2013年10月22日(火)21時45分

SCEが明かすDualShock 4誕生秘話「20を超える試作品を試した」

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SCEのプロダクト・マネージャーToshimasa Aoki氏がGamesBeatの取材に応じ、PS4コントローラーの開発にあたっては様々な試作品をテストしたことを明らかにしている。

Toshimasa Aoki: 開発当初、我々はコントローラーを刷新しようと考えていた。新しいデバイスを試したり、形状を変更したりしたんだ。まずそこから初めて、ゲーム・チームと話し合って、新しいデバイスを込み込むのに最適な形状に向けて調整を加えていった。だから、20を超える試作品を作ったんだ。ボタンのないタッチ・パネルのみのもあったし、丸い形のもあった。ぶっ飛んだ物ばかりだよ。

アナログ・スティックの配置に関してはあらゆるコンビネーションをテストしたといい、中にはXbox 360コントローラーと同じ配置を推す声もあったという。

Toshimasa Aoki: アナログ・スティックに関しては、スティックをを上に置く形も試した。Xboxでは左スティックが上にあるからね。特にシューターのチームからは、そうした形状を望む声が挙がっていた。消費者はシューターで360のコントローラーを好んでいたと分かっていたからね。

Wii UのPro Controllerと同じく、2本のスティックを上に置く形状も試したが、試作品の段階で却下されていたという。

Toshimasa Aoki: 試作品を作って、却下していたんだ。任天堂があれを発表した時、「我々の試作品と全く同じだ!」と驚いたよ。でも、我々は上手く機能しないと判断した。ユーザーはボタンが上にあるのに慣れているし、最も頻繁に使うボタン――Xボタン――が離れすぎてしまうんだ。仮にXボタンを上にすると、体に染み込んだ動きが台無しになってしまう。右手はボタンとスティックの両方を主に使うが、左手は基本的に一つで固定してあまり移動させない。だから左側は場所を入れ替えても問題がないんだ。しかし、右側を入れ替えてしまうと、ゲーマーの体験を破壊してしまうことになる。

最終的には、PlayStation伝統の形状を維持する方向で決定され、DualShock 4が誕生した。

Toshimasa Aoki: ユーザー・テストのチームからは、Xboxバージョンやこのバージョンをテストする必要があるというフィードバックが返ってきた。しかし、(アナログ・スティックを左右対称に置くのは)我々のDNAに染み込んでいるんだ。試作品のチーム、私自身、そして経営陣も、このルックこそがPlayStationの特徴的なルックであり、維持しなければならないと感じたんだ。

[ソース: GamesBeat]

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