2014年09月07日(日)12時31分

『はーとふる彼氏』海外レビュー

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『はーとふる彼氏』の海外レビューです。

  • ジャンル: サウンドノベル
  • 機種: PC
  • 開発: Mediatonic, Hato Moa
  • 販売: Devolver Digital
8.0/10 IGN
良い点:
・深みのあるキャラクター
・リプレー性
・ウィットに富んだ脚本
・キュートなアート・スタイル
悪い点:
・些細なテンポの悪さ

『はーとふる彼氏』は奇妙な設定のゲームで、その奇天烈さを謳歌しているとはいえ、力強い脚本で興味深い題材とキャラクターを提示することで、バカっぽいデート・シミュのレベルを凌駕することに成功している。多少テンポが悪く、アップグレード・システムは無意味に思えるが、笑えて有意義な物語の数々のお陰で気にならないだろう。

8.0/10 Polygon
『はーとふる彼氏』は、ひたすら奇妙で風変わりにすることで、デート・シミュというジャンルをからかっている。ウィットに富む台詞ととにかくぶっ飛んだシナリオは純粋に楽しく、幾つかの別ルートもリプレーする価値がある。革新性はないが、良い意味で爆笑できる。
8.0/10 God is a Geek
『はーとふる彼氏』は概ね上手く行っている。BBLルートには引き込まれるし、ビジュアル・ノベルが好きな心の広い人は必ずプレーすべきゲームである。だが、簡単に見つかるものではない。私がこのルートの存在に気付いたのは、更なるエンディングを見るために努力した結果だし、君たちにも同じ努力をオススメする。何はともあれ、DevolverとMediatonicがこれほど新鮮で風変わりなゲームをSteamに届けてくれたのは嬉しい限りだ。
4.0/5.0 The Escapist
『はーとふる彼氏』は、同じ魅力とユーモアを維持しながらも、オリジナルを忠実にアップスケールしている。
4.0/5.0 Digital Spy
確かに『はーとふる彼氏』はハトのギミックを盛り込んだデート・シミュではあるし、それだけでも多くのプレーヤーを遠ざけてしまうだろう。しかし、単なるギミックに過ぎないと切り捨ててしまうのは間違いだ。その奇妙な設定からは想像も付かないほど愉快で驚きに満ちたゲームである。
7.0/10 Shacknews
『はーとふる彼氏』の物語は当たり外れがあるが、それでも風変わりで興味引く出来だ。ひとまずアニメ風のアートは目の保養になるし、明るく魅力的な舞台設定も嬉しい。ビジュアル・ノベルやテキスト・アドベンチャーが好き人間にとって、『はーとふる彼氏』は悪くない選択肢となるだろう。その目新しさに大きく依存したゲームなので、鳥アンチはお呼びじゃない。
7.0/10 PCGamesN
ハトの恋愛に引かれてプレーし始めたが、最後にはそのシュールな世界に魅了されてしまった。
70/100 PC Gamer
日本の乙女の擬人化世界を垣間見れる唯一無二のゲームとして、『はーとふる彼氏』は驚くほど楽しめる。
3.5/5.0 Joystiq
恐らく、鳥たちは人類が誕生したその時から世界制覇を企んでいたのだろう。もしくは、「バード・ブレイン(ばか、間抜けの意)」という単語に辟易し、その単語を発した人間を全て制圧するために立ち上がったのかもしれない。それとも、ヒッチコックが何か企んでいたのかも。その答えはなく、ただヒントがあるだけ。『はーとふる彼氏』は巧みにトーンを設定し、奇妙な鳥のユニバースを作り上げている。壊れた人工の品々がアクセントを付けていて、陽気な世界に不気味さをもたらしているが、そうした不気味な要素は、ハトのデート・シミュという奇妙なゲームにおいては歓迎すべきだろう。正に鳥肌物である。
6.5/10 Destructoid
ハトだらけの高校に通う女学生というコンセプトのわりに、突き抜けきっていないと感じることもあるが、それでも短い間にたっぷり笑わせてもらった。隅々まで堪能するには、何度もプレーする必要があるだろう。
3.0/5.0 USgamer
ビジュアル: 後半に辿り着くまで、大半の時間を鳥の写真を見て過ごすことになる
サウンド: サウンドトラックの出来はなかなか。メイン・テーマには癒される
インターフェース: デート・シミュなのだから、あちこちクリックして選択するだけ
ボリューム: 全てのエンディングを見て、物語を隅々まで堪能するには、何度も何度もプレーする必要がある

『はーとふる彼氏』は、恋愛対象がハトなだけの、王道のデート・シミュだ。恋人候補に惹かれなかったら、序盤は辛いかも知れない。後半だけで価格分の価値はあるものの、そこまで辿り着くのに苦労するプレーヤーは多いだろう。慎重に臨むべし。

『はーとふる彼氏』は、ジョークとして生まれてジョークとして終わりを迎える。酷いゲームと呼んでも誰も傷付かないだろう。それを狙ったゲームなのだから。奇妙奇天烈すぎるビジュアル・ノベルの中でも、『はーとふる彼氏』は少なくとも最もぶっ飛んだゲームとして成功を収めている。これが10ドルでSteamで販売されているというのは本当に謎だ。無料で配られるべき、安っぽい手抜きのゲームなのだから。『はーとふる彼氏』はまともなコメディではなく、バカバカしいアイデアをあえて酷いゲームに仕立てただけ。それでお金を取るのは、たとえ地上最高のハトのデート・シミュであったとしても、間違いだ。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: はーとふる彼氏