2013年06月15日(土)03時42分

SCE社長がDRM問題におけるスタンスを明確化「消費者が購入した品物は消費者が所有する」

andrew-house.jpgAndrew House氏

SCE社長Andrew House氏がコンテンツ所有権を巡る議論に言及し、ソニーのスタンスは昔から一貫していると語ります。

Andrew House: から騒ぎだと言う人もいるかもしれない――情熱的なゲーマーという非常に声の大きい少数派が騒いでいるだけだとね。コンテンツ所有権という考えを巡る感情が噴出していると。だが、私はそうは見ていない。

我々は沸き立つ感情の避雷針の役目を果たしたのだと思う。これはゲームに限った話ではなく、エンターテイメント全体に言えることだ。手元に品物が物理的に存在しない場合のコンテンツ所有権の意味を巡り、誰もが不安を増しつつあると感じている。そのような不安感が、消費者が購入した物理的な品物の管理に及び始めると、それは行き過ぎだ。

我々がこの件を利用していると見られる危険性があると感じているので、この件に関する我々の立場を明確にしておきたい。我々がこの2月にPS4を発表した時、ソニーはあえて口をつぐんでいると疑いの目で見る人々がいたが、我々はこれに違和感を感じた。我々は自らのスタンスを変えるつもりなどなかった――この15年間、我々のスタンスに一切変化はない。消費者が購入した品物は消費者が所有し、好きなように扱えると信じている。

更に、インディ・ゲームに力を入れることで開発費の高騰が叫ばれる現状に均衡をもたらすことを目指しているとHouse氏は。

Andrew House: インディ・ゲームに対しては率直な意見を持っている。この業界は大金を投じたゲーム、つまりハリウッド超大作への依存度を年々増し続けてきた。クリエイティブなエンターテイメント業界は、独創的で斬新なアート系映画のようなゲームで、釣り合いを取る必要がある。我々の狙いは、そうした市場をPlayStationで育て上げることだ。

これはなにも今に始まった話ではなく、我々は1995年にも同様の試み――ディスク・メディアを導入することで、小規模なゲーム会社でも革新的なゲームを市場に送り出せるようにした。カートリッジという縛りがなくなったお陰でリスクを冒すことが可能となり、『パラッパラッパー』のようなゲームが誕生した。我々はそこに立ち返っているんだ。

[ソース: Yahoo Games]

カテゴリ: 業界 タグ: -