2013年03月06日(水)20時16分

CD Projekt REDが『The Witcher 3』と『Skyrim』の違いを語る「物語を最重要視している」

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CD Projekt REDのMichal Platkow-Gilewski氏とJakub Rokosz氏が、オープン・ワールド化した『The Witcher 3: Wild Hunt』について言及し、他のオープン・ワールドRPGとの違いを語っています。

Michal Platkow-Gilewski: 『Skyrim』には言及せざるを得ないが、我々のアプローチは全く異なっている。彼らのゲームはオープン・ワールドRPGであり、我々はオープン・ワールド環境を舞台にした物語主導型RPGを作っているんだ。我々にとって最も重要なのは常に物語だからね。ここで言う”物語”とは出来事だけを示すものではなく、選択とその結果も意味している。道徳的に曖昧な領域であったり、NPCに真実味をもたらす善良さや邪悪さのキャラクター描写だ。そうしたNPCと遭遇した後も、彼らの性格や行動原理が記憶に残る。我々にとっては、それら全てが最も重要なんだ。

だが本作では、それら全てをオープン・ワールドに持ち込んでいる。これはとても困難なことだが、厄介な部分は全て特定しているし、このオープン・ワールド内で最高のストーリーテリング体験ができるよう、全力を尽くしているよ。プレーヤーの行動が様々な結果を生むことになる。『Witcher 2』を想像してもらえば分かり易いが、あれをオープン・ワールド環境で実現しているんだ。大小様々な行動が、大小様々な結果に繋がるということだ。

クリアした状況によって、完全に異なる3種類のエピローグが用意されている。中盤のどこかに、異なる選択が存在するんだ。世界全体にも36種類の状態が存在する。”状態”というのは、プレーヤーが関わった全ての変化ではなく、より重要な変化ということだよ。

通常はストーリーテリングに向かないとされているオープン・ワールドですが、『The Witcher 3: Wild Hunt』に関してはむしろプラスに働いているようです。

Jakub Rokosz: 『The Witcher』の場合は、オープン・ワールドにしたことで助かっている部分もある。『The Witcher 2』では物語とゲーム自体のペース配分が難しく、プレーヤーが過剰な情報量に飲まれてしまうことがあり、それが一番の問題だった。メカニックや世界観、自らの選択の結果を理解するための情報だよ。本作は3種類の地域からなるオープン・ワールドにしたことで、地方のコミュニティから国全体までを構築することが可能となり、それに合わせた全体の物語を語ることができるようになった。ミクロとマクロ、両方の側面から物語を作れるようになったんだ。

小屋の外にモンスターがいて困っている人、というような小規模のクエストですら、ちょっとした物語を語れるんだ。この小屋にモンスターが現れたのは、もしかしたら戦争の勃発で普段の住処から追い出されてしまったからかも知れない。あらゆるレベルから物語を語っていこうということだね。

[ソース: Rock Paper Shotgun]