2013年11月12日(火)01時21分

『BioShock Infinite: Burial at Sea - Episode 1』海外レビュー

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『BioShock Infinite: Burial at Sea - Episode 1』の海外レビューです。

  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: Irrational Games
  • 販売: 2K Games
9.0/10 games(TM)
『BioShock Infinite』初の追加物語は、約束通りの内容だ。1作目への愛の詰まったオマージュであり、恐ろしい物語とAndrew Ryan風のテーマを継承、新鮮な見方で活性化を図りつつ、同時にColumbianの物語にRaptureを完全に結び付けている。知的で寛大、郷愁を誘い、プレーヤーを釘付けにするクリフハンガーでやきもきさせる。ここには、『BioShock』を愛する理由が全て詰まっている。
8.0/10 Game Informer
コンセプト: 別のBooker DeWittになってRaptureを再訪
グラフィック: 破壊されていない箇所を見れるだけあって、水中都市は記憶よりも美しい
サウンド: BookerとElizabethを見事に演じ切るTroy BakerとCourtnee Draperが再び競演
プレー性: 武器ホイールの追加は良い判断だが、操作性は変わり映えしない
エンターテイメント性: これらのキャラクターたちがこの舞台設定にどうフィットするのかという謎が大きな引きになっているが、次のエピソードまで答えは期待しないこと
リプレー性: 低め

一方で、私はDLCに型破りなアプローチを試みたIrrational Gamesには感謝の気持ちを抱いている。本編のアセットを全て使いまわすのではなく、開発チームはRaptureを作り直し、シリーズの幾つかの作品の要素を見事に融合させる方法を見つけ出している。だがもう一方では、追加は良く言っても最低限であり、背景が違うだけでやらされることは同じ。無限の可能性を秘めた世界なのだから、もう少し目新しさを望んでいた。

7.3/10 GameTrailers
『Burial at Sea』はRaptureへの価値ある再訪だが、クリアする頃には、街の崩壊していないエリアをもっとじっくりと探索したかったという気持ちにさせられる。冒頭の盛大な観光と、残りの絶え間ない戦闘が乖離を生んでおり、どちらも中途半端に感じられる。異種な2つのパートの間にできた裂け目を、次のエピソードが塞いでくれることを願う。
71/100 GamesBeat
『Burial at Sea』におけるIrrational最大の功績は、Raptureを再建したことだ。正に目の保養となる都市で、彼らはまたしても業界随一の環境アーティストであることを証明した。

手堅いシューティング・メカニックと、興味深い謎をお膳立てしてくれるお陰で、概ね楽しめる体験に仕上がっている。

とはいえ、蝋人形のようなNPCや殆ど何も起こらない物語が楽しさを削いでいる。2つのエピソードが出揃えば、物語上の問題点は解消される可能性はある。今のところ、『Burial at Sea』は先送りにすべきだ。失望しか感じない。

7.0/10 IGN
良い点:
・Raptureの再訪
・『Infinite』の戦闘をRaptureで
・『Infinite』へのちょっとした言及
悪い点:
・驚きのない物語
・謎のお膳立てには短すぎる

本編を長編小説とするなら『Burial at Sea Episode 1』は短編だが、それでも僅かなプレー時間の最中はコントローラーを離すことができないだろう――価格も15ドルと適正だ。ただ、今回は物語に見事に足元をすくわれるのを期待しないことだ。

7.0/10 Eurogamer
『Burial at Sea - Episode 1』は、あまりに多くの定数と変数に基いており、間違いなく賛否が別れるだろう。2部構成の第1部としても短すぎるが、息を呑むようなクライマックスへと繋がる豊かなストーリーテリングを提供してくれる。リプレー性が殆どないことを考慮すると価格は少々高めだが、それでもそのクオリティは一部のフルプライス・ゲームを凌いでいる。バラエティには欠くものの質は高い。色々考えさせるものの、やることは少ない。

そして勿論、ゲーム史に残る魅力的な空間Raptureを再訪できる。現在と過去を比較し、点を繋いで知的気分を味わえる場所だ。このスリムな拡張版をどれほど堪能できるかは、Irrationalの芸術性にどれだけ没入しているかにかかっている。

3.5/5.0 The Escapist
はどんでん返し満載の面白い物語だが、ゲームプレーにそれを支えるだけの中身がない。
6.5/10 Destructoid
『Burial at Sea - Episode 1』にあまり感心しなかったのは、最後の30秒を除くと、フランチャイズ全体にそれほどプラスになっていないし、単に中身が薄いのだ。『Episode 2』が全てを上手くまとめ上げて我々を驚かせてくれる可能性は勿論あるが、現時点では、Raptureを再訪するもっともらしい理由をIrrational Gamesは提示できていない。
6.0/10 NowGamer
『Burial at Sea』は『BioShock』の遺産に挑んだが、Irrational自身が設定した高いハードルを越えることはできていない。
5.0/10 GameSpot
良い点:
・美しいサウンドとビジュアル
・好奇心をそそる寓話的含みを含んだ幾つかの見せ場
悪い点:
・本編のメカニックとストーリーテリング・デバイスはRaptureでは矛盾している
・難易度が低く投げやりなアクション・シークエンス

本編のエンディングは無限の多元宇宙の可能性を示唆していた。無限の男、無限の世界、圧制や自己発見、贖罪に関する無限の物語。Columbia自体豊かな歴史と妄想に満ちた魅力的な街であり、市民たちは膨大な物語を抱えているかもしれない。そうした物語を語る代わりに、Irrational Gamesは欠点を抱えた「もしも」シナリオに焦点を当て、同等に欠点を抱えた物語を作り上げている。『Burial at Sea』は本末転倒の最たる例で、素晴らしい景色とサウンドが意味ある形で融合しないアドベンチャーとなった。