2013年09月22日(日)05時48分

【コラム】IGNが選ぶXbox 360ゲーム・トップ25

10『Batman: Arkham City』

どうやらバットマンはビデオゲームでも一流らしい。目からうろこだった『Arkham Asylum』の続編となる本作は、前作を全ての面で進化させている。Gotham Cityの広大で美しいオープンワールド(少なくともその一部)、豊富なチャレンジ、クエスト、隠し要素がバットマンの遊び場に隠されている。『Arkham』シリーズの成功の秘訣は移動アクションにあり、グラップリング・フックやグライド能力によって、バットマン気分を堪能しながら好きな場所に素早く移動することができる。更に良く出来ているのは戦闘で、そのリズミカルなシステムは多くのゲームに模倣されている。そこにバットマンのアニメ・シリーズでお馴染みの声優ケビン・コンロイ(バットマン)とマーク・ハミル(ジョーカー)を加えれば、媒体を問わず、最高のバットマンの出来上がりだ。

9『Mirror’s Edge』

1759.jpg

Xbox 360史上最も大胆なゲームの一つは、同時に極めて印象的な傑作でもある。『Mirror’s Edge』は、銃弾を一発も発射せずにクリアすることすら可能――推奨されてすらいる――な、一人称パルクール・ゲームだ。プレーヤー視点とそのアート・スタイルへのこだわりが光っている。近未来の監視都市は、ほぼ原色のみで構成することで命を吹き込まれている。白、赤、青、緑、黄色は、ゲームプレー上のヒントであると同時にデザイン上の目的も持っており、2008年の発売時から、その大胆さや美しさは全く色褪せていない。

8『The Walking Dead: The Game』

ビデオゲーム誕生以来、感情というのはビデオゲームの聖杯であり続けてきた。画面上での自らの行動でプレーヤーの感情を喚起するというのは、希有であり力強い。Telltaleが原作者Robert Kirkman氏と提携して作り上げた、全5エピソードからなるアドベンチャー・ゲーム『The Walking Dead』は、感情のハンマーを振り回してプレーヤーの画面をまともに直撃する。プレーヤーは重罪犯Leeとなり、孤児となった少女Clementineをゾンビが徘徊する世界から守り抜かなければならない。本作は必ずや体験すべきである。

7『The Elder Scrolls V: Skyrim』

『The Elder Scrolls』より優れた大規模なシングルプレー・オフラインRPGは存在しないだろう。同じBethesda Game Studiosが手掛ける『Fallout 3』を除いては。剣、盾、ドラゴン、森など、中世ファンタジーRPGに望むもの全てが詰まった、真正オープンワールド・ファンタジーだ。遠距離、打撃、魔法まで、全ての戦闘が過去作よりもはるかにインパクトが増しているし、ビジュアルに関しても、Xbox 360が2005年に発売された当時には想像もできなかったレベルにまで引き上げられている。平均――そう、平均だ――プレー時間は80時間。決して後悔はしない時が過ごせるだろう。

6『The Orange Box』

お得度で言えば、このリストの1位だけが『The Orange Box』を凌駕するだろう。それでさえ議論の余地がある。色の名が付いたValveのコンピレーションに収録されているのは、史上最高の1人称シューターである『Half-Life 2』とその2本の追加エピソード、クラス制マルチプレー・シューターの大御所『Team Fortress 2』、そして極めて独創的な『Portal』は、他の収録作品から切り離して単体でゲーム・オブ。・ザ・イヤーに相応しいと多くの者が口を揃えた。99の実績コンプリートを是非頑張ってくれ!

5『Portal 2』

12128.jpg

知的なゲームプレーと知的なユーモアが、これ以上巧みに癒合した例は他に存在しない。『Portal 2』は、優れた発想(『Portal』の基となった学生プロジェクト)の種が、そのポテンシャルを開花させた作品だ。パズル・ゲームの仮面を被ったブラック・コメディであり、殆ど、もしくは全くストレスを感じさせずに、知的なタスクでプレーヤーの脳を試す。余計なものは一切ないゲームだが、全ての台詞がウィットに富んでいる。必ず最後までプレーすべきゲームだし、2人協力プレー・キャンペーンを素通りしてしまうのも損極まりない。2人でプレーする『Portal 2』ではなく、独自の充実した物語を備えた、協力してプレーする『Portal 2』なのだ。

4『Rock Band 3』

2432.jpg

『Rock Band』をプレーすると、文字通りロックバンドで演奏(プレー)していることになる。その振りなのだが、振りではないのだ。これまでも、そしてこれからも、こんな体験は他に存在しないだろう。3人以上の友人と一緒にプレーすると、エネルギーがほとばしるのだ。他のマルチプレー・ゲームでは不可能なダイナミズムであり、それが誰もが共感できる媒体である音楽を通じて行われるのだ。『Rock Band 3』は最後にして最も充実したフィーチャーを備えた作品であり、当然キーボードも含まれている。文字通り数千曲に及ぶダウンロード楽曲を加えれば、決して飽きることはないだろう。Xbox One/PS4世代に『Rock Band』が復活してくれることを願っている。

3『Halo 4』

8116.jpg

2012年のMaster Chiefの帰還がリストの2位に飛び込んだのは、Xbox 360の魅力全てを詰め込んだゲームだからだ。強力なグラフィック(正に驚嘆させられる美しさで、『Halo 3』をはるかに凌ぐ)、素晴らしいオーディオ(特にサウンド・デザインは一級品)、驚異的な1人称シューター・メカニック(武器が実に爽快)、唯一無二のオンラインプレーと機能、そして独占タイトルだ。Master Chiefは我々のヒーローであり、5年間の不在がより愛情を深めた。新進気鋭の343 Industriesは素晴らしい仕事でBungieの後を引き継いでおり、将来への期待が高まるばかりだ。

2『Grand Theft Auto V』

8710.jpg

『GTA V』がリストのトップに君臨する可能性について、じっくり考慮する時間がなかったのだが、Xbox 360の中でもベストに数えられるのは間違いない。前作から5年が経過したオープンワールド・ゲームの続編は、優秀な開発者たちが、自らの創造的ビジョンを満たすための実質無限の時間とリソースを与えられると、驚異的な作品が生まれるということの証明だ。99%、もしくは100%の他のゲームが歩みを止めてしまう地点から、はるか先に歩を進めた『GTA V』は、ゲーマーとビデオゲームの両方にとっての偉大な勝利であり、その段違いの成功に値する。San Andreasよりも凄まじいLos Santosは、真の意味で生きた土地であり、不可能はほぼない。旅客機でマップの端から端まで飛んだり、実に良く出来たゴルフ・ゲームをプレーすることまでが可能なのだ。更に、無料の『GTA Online』アドオンが秘めるポテンシャルも、『Grand Theft Auto』とその他ほぼ全てとの距離を更に広げるだろう。

1『Mass Effect』トリロジー

4224.jpg

これはちょっとズルかな?そうかもしれない。とはいえ、『Mass Effect』は3本を一つのパッケージで購入できるし、Xbox 360を買ったばかりなら、何よりもまず最初にこれを買うべきだろう。とにかく盛り沢山のトリロジーだが、何よりも特別な存在だ。自分のCommander Shepardを作成し、100時間を越える旅路を通じて、様々な決断を下し、関係を築き、記憶に残る銀河アドベンチャーに乗り出すのである。3本ともがそれぞれの特徴を備えているが、間違いなくシリーズの一部でもある。お気に入りの1本は人それぞれだろうが、確実に印象に残るはずだ。BioWareは、目標通りの「スペース・オペラ」を完成させた。

[ソース: IGN]

カテゴリ: 業界 タグ: -