2014年07月16日(水)14時51分

『Divinity: Original Sin』海外レビュー

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『Divinity: Original Sin』の海外レビューです。

  • ジャンル: RPG
  • 機種: PC
  • 開発: Larian Studios
  • 販売: Larian Studios
9.5/10 Hooked Gamers
良い点:
・楽しくセクシーで多様性に富み、洗練されている
悪い点:
・エンディングがある(ユーザー作成コンテンツ用のツールキットは用意されている)

『Divinity: Original Sin』は、昔ながらのRPGが持ち合わせていた、見事なまでに奥の深い複雑さを提供してくれるが、古臭さを感じさせることはない。なんとユニークで素晴らしい体験だろう。

9.0/10 IGN
良い点:
・ユニークなターン制戦闘
・魅力的なクエスト
・自由度の高さ
・頭を使わされる
悪い点:
・奇妙なインベントリー

『Divinity: Original Sin』ほどやりがいのあるRPGは久しぶりだ。クエストと戦闘は自らの行動と選択を考えさせるし、それだけで現代RPGには珍しい。その奥の深さ、手応えのある戦闘は、『Dragon Age: Origins』といった大作とも余裕でやり合えるほど。多数の印象的な戦闘と大胆なストーリーテリングを通して、本作のシステムは様々な実験をする気にさせてくれるし、豊かなMODツールキットは、楽しいプレーヤー作成アドベンチャーを末永く提供してくれるはずだ。

9.0/10 Game Informer
コンセプト: ターン制戦闘をフィーチャーした、オープンワールドが舞台の壮大なクエスト
グラフィック: 昔ながらの見下ろし型ゲームとしては最高峰のグラフィック
サウンド: 素晴らしいサウンドトラックが戦闘を盛り上げ、雰囲気に合わせてのどかに。台詞も豊富で、火の玉の効果音も適切
プレー性: アクション・ポイント・システムは王道で奥が深い。道標がほぼないため、リサーチ、テスト、探索はプレーヤー次第
エンターテイメント性: 最高のキャラクター・カスタマイズ、素晴らしい戦闘、ランダム性のあるアイテム収集、パズル、ボス、ミステリーなど、時間を吸い取られる
リプレー性: 高い

敵やカメラの配置のせいで起きるクリック・ミスや、アイテムを常時表示できないといった細かな不満はあるし、『Divinity: Original Sin』が提供する完全なる自由は威圧的でストレスが溜まり、これは右も左も分からないうちから地雷原を歩かされるような序盤に特に顕著だ。しかし、完全なる自由を謳歌すれば、末永く楽しめる素晴らしいタイトルになるだろう。

9.0/10 NowGamer
『Divinity: Original Sin』は、手応えとやりがいのある魅力的なゲームだ。古典的な見下ろし型RPGも、パブリッシャーが考えるほど死んではないということを証明している。細かな不満はあるが、数週間後には修正されているだろう――その暁には、ジャンルの素晴らしいお手本になるだろう。
広大なオープンワールドと100時間を越えるゲームプレーを備え、一切口出ししてこない『Divinity: Original Sin』は驚異的だ。質実剛健の英雄になるか、手当たり次第に人を襲って盗品を売り捌くか?クエストの攻略法から敵の集団への対処法まで、あらゆることにあらゆる方法で取り組むことができるのである。これはできるかなと興味に駆られるたびに、ゲームは当然だというような顔をしながら見守ってくれる。一切のガイダンスがないためにこのジャンルの初心者は怖気づいてしまうだろうし、難易度にもムラがあるが、それ以外の不満はもっとプレーしたいといくらいしか思いつかないほど。戦闘やクエストなど、とにかくもっとプレーしたくなるのだ。しかし、既にボリューム満点なのだから、これ以上を望むのは我侭というものだろう。幸運なことに、エディット・ツールが同梱されているため、コミュニティがどんなコンテンツを作ってくれるのか、今から楽しみだ。今すぐ『Divinity: Original Sin』を買いに走ろう。これほどの傑作を素通りするなど罪である。
4.5/5.0 Game Revolution
『Divinity: Original Sin』は、言葉では説明し切れないゲームだ。もうかなりの時間プレーしたにもかかわらず、まだ表面を擦っただけのように感じられる。実際、どちらも素晴らしい出来のアート・スタイルやサウンドトラックに関してはまだ言及していないのだから。結論はこうだ。プレーヤーを導いたりせず、奥の深さと自由に尽力した、昔ながらのPC RPGのファンは、本作を大いに気に入るだろう。その手のゲームを未経験の人でも、何かしら好きな要素を発見できるはず。奥の深さや自由度の高さが色褪せることはないのだから。
87/10 PC Gamer
鈍い部分もあるとはいえ、ここまで優れたRPGの新作は久しぶりだ。時間と脳みそが不可欠だが、その価値はある。
幾つかの欠点のせいで、真のオールタイム・クラシックには達していないと思うが、それでも『Divinity: Original Sin』は素晴らしいゲームであり、退屈知らずの魅力的なRPGだ。メイン・ストーリーはもう少し上手く語れただろうし、コンパニオンも少々面白味がない。ここまでの自由はむしろ新鮮ではあるが、少なくとも重要な部分に関してはもう少し優れた道標が欲しかった。とはいえ、創意工夫に富むユニークな戦闘、ユーモラスな脚本、2人のプレーアブル・キャラクター、隅々まで魅力的な世界観、そして文字通り何をしても許される自由度など、『Divinity: Original Sin』は必携のゲームである。しかも、ボリュームも凄まじい。マップの次のエリアを発見するだけでも23時間ほどを要したくらいだ(それでもCyseal周辺を半分も探索できていない)!シングルプレーも協力プレーも素晴らしい出来で、2014年最高のRPGというわけではない(既に『South Park: The Stick of Truth』の方が優れていると思うし、『Dragon Age: Inquisition』、『Wasteland 2』、『Pillars of Eternity』なども控えているのだ)ものの、自尊心のあるRPGゲーマーは絶対に購入すべきゲームである。英国上流階級の女性教師のような喋り方をする、女性オーク図書館員まで出てくるのだから・・・
グラフィック 3.3: キャラクター・モデルと環境はディテールに欠け、細かなアニメーションにも生命力がない。スペルのエフェクトと戦闘のスキルはビジュアル的にインパクトがある
操作性 3.4: 扱い辛いカメラ、重たい操作性。しかし、コンプ主義者とカスタマイズ好きはクリックしまくれるだろう
音楽/効果音/ボイスアクト 3.4: 一部の音楽はフィットしているが、調和しないプレーリストは音楽のスタイルがバラバラ。心地良いアンビエント音の方がはるかに真に迫っている
バリュー 4.7: 自由度が極めて高いため、2周目に全く違う体験をすることもできるだろう

大袈裟なストーリーラインと写実的なムービーでジャンルが溢れかえる中、『Divinity: Original Sin』は今は亡きRPGスタイルへのオマージュだ。質の高いターン制ファンタジーの復活を望む熱心なファンもまだまだ健在。そんなファンの望みを叶えたLarian Studiosは、発見に満ちた世界と、これ以上ないほどの自由とロールプレーの選択肢を提供するゲームプレーを実現してくれた。