる2D横スクロール
グラフィック: カラフルでコミカルなほど血生臭い。風景は平凡だが、モンスター・デザインは創意工夫に富んでいる
サウンド: サウンドトラックはバラツキがあるが、殆どは素晴らしい。ゲーム史上最高峰にハッピーなステージには爆笑アコースティック・ソングが華を添えているが、殆どのステージは耳障りなロックだ
プレー性: ボスは楽に倒せるが、物足りなさは世界観の魅力が補っている
エンターテイメント性: ユニークで楽しいゲームの歴史へのオマージュ
リプレー性: 低め

手応え満載の世界デザインのお陰で、あっという間に倒せてしまうものの、100匹の敵を倒す旅は実にスリリングでやりがいがある。Ashの写真が気になる人は、クレジットの最中に見ることができる。『ハングオーバー』のクレジットに登場する写真ほどドギつくはないので心配無用。

Machinima 8.5/10

『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』は、最近はすっかりお目にかからなくなったタイプのゲームだ。これほどでたらめで奇妙なゲームは滅多にないだろう。とにかくクリエイティブな開発者たちが集まって、細かいことは考えずに楽しんで作り上げたゲームである。メカニック的に素晴らしい出来のプラットフォーマーというわけではないが、ゲームに驚きがなくなったと感じているなら、本作をプレーすべきだろう。

Joystiq 4.0/5.0

決して完璧ではないものの、『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』はプレーする価値のあるゲームだ。活気に満ち溢れた演出、馬鹿っぽいミニゲーム、魔法のタコから虹を撃って雲を消す喜びまで、Ashの壮大な旅に出ようじゃないか。

Games Radar 3.5/5.0

良い点:
・カラフルで多種多様なステージ
・イカれたボス戦
・楽しい気分になるサウンドトラック
悪い点:
・上級者には手応えがないかも
・リプレー性が低い
・不安定なフレームレートと稀なフリーズ

マルチプレーの欠如、リプレー性の低さはマイナスだし、カラフルな世界観や無数のボスの方が、実際のゲームプレーや主人公Ash自身よりも興味深い存在になってしまっている。プラットフォーマーのファンが本作から何かしらの斬新な要素を見出すことはないだろうが、生き生きとした親しみ易さは独特だ。プレーヤーを地獄に落とそうとするゲームではあるものの、その間プレーヤーの顔には笑顔が浮かんでいることだろう。

Destructoid 6.0/10

『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』には魅力的なアート・スタイルがあるが、それだけでは傑作にはなりえないのだ。手堅いプラットフォーマーの小品ではあるのだが、使い回しのアイデアとぎこちない操作性にイライラさせられることを覚悟しなければならない。素晴らしい部分が顔を覗かせるたびに、どれだけ美しいアートと楽しい音楽を備えていようと、全体的には今一つであるということを思い知らされるだけである。

「奇妙で素晴らしい」方向性を目指した過去の多くのゲームと同様に、『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』は確かに奇妙だが、それほど素晴らしくはない。

GameSpot 4.0/10

良い点:
・レスポンスの良い操作性
・面白いパズル
悪い点:
・酷いQTE
・気が散るビジュアル・デザイン
・くどいベタな台詞
・ほぼ無意味な島管理ゲーム
・厳しいチェックポイント・システム

『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』最大の問題は、プレーしていて楽しくないところだ。底の浅いアイデアを大量に放り込んだからといって、優れたゲームにはならないのである。シンプルなQTEをクリアしたり、脳死状態の敵を倒したり、目の前の足場にゆっくりとジャンプしたり、テキストを読んだりしていても、本作が底の浅さをバラエティとスタイルで補おうとしているのは明らかだ。パズルの比重が大きければ、本作はより楽しめるゲームになっていたかもしれない。だが、楽しい要素が少ない本作は、退屈なアクティビティを続けていくだけのゲームになっており、満足感は滅多に得られないだろう。罪人も聖人も、等しく地獄送りになる『Hell Yeah! Wrath of the Dead Rabbit』は、プレーヤーが苦しもうと全く気に留めていないようである。

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