2013年03月12日(火)21時49分

Ken Levine氏が語る物語主導型FPSへの思い「1人称はとてもパワフルで我々の体験そのもの」

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IrrationalのKen Levine氏がEurogamerの取材に応え、物語主導型のFPSというジャンルに対するこだわりや思いを語っています。

Ken Levine: 「カットシーンに頼らずストーリーテリングに重点を置いたゲームが成功への近道だ」なんて書いてある本を読んだからというわけではないんだ。こういうやり方を我々のアイデンティティにしようと、私や会社で決めたことだ。まだ確信はない――他のやり方ならもっと大きな成功を収めることができていたかもしれない。私はそれが重要だと思ったということだ。私自身ゲーマーとして、ゲームにとってはそれが重要なやり方だと考えているし、自分がゲームを作る時は、ゲームにとって重要な作品に仕上げたい。可能な限りインタラクティブなやり方で、ゲームにおけるストーリーテリングの可能性を広げる作品だよ。

私にとっては、FP(1人称)の方がS(シューター)よりも重要なんだ。1人称というのはとてもパワフルなものだ。結局のところ、インタラクティブ体験における究極の目標はそこにある。我々の体験そのものだからね。1人称によって、ディテールに富む世界を他のやり方では不可能な形で体験できる。最も重要なのは、主人公が”彼”ではなく”君”であるという点だ。Elizabethと関係を築いていくのはBookerではなく、Bookerと君の奇妙なハイブリッドが関係を築いていくことになる。これは極めてパワフルだ。もし『BioShock Infinite』が3人称だったら、Elizabethは全く異なる存在になる。シューター部分は扱いが厄介だ。急に激しい戦闘が始まったりするからね。物語の途中で急に登場人物たちが歌い出したりする、ミュージカルのようなものだと私は考えているんだ。

[ソース: Eurogamer]

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