2013年04月07日(日)14時15分

【コラム】多大な期待が生んだ失望 - 期待を裏切ったゲームたち

出来自体は悪くなかったものの、期待の大きさゆえに失望を持って迎えられてしまったゲームたちを振り返るGame Informerのコラムを。

Wii U版『Aliens: Colonial Marines』のキャンセルをもって、同ゲームの長く悲しい開発に終止符が打たれた。ある時点の『Colonial Marines』は多大な期待を寄せられていたゲームだったが、実際に発売されてみると、ファンの興奮や期待は木っ端微塵に砕かれてしまった。こういったことは日常茶飯事というわけではないが、現実が高い期待に遠く及ばないという嬉しくないサプライズに迎えられることもままあるのである。以下は、今世代のそんなゲームたちの一例だ。全てが駄作というわけではなく、馬鹿みたいに高まった期待に応えることができなかったのである。

『Spore』

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Will Wright氏が最初に『Spore』をお披露目した時は、ゲームに革命を起こすゲームのように見えたものだ。有機体の進化を導いていくという発想は素晴らしいが、Maxisはそんな向こう見ずなコンセプトを中心としたゲームプレーの構築に苦戦した。結果できあがった製品は、ビデオゲームの勢力図を一変させるものではなかったとはいえ、それでも楽しいゲームではあった(それに引きかえ『SimCity』ときたら)。

『Too Human』

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Silicon Knightsは、『Eternal Darkness』や『Metal Gear Solid: The Twin Snakes』で名を上げたデベロッパー。そんな彼らが北欧神話SFトリロジーを発表したのだから、ゲーマーたちは興奮したものだ。しかし、シリーズは完結しそうもなかった。長引く開発、技術的な問題がプロジェクトの足を引っ張り、いざゲームが発売されると、ゲーマーたちはその出来に失望したのである。

『Homefront』

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年刊『Call of Duty』に支配された市場において、『Homefront』はより生々しく新鮮な戦争を描くとを公約した。THQは北朝鮮に占領されたアメリカという設定にユーザーが共感すると見込んだが、ありきたりなゲームプレーと雑な仕上がりのせいで、『Homefront』は的を外してしまった。『Homefront』の不振がTHQ崩壊の一因となった。

『Dragon Age II』

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『Dragon Age: Origins』は、PCの古き良きRPGにトリビュートを捧げることでファンの支持を勝ち取った。同作はヒットし、EAとBioWareは慌てて続編をこしらえた。リアルタイムのアクション(そして使い回しのダンジョン)に重き置いたコンソール・ゲーマー向けの『Dragon Age II』は、1作目と殆ど共通点のない続編になっていた。良い部分もあるものの、ファンの期待とは大きくずれていたのである。

『Assassin’s Creed III』

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全てが上手く機能すれば野心は賞賛されるが、『Assassin’s Creed III』は少々やりすぎてしまったようだ。多くの要素はクールだったが、広範囲にわたる技術的な問題が立ちはだかった。ConnorにはEzioほどの魅力はなく、それが一部のゲーマーの不評を買う原因にもなった。今でも充分楽しいシリーズではあるものの、年刊リリースのせいでファンの我慢も限界に達しつつある。

『Mass Effect 3』

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『Mass Effect 3』の名を持ち出すだけで、熱い議論が勃発する。Shepardの物語の最終幕には、かなり多くのゲーマーが失望させられたのである。ファンがシリーズを通じて下してきた決断の重要性をBioWareは見誤った、と多くのゲーマーが感じた結果、満足のいく結末であるべきものが裏切りになってしまったのである。異論を唱える者もいるが、論争は『Mass Effect 3』の遺産と切っても切り離せない存在になってしまった。

『ライオットアクト2』

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スーパーパワーを持つヒーローになってオープン・ワールドで暴れ回るというのは間違いのないフォーミュラのように見えるが、『ライオットアクト2』は転んでしまった。1作目の街を使い回したことが恐らくは最大の過ちだったが、単調なミッションや個性的なエージェントの欠如も傷口に塩を塗った。続編というのは好評だった部分を拡大すべきだが、『ライオットアクト2』は何故か縮小してしまった。

『BioShock 2』

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『BioShock 1』の跡を引き継ぐのは困難な任務だが、『BioShock 2』は最善を尽くしてクールな物語要素を盛り込んでいる。Big Daddyとしてプレーするという発想にファンは期待を膨らませたが、実際のところ、Subject DeltaはありきたりなFPSの主人公と大差なかったのである。それに、Raptureも最初こそ素晴らしかったが、2度目はさすがに新鮮味が薄れてしまった。ありがたいことに、今の我々にはColumbiaがある。

[ソース: Game Informer]

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