2013年05月23日(木)00時00分

Infinity Wardが『Call of Duty: Ghosts』に導入された軍用犬について語る

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Activisionが公開した開発日記にて『Call of Duty: Ghosts』に軍用犬が味方AIキャラクターとして登場することが明らかとなっていますが、Infinity Wardのエグゼクティブ・プロデューサーMark Rubin氏が、『Call of Duty: Ghosts』に軍用犬を登場させた理由を語っています。

Mark Rubin: プロダクションの人間が、今は引退して元軍用犬と共にサンディエゴに住んでいるいる元ネイビー・シールズの兵士とコンタクトを取ったんだ。彼をスタジオに招くと、凄い話を色々と聞かせてくれた。彼らの成し遂げた偉業を、今でも信じることができないほどだよ。彼らが関わった戦闘だけではなく、装備や技術もだ。彼の話や、彼らと過ごした時間のお陰で、なんとしてでも軍用犬をゲームに登場させようということになったんだ。彼は、犬を仲間として扱っていた。自らの身を挺してでも犬を守るという彼の覚悟には、非常に心を打たれた。彼と犬は心で繋がっていて、彼のチームにとっても犬は欠かせないメンバーだったんだ。

Infinity Wardは、他のゲームではなく映画からインスピレーションを得ているとRubin氏。

Mark Rubin: 我々が一番影響を受けているのは、映画なんだ。他のゲームではなくてね。オフィスにはテレビが何台かあって、色々な映画のシーンを流している。『アイ・アム・レジェンド』もその一つだよ。

Rubin氏によると、『Call of Duty: Ghosts』に登場する軍用犬は『アイ・アム・レジェンド』以外の映画に登場する犬の影響を受けているそうですが、その映画に関しては言及を避けています。

Infinity Wardは、軍用犬との感情的繋がりだけでなく、技術面でも正確な描写を目指しているという。

Mark Rubin: 彼(前述の元ネイビー・シールズ隊員)から話を聞いた技術は驚異的なものだ。ボディ・アーマーを身に付けた、ジャガードッグみたいな写真があるだろう?あれは実在するんだ。あれは彼がスタジオに持ち込んだ実在の装備で、我々はそれをキャプチャーした。背中にはカメラが付いたパラスコープが装着されていて、兵士の手首にはテレビ画面があり、犬が見ている物をそれで見れるというわけだ。犬が回り込むと、彼が画面で確認できる。犬はイヤーピースも身に付けていて、犬に命令を与えることができるようになっている。音を立てられないような状況下のために、振動装置を首に付けている。隊員が右のボタンを押すと、右側のデバイスが振動して、犬は右に進むんだ。左を押すと左に進む。ビデオゲームで犬を操作しているようなものだよ。

最後にRubin氏は、元シールズ隊員が話してくれたという戦場でのエピソードを語ってくれています。

Mark Rubin: 彼が犬との体験談を語ってくれた。彼らのチームとその軍用犬は、とある家に追い詰められていた。彼が教えてくれなかったので、場所は分からない。その家を、何者かが包囲していたそうだ。彼らは銃撃やロケット砲を浴びたが、何とか持ち堪えていた。確か18時間ほど持ち堪えていたそうだ。屋根が落ちてきて、体は破片で傷だらけという困難な状況下では、ただ犬に目をやるだけで、「私はハッピーでここに居る、皆大丈夫だ」という気持ちになれるそうだ。それがチーム全体の士気を高めたそうだよ。

[ソース: Game Informer]