2012年12月28日(金)22時34分

【コラム】途中で積んだ2012年のゲームたち

IGNのスタッフたちが様々な理由から途中でプレーを止めた2012年のゲームを挙げたコラムがIGNに掲載されています。

ゲームのロゴが発表され、予告編を鑑賞し、プレビューを読む。壁紙をダウンロードし、着メロを変え、ポスターを貼り、カレンダーの発売日に印を付け、予約をする。発売日になり、品物が家に届き、梱包を開けると、期待が極限に達する。

そして遂にプレー。すると、全く面白くない。

ゲームに期待を募らせるところから実際にプレーするまでの道筋は、失望と後悔でいっぱいの厄介なサイクルになりかねない。たとえ今年最も期待された大作ゲームであっても、最後までプレーすることすらできないこともある。今回は、IGNのスタッフが最後までプレーできなったゲームと、その理由をお送りしたい。

データベース・エディターMeghan Sullivan

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途中でプレーを止めたゲーム: 『The Last Story』

発売を待ちわびていた理由: 『The Last Story』は、『Final Fantasy』シリーズの生みの親である坂口 博信氏による最新作。『Final Fantasy』シリーズの大ファンとして、発表時から高い期待を抱いていた。

途中でプレーを止めた理由: ユニークなゲームプレーを含んでいたものの、単純に興味を保ち続けることができなかった。テンポが遅すぎるし、物語はいつものJRPGのお約束を丁寧になぞりすぎていた。

プレーを再開する可能性: ない。他にもっと面白そうなRPGがあるので、わざわざWiiを引っ張り出してプレーを再開する理由は一つもない。

ニュース・エディターAndrew Goldfarb

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途中でプレーを止めたゲーム: 『Darksiders II』

発売を待ちわびていた理由: 『Arkham City』風の戦闘とアイテム・システムを備えた、HDのオープン・ワールド『Zelda』のように見えたから。つまらなくなるはずがないだろう?

途中でプレーを止めた理由: 世界観に面白味がなく、全く感情移入できなかった。主人公Deathにも魅力がなく、あまり強くもない。世界観のデザインは平凡で、美しいとも探索し甲斐があるとも感じられなかった。確かに広大なのだが、それでも退屈なのだ。ミッションはどれも単調で、優れたアイテムを手に入れてもそれは変わらなかった。

プレーを再開する可能性: そのうち再開すると思う。それほど乗り気ではないものの、既に中盤を少し越えたところまでプレーしているので、最後がどうなるか見てみたいとは思う。だが、積んでいる他のゲームを崩すのが先だ。

フィーチャー・エディターColin Campbell

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途中でプレーを止めたゲーム: 『Biohazard 6』

発売を待ちわびていた理由: 『Biohazard 4』はもちろん、『Biohazard 5』の水準にさえ達していないのではないか、という懸念もあったし、レビュー内容も芳しくなかった。それでも、私は壮大な物語に身を任せ、お馴染みのキャラクターに再会したかった。

途中でプレーを止めた理由: 冒頭から気に食わなかった。私が年を取っただけかもしれないが、台詞がとにかく安っぽく感じられた。ド派手なアクション演出もイライラするだけで、戦闘は単調かつ鬱陶しかった。

プレーを再開する可能性: ゼロ。このフランチャイズは、大幅な刷新が不可欠だろう。2012年のゲームが抱える問題点の象徴である。

コミュニティ・デベロップメント・マネージャーStephanie Lee

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途中でプレーを止めたゲーム: 『Sleeping Dogs』

発売を待ちわびていた理由: 現実世界を舞台にしたゲームが大好きだし、香港風潜入捜査官のドラマにも惹かれた。

途中でプレーを止めた理由: 蜂蜜の中を歩く亀よりも遅い物語の展開、頻繁に登場する退屈なドライビング・セクションで中断される近接戦闘メカニック、ドライビングよりも酷いシューティング、面白味がなく、プレー必須なことが多い大量のミニゲームなど、『Sleeping Dogs』はそのつまらなさで私の時間を無駄に浪費することにかけては一級品だ。

プレーを再開する可能性: ありえない。勘弁してくれ。

IGN PlayStationエディターColin Moriarty

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途中でプレーを止めたゲーム: 『Assassin’s Creed III』

発売を待ちわびていた理由: 『Assassin’s Creed II』が大嫌いだったとはいえ、私は『Assassin’s Creed III』にワクワクしていた。その理由はただ一つ、アメリカの歴史だ。私は大学でアメリカの歴史を専攻していたし、ビデオゲームよりも好きだと言える唯一の存在がアメリカ史なのだ。『Assassin’s Creed III』がどんな欠点を抱えていようとも、舞台設定やキャラクター、物語が補ってくれるだろうと考えていた。

途中でプレーを止めた理由: ゲームプレーが酷すぎる。『Assassin’s Creed III』はパルクールがメインのゲームにもかかわらず、そのパルクールがちゃんとできていないのである。戦闘も底が浅くて退屈。つまり、『Assassin’s Creed III』を10時間ほどプレーした時点で、私は『Assassin’s Creed II』と同じくらいの駄作であると気付いたのだ。グラフィックがどれほど美しかろうと、世界観がどれほど巧みに構築されていようと、ゲームプレーがここまで酷ければ何の意味もない。

プレーを再開する可能性: 殆どないだろう。アメリカ史や架空歴史物が大好きで、アメリカ独立戦争に取り付かれているこの私が、文字通りその独立戦争を巡る架空歴史を扱ったゲームを最後までプレーできないのだから、その出来の酷さが分かるだろう。正直な話、『Assassin’s Creed III』をもう一度プレーすることを考えただけでも恐ろしい。

1UPアソシエイト・エディターMarty Sliva

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途中でプレーを止めたゲーム: 『Biohazard 6』

発売を待ちわびていた理由: 『Biohazard 1』と『Biohazard 4』の影響力は計り知れず、似たような飛躍を期待していた。

途中でプレーを止めた理由: 『Biohazard 6』は、そもそもシリーズが人気となった理由を、完全に忘れてしまっている。カプコンは、ホラー要素を陳腐なアクションに置き換えた。ムード満点の雰囲気の代わりには、意図せぬ笑いが満載の酷いアクション・シーンがてんこ盛りだ。

プレーを再開する可能性: ない。カプコンがシリーズの方向性を大きく変えない限り、私は『Amnesia』や『Slender』でホラー成分を満たすことにする。

Xboxエグゼクティブ・エディターRyan McCaffrey

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途中でプレーを止めたゲーム: 『Assassin’s Creed III』

発売を待ちわびていた理由: 当初は、フランチャイズを大きく前進させるゲームであるかのように思えた。野生動物のハンティング(深く積もった雪の中の散歩も!)、植民都市での大騒ぎ、そしてアメリカ独立戦争という舞台設定など、信じられないくらいワクワクさせられたものだ。

途中でプレーを止めた理由: 極めて一本道な序盤の1時間にもあまり乗り気ではなかったし、序盤の6時間(6時間!)がチュートリアルであるという話を同僚から聞いた。それまでは話が全く進まない。

プレーを再開する可能性: ほぼゼロ。子供が生まれたこともあり、ゲームをする時間が殆どないため、あと5時間分のチュートリアルをプレーする気にはなれない。それに、来年の3月から5月にかけては、『Gears of War』『South Park』のRPG『BioShock Infinite』『Grand Theft Auto V』『Splinter Cell Blacklist』といった大作が控えているのだから、『Assassin’s Creed III』は積みゲーの山の一番下で眠ったままになるだろう。

フィーチャー・エディターRyan Clements

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途中でプレーを止めたゲーム: 『XCOM: Enemy Unknown』

発売を待ちわびていた理由: オールド・スクールSF。ストラテジー、使い捨ての兵士たち。『XCOM: Enemy Unknown』には成功の秘訣が詰まっていたし、ロンチ時の期待の高さは、従順なゲーマーをワクワクさせるのに充分だった。

途中でプレーを止めた理由: 『XCOM: Enemy Unknown』は、プレーヤーの全ての行動が慎重で正確無比でなければならない。さもないと組織は混乱をきたし、破滅が待ち構えている。私はそれに疲れきってしまった。ストラテジー要素はかなり気に入ったのだが、途切れない緊張感の重みに消耗させられたのだ。それと、バグもある。

プレーを再開する可能性: あまり高くない。ストラテジーをやりたくなったら、『XCOM』を再びインストールするかもしれない。それまでは、ここまでストレスを感じないJRPGのレベル上げで満足だ。

チーフ・エディターCasey Lynch

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途中でプレーを止めたゲーム: 『The Darkness II』

発売を待ちわびていた理由: 1作目が大好きだったし、Jackieのその後にも興味を引かれた。開発を引き継いだDigital Extremesのファンでもあったので、彼らがこのフランチャイズをどう料理するのかも楽しみだった。

途中でプレーを止めた理由: 私生活。『Mass Effect 3』。『SSX』。『FEZ』。『Diablo III』。出来の良いものから悪いものまで、数多くのゲームが発売された。『Biohazard: Raccoon City』や『Ninja Gaiden 3』までプレーし始めてしまった。時間が経つにつれ、Jennyの元にはなかなか帰れそうにもないことに気付いたのである。

プレーを再開する可能性: あまりない。まだプレーしていない今年のゲームが沢山積まれているし、今は『Far Cry 3』をプレー中なので、『The Darkness II』には戻れそうもない。それに、『Pokemon: Black & White 2』をコンプするという任務も残っているのだ。

[ソース: IGN]

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