2012年12月19日(水)16時40分

Ken Levine氏が語る『BioShock Infinite』の移動手段Sky-Line「革新性が不可欠だった」

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『BioShock Infinite』に登場する印象的な移動手段が、Columbiaの各地区を繋ぐレールにフックを引っ掛けて移動するSky-Line。Ken Levine氏がその誕生の経緯などを語っています。

Ken Levine: これまではあまり考えたことがなかったんだ。我々のゲームには、伝統的にあまり面白い移動手段が登場してこなかったからね。『Tribes』にはあったが、あれは我々が生み出したわけじゃない。でも、『BioShock Infinite』は空中が舞台だから、何らかの強烈な移動手段がないと、何かが欠けているように感じたんだ。そこで、どんなものが良いか考え始めた。飛行は既に他のゲームがやっているし、史上初のフライト・シミュをプレーした時のようなスリルは、もう存在しない。ジェットパックも既に存在するし、私自身ゲームにジェットパックを登場させたことがある。ジェットパック自体は何も悪くないが、今回は新しいことをする必要があると思ったから、ジェットパックは却下した。それに、あまり『BioShock』っぽくないなとも感じたからね。

それで、ジェットコースターを思いついた。思い通りになるようでならない、あのスリルだよ。レールの上を走っているのに、次の瞬間にレールから外れてしまうような感覚が常に付きまとう。99.9999999%安全だと分かっていても、乗るたびに誰もが大声で叫ぶだろう?あれの上で戦うのはとてもエキサイティングだと思ったんだ。ディズニーランドや遊園地は、子供の頃の私に大きなインパクトを与えてくれた。今でもカーニバルには足を運んでいるんだ。今でも小さなカーニバルに行って乗り物とかを見るのが好きなんだよ。もう年齢も年齢だから、昔ほど乗り物に乗ったりはしないけどね(笑)。でも、ああいう乗り物の見た目とか雰囲気が大好きで、特に木製のジェットコースターがお気に入りだ。『BioShock Infinite』の世界で、ああいった乗り物に乗って移動できたら面白いと思ったんだよ。

移動手段というのは、色々と難しいものなんだ。例えば、『Tribes』にはジェットパックが登場したが、あれは平均的なゲーマーには操作が難しすぎたんだ。不完全なデバイスで3D空間を自由気ままに飛ぶわけだからね。ただフワフワ浮くだけじゃないんだ。でも、操作をマスターすると凄い楽しいんだよ。スキルが要るんだ。『Halo』の1作目が出た時は、移動手段を実に上手くゲームに組み込んでいた。WarthogとGhostが、FPS世界を一変させたんだよ。移動手段にはそれ以来革新性が失われていたから、我々は何か新しいことをやる必要があった。自分たちなりに挑戦してみた結果がSky-Lineなんだ。

[ソース: PC Gamer]

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