2013年11月05日(火)23時24分

『Call of Duty: Ghosts』海外レビュー

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『Call of Duty: Ghosts』の海外レビューです。

  • 機種: PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Wii U/PC
  • 開発: Infinity Ward
  • 販売: Activision
『Call of Duty: Ghosts』は、大人気1人称シューター・フランチャイズが贈る、桁外れの最新作だ。フットボール風のBlitzやテンポの速いGrindといった幾つかの素晴らしい新モードを含んだマルチプレーには、無数の感心させられる調整が加えられている。発売直前に発表されたExtinctionモードだけでも、エイリアン退治を何十時間も楽しめるだろう。シングルプレーはある程度楽しめるものの使い捨てな出来とはいえ、次回作が出るまで何百時間と忙しくさせてくれるマルチプレーがあるのだから、些細な問題だろう。Treytechの傑作の後、Infinity Wardは『Call of Duty: Ghosts』で定番オンライン・シューターとしてのブランドを確固たるモノにした。シリーズで最も充実した体験の一つである。
4.5/5.0 Joystiq
Treyarchの成果を拡張していれば『Call of Duty: Ghosts』はより凄いゲームになったかもしれないが、Infinity Wardは『Modern Warfare』1作目から調整し続けてきたアイデアに立ち返っている。Infinity Wardは常に独自の道を歩み続けてきたが、その定型的なデザインはもうヨレヨレだ。良く出来た本ではあるが、そろそろ新たなページをめくる時期だろう。
8.8/10 IGN
良い点:
・チームをより重視
・充実のクラス・システム
・ずば抜けたキャンペーン
悪い点:
・大きすぎるマップ
・過剰に複雑

『』はフランチャイズに革命を起こすゲームではないが、既存フォーミュラの範疇でも革新の余地は残されていることを証明している。時に物事を複雑化しすぎているものの、充実したマルチプレー・ゲームプレー、驚くほど楽しい協力プレー、ボリュームたっぷりでバラエティに富み、手応えのあるキャンペーンのお陰で、『Ghosts』はシリーズ中でもトップ・クラスの出来となった。

8.5/10 Machinima
良い点:
・マルチプレー
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・物語

物語という観点から見ると、シングルプレー・キャンペーンはクールで楽しい瞬間も幾つかあるものの、『Black Ops II』よりも野心に欠け、効果的ではない。しかし、コンテンツのボリューム、引き締まったマルチプレー、そしてExtinctionモードなど、『Ghosts』は古典的な『Call of Duty』だ。大戦ゲーミング・シーンでマルチプレーがどう受け入れられるかは興味深いが、Clan Warsをはじめとする豊富なモードのお陰で、次回作までは楽しめるはずだ。次回作がどんなゲームになろうとも。

8.0/10 Game Informer
コンセプト: 『Call of Duty』の新ユニバースやキャラクターを紹介
グラフィック: どのコンソールでプレーしようと、素晴らしいエンジンが見事にカオスを表現
サウンド: 銃撃戦は現実的だが、声優の演技はキャラクターそのものと同じくらい平凡
プレー性: シューティングは相変わらず滑らか。大きな改善はない
エンターテイメント性: 洗練され楽しいゲームだが、シリーズを前進させることに失敗している
リプレー性: 高め

『Ghosts』はポテンシャルを生かしきれていない。次世代機初の『CoD』であり、新ブランドのデビュー作なのだが、どの過去作よりも過去作を思い起こさせる。とはいえ、これといった特徴がないにもかかわらず、長い年月をかけて確立された『Call of Duty』の洗練された信頼の置けるバックボーンのお陰で、『Ghosts』は楽しめるゲームに仕上がっている。

良い点:
・素晴らしい見せ場のあるキャンペーン
・SquadsとExtinctionはマルチプレーへの嬉しい追加要素
・幾つかの素晴らしい新マップとモード
・強固なビジュアル
悪い点:
・キャンペーンの前半は極めて予定調和
・対戦マルチプレーに大きな変更がない

必ずしも望んだエリアではないかもしれないが、本作には革新性があり、世界中が好きなFPSとしての『Call of Duty』のステイタスを確かにするだけの十分な出来だ。

8.0/10 GameSpot
良い点:
・素晴らしいペース配分と多様性に富んだ戦闘
・素晴らしい新協力プレー
・巧みで意義深いマルチプレーへの追加要素
悪い点:
・物語はせいぜい機能している程度

スペクタクルに満ちたテンションの高いキャンペーンから、全く新しい射撃スキルが要求されるExtinctionモードまで、『Ghosts』は馴染み深さと目新しさの素晴らしいバランスを実現している。シリーズの強みを知り尽くしているが、そこに負い目を感じていない。どんな基準に照らしても、『Call of Duty: Ghosts』は驚異的な1人称シューターだ。

80/100 GamesBeat
結論としては、9本の成功作(とはいえ3本目はかなり出来が悪かった)を経て、Activisionはとうとう私を失望させた。私はプレーするし、マルチプレーを楽しむだろう。『Black Ops II』のマルチプレー・モードは最高だと思ったが、Infinity Wardが何故それらのモードを借用して進化させなかったのか分からない。

『Call of Duty』が大成長を遂げた理由の一つは、Activisionが毎年質の高い新作を送り出せるよう、スタジオを充実させてきたことがある。お陰でシリーズは大きく成長し、他のスタジオが夢見るような予算を確保できたのだ。しかし、本作は一線を越えてしまった。それは、前作の方が最新作よりも出来が良いという点だ。これは取り返すのが難しい。

私としては、次世代版の出来が優れていることを願うばかり。デモは目にしたが、実際にはプレーしていない。とはいえ、私は期待していないし、『Battlefield 4』をプレーしようと考えいているゲーマーも同じように期待すべきではないだろう。現行機版『Call of Duty: Ghosts』は、このホリデーにリリースされる良作の渦に飲み込まれてしまうかもしれない。様々なヒット作が必要なのだから、ゲーム業界にとっては良いことだろう。しかし、Activisionは2015年に向けて困難な仕事を抱えている。

グラフィック 4.0: プレーするバージョンにもよるが、次世代版は新コンソールのグラフィック技術のショーケースとなっている
操作性 3.5: 操作性は1作目から殆ど変化していない。機能しているが、いわゆる革新性がない
音楽/効果音/ボイスアクト 3.0: シングルプレーの声優たちは、実に平凡かつ面白味のない仕事振りでアメリカ最後のレジスタンスを演じている
バリュー 4.5: マルチプレーは末永く楽しめる。シングルプレーには近寄らないこと

一部のモードを除き、『Ghosts』は基本的に変わり映えの市内中毒性のある『Call of Duty』フォーミュラを継承している。ただ、銃やPerkが新しくなっただけだ。全体的に見て、本作は内容を薄めることなく初心者に優しくなったゲームに感じられる。マップは分かり易く、キルストリークは地上ベースで非致死が多くなり、初心者はマルチプレーに飛び込む前にSquadモードでレベルを上げることができる。だが、上級者にとっても奥深いゲームであり、拡張されたPerkシステムはあらゆるカテゴリーのPerkをミックスすることができるし、テンポの速いCrankedやBlitzといった新モードも豊富。更に、ほぼ無敵の部隊を作り上げ、一切プレーせずともリーダーボードを上り詰める様を眺めることもできるのだ!それぞれの銃の感触やマップについて延々と話し続けることもできるが、それではこのレビューが長くなり過ぎてしまうので、ひとまず『Call of Duty: Ghosts』はフランチャイズの次世代デビューに相応しい最新作だと言うに留めておこう。それに犬が出てくる!なんて賢い犬だRiley!いい子だ!

4.0/5.0 Games Radar
良い点:
・シリーズの特徴である素晴らしく洗練された操作性
・これまで以上に楽しめるマルチプレー
悪い点:
・眠たくなるシングルプレー・ミッション
・Spec Opsの続編というよりも初心者向け練習モードといった感じのSquads
・Zombiesほど魅力がないExtinction

『Call of Duty: Ghosts』は過去作で確立されたFPSフォーミュラを用い、革新はせずに付け足している。KillstreakとPerkが増え、殺すべきモンスターの数が増え、爆発も増えている。崩壊するビルから逃げるのは何百回目か分からないが、過去作で感じたようなスリルや興奮はそこにはない。印象的なキャラクターもいなければ、仰天するようなヒネリもない――今まで見てきたような物が詰め込まれているだけ。真のスターはマルチプレーだ。カスタマイズ性、洗練されたゲームプレー、幾つかの楽しい追加要素のお陰で、何十時間も友人を倒し続けることができるだろう。ただ、吹っ飛ばされるような衝撃は期待しないこと。

4.0/5.0 Digital Spy
どこかで見たような感覚は拭い去れないものの、『Ghosts』は素晴らしい『Call of Duty』最新作である。
4.0/5.0 The Escapist
シングルプレーは犬のお陰で注目を集めているが、あらゆる方向から攻めてくるマルチプレーには、必ず何らかの楽しみを見出せるはずだ。
7.5/10 EGM
問題を抱える物語や工夫のないマルチプレーが、シリーズ最高傑作にもなりえた本作を蝕んでいる。それでも、『Call of Duty: Ghosts』は楽しめる体験で、Infinity Wardもまだまだやれるということを見せ付けている――だが、コンセプトはポテンシャルを生かしきれていない。
7.5/10 NowGamer
『Call of Duty: Ghosts』は、『Modern Warfare』以来最も貧弱なシングルプレーと、『Modern Warfare』以来最も強力なマルチプレーをフィーチャー。革命は一切ない――手堅いが無難な『Call of Duty』である。
7.0/10 CVG
良い点:
・ド派手でバカっぽい楽しさを提供するキャンペーン
・奥が深く多層的なマルチプレー
・Extinctionは歓迎すべき追加モード
悪い点:
・次世代版ですら既視感を感じる
・とにかく酷い台詞

Infinity Wardがまたしても予想通り馴染み深いが安定して楽しめる『CoD』超大作を送り出した。

7.0/10 Eurogamer
『Ghosts』それ自体は良いゲームだ。条件は全て満たしているし、(少なくともPS4版は)1080pで実に美しい。『CoD』しかプレーしないという層は充分過ぎるほど満足だろうが、シリーズに飽き飽きしてきた人たちは、今回はそのアンビバレンスが正当化されたと感じるだろう。Infinity Wardにとっては、新たなスタンダードを設定するために次世代機に挑むチャンスだったし、この超巨大な人気を誇る、若干バカにされ気味のモンスター・フランチャイズも、今までとは違うダンスを披露できるのだと証明するチャンスでもあった。その代わり、彼らはグレイテスト・ヒッツを選択したようだ。
7.0/10 Edge Magazine
次世代ハードウェアの発売日に『CoD』が存在するというだけで喜ぶ人も多いだろうが、本作がチャンスを逃したゲームであるという事実に変わりはない。現行世代のコンソールFPSを定義付けたスタジオは、本作では守りに入っている。次のチャンスを手にした時には手遅れかも知れない。
7.0/10 GameTrailers
『Call of Duty: Ghosts』は決して悪いゲームではないが、驚きは殆どない。『Black Ops II』は全てが成功していたわけではないが、停滞に意識的で、キャンペーンに分岐を取り込み、マルチプレーに10ポイント・システムを盛り込むことで、シリーズを前進させようという意思が感じられた。一方の『Call of Duty: Ghosts』は、台無しにしてしまうのを殆ど怖がっているかのようだ。記念碑的な『Call of Duty 4: Modern Warfare』で一度は1人称シューターを定義したシリーズであるにもかかわらず、『Ghosts』は変化に殆ど興味を示さない。変わり映えしないゲームを望むなら期待に応えてくれるが、それだけだ。
6.5/10 Polygon
『Call of Duty: Ghosts』は明白な野心の欠如が足を引っ張っている。素晴らしいExtinctionモードを除くと、既視感のあるミッション、モード、体験など、『Ghosts』は後追いに主眼を置いているように感じられる。『Ghosts』は、新作を正当化する程度のコンテンツを収録した、会計士による続編という感じがする。それ以上ではない。
3.0/5.0 Giant Bomb
『Ghosts』は、2007年から変わらない『Call of Duty』のビデオゲーム・コンバットを提供してくれる。この手のアクションが好きな人には、核の部分は相変わらず魅力的でとてもスリリングだ。事実、私のお気に入りオンライン・マルチプレー・シューターであり続けている。しかし、ゲームを彩る様々な飾りが欠如しており、再び舞い戻る新鮮でエキサイティングな理由を与えてはくれない。次世代機でグラフィックが改善されたとしても、私は『Black Ops II』をプレーする方が良い。
5.0/10 Destructoid
諺とは対照的に、老犬に新たな芸を仕込むことはできるのだ。『Black Ops II』は見事にそれを証明した。だが『Ghosts』はというと、ただ単に変化を嫌う犬に過ぎない。ぬるま湯から出る気がないのである。これほど失望させられる予定調和の製品になっていなければ、その努力も尊重できたかも知れない。なんと生気のない犬だろうか。

グッバイ。