2014年03月01日(土)00時46分

Ubisoft脚本家がゲームにおけるゲイ・キャラクターに言及「今後はもっと増えるだろう」

lucien-soulban.jpgLucien Soulban氏

Ubisoft Montrealのリード・ライターとして『Rainbow Six: Vegas』や『Far Cry 3: Blood Dragon』の脚本を手掛けたLucien Soulban氏が、ビデオゲーム業界におけるゲイ・キャラクターの扱いに言及。

売り上げに響くという恐れから、超大作ゲームにゲイの主人公が登場する日はまだ先の事になるだろうと語っている。

Lucien Soulban: 出オチではないゲイやレズビアンのヒーロー(ヒロイン)が、超大作に登場するのはいつになるだろうか?というのが真の疑問だろう。『007 スカイフォール』のハビエル・バルデムを思い出して欲しい。あのキャラクターのセクシャリティは、一つのシーンを成立させるためだけのネタだった。あれがなければ、彼はマザコンのナルシストで、オマケに小児性愛者に過ぎない。ボンドは彼のコインの裏、新たな「彼」なわけだから、彼がボンドを誘惑するのは単なる顕示欲だ。わーい。だから、彼の演技をエンターテイメントにおける多様性の基準として挙げられると違和感を感じる。そういうことになっているらしいからね。

さて、超大作ゲームにゲイの主人公が登場するのはいつになるだろう?売り上げに響くという恐れがあるから、しばらくの間はないだろうね。最後の最後で判明した『Metroid』のSamus Aranのようにおとり商法を使うか、RockstarやValve、Naughty DogかTelltaleが不意打ちを食らわしてくれるかもしれない。でも、もし実現するなら、ジョークとしてではなくシリアスに扱ってもらいたいよ。

実現するかどうかの話ではなく、いつ実現するかという段階に来ているとSoulban氏。

Lucien Soulban: 今後はもっと増えるだろうし、変化は急激に起きている。『Mass Effect 2』や『3』、『Fable III』、もしくは『Dragon Age II』や『Skyrim』の選択肢を見てみるといい。『Borderlands 2』にも、自然に自らがゲイであることを明かすキャラクターが登場していた。ビデオゲームは、ゲイ・キャラクターを「発表」するのを止めた。あくまで普通のこととして、ファンファーレ無しで紹介するようになったね。「我々ゲイはここにいて、仕事で忙しいんだ」ということだ。

[ソース: OXM]

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