2013年10月17日(木)05時20分

『BioShock Infinite: Burial at Sea』に新Plasmidを描いたファン・アートが正式採用に

この冬に配信が予定されている『BioShock Infinite』のダウンロード・コンテンツ『Burial at Sea - Episode One』には、Old Man Winterと呼ばれる新Plasmidが登場。1作目のWinter Blast同様、このOld Man Winterは敵を凍らせて粉々にすることができる他、水を凍らせることで通常はアクセスできないエリアへの道筋を作ることも可能となっている。

これといった目新しいところのないOld Man Winterだが、このDLCに採用された経緯は一風変わっている。DLC発表以前の今年5月、グラフィック・デザイナーのJoe Trinder氏が2Kの掲示板にOld Man Winterの自作プロパガンダ・ポスターを投稿。彼がデザインしたこのポスターは他の投稿者から高く評価されると同時に、『BioShock』の生みの親であるKen Levine氏に認められ、Facebook公式ページに掲載する許可を取り付けている。その1ヵ月後、開発チームはTrinder氏からこのデザインを買い取り、ゲーム内で使用することを決めたという。

Joe Trinder: 信じられなかったよ。私は普段Tシャツ風のグラフィックなどを手掛けているが、学校ではイラストレーションを学んだんだ。この道に入って6、7年になる。仕事は順調だが、私のアートに関して言えば、今回の件が一番の大仕事だ。

私は1作目からの『BioShock』の大ファンなので、『BioShock』のファン・アートを幾つか手掛けているんだ。完成させるのに1週間ほどかかったよ。

8119.jpgTrinder氏が投稿したアート(左)と、ゲーム内に登場するアート

ロゴの変更など多少の手が加えられているものの、Trinder氏のアートはほぼそのままの形でゲーム内に登場する。Ken Levine氏は、Trinder氏のアートを一目見た瞬間からゲームで使用したいと感じたという。

Ken Levine: あのアートを一目見て虜になったよ。あまりに気に入ったので、あれを使えないかどうか法務部門に話をしたんだ。私はdeviantART(訳注:様々な芸術作品を投稿することができる、芸術家向けのコミュニティ・サイト)の常連で、影響を受けることも多いし、ファン・コミュニティを活用する方法を常に考えているんだ。中には素晴らしい才能の持ち主もいるからね。

Shawn Robertson(アニメーション・ディレクター): 『Infinite』が発売された週、20かそこらのお気に入りファン・アートを大きくプリント・アウトしたよ。ファン・アートが大好きなんだ。ゲームに対する人々の反応や、何に惹かれているのかを見るのが大好きだからね。

『Burial at Sea: Episode One』では、序盤にBookerがOld Man Winterのポスターを目にし、後に先へと進むためにこのPlasmidを入手する必要があることを知る。今回IGNが取材を行うまで、Trinder氏は彼のポスターがここまで大々的に登場することを知らなかったという。

Joe Trinder: ゲームでどう使われているのか、まだ知らないんだ。ゲームで使うから買い取りたいと言われただけでね。本当に知りたかったから幾つか質問したけど、彼らの口は堅かったよ。どう使うつもりなのか、本当に知らなかった。これほど大々的になるなんて思っていなかったよ。この前の『Clash in the Clouds』でやったような、DLCの収集要素的なものになると思っていた。コンセプト・アート集の中に収録されるとかね。でも、ここまで大きく扱われるなんて、全くの予想外だよ。

Old Man Winterが大々的にフィーチャーされると知り、興奮を隠せないTrinder氏。

Joe Trinder: 本当に最高だよ。少し肉付けされたバージョンを見て、インパクトが増したね。本当にハッピーだし、ここしばらくはその状態が続いているよ。『BioShock』は文句なく一番お気に入りのフランチャイズだから、とても興奮している。作るのも楽しかったし、情熱を注いだ。他の人にも楽しんでもらえることができて、嬉しいよ。

[ソース: IGN]