2014年09月18日(木)16時37分

開発元が語る『Alien: Isolation』の敵の種類とその対処法

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『Alien: Isolation』にはエイリアンだけでなくアンドロイドや人間の敵も登場するが、Creative Assemblyのシニア・デザイナーGary Napper氏は、それでもシューター寄りのゲームにはなっていない点を強調している。

Gary Napper
武器は、あらゆる状況に対応できるツールが揃っているとプレーヤーが感じられるようにデザインされている。例えばピストルは、複数の人間を相手にした時に使うと便利だ。しかし、発砲すると狭い通路で凄まじい銃声が鳴り響くので、その直後には天井か床下を這い回る音が聞こえ、足音と唸り声が後に続くだろう。

エイリアン以外の敵も登場することを最初に発表した時、「敵が山ほど出てきて撃ちまくる、変わり映えしない単なるシューターになるのか」という反応があった。しかし、対アンドロイドや対人間のゲームプレーと、対エイリアンのゲームプレーにはさほど違いはないんだ。その場を一時的に乗り切るツールを使うか、ステルスで回避するかのどちらかになる。

何も主人公にマシンガンを持たせて、無数の敵と戦わせるわけじゃない。人間は、プレーヤーが突破しなければならない障害なんだ。「何故人間やアンドロイドを出す必要があったんだ、撃つ的が必要だからか」と言われたこともある。その論点を検討した上で実際のプレーを見てみると、プレーヤーは物陰に隠れてエイリアンに追われて逃げる2人の人間を眺め、背後から悲鳴と銃声が聞こえてくるんだ。エイリアンがいなくなったので恐る恐る頭を出すと、そこには2人の死体が転がっている。他の人間に起きることを見ることができる、そこが重要なんだよ。

様々な敵に対処するための武器は、宇宙ステーション内に点在する物資を組み合わせて作成することになる。

Gary Napper
アイテムを作れるようにしたかったんだ。周辺環境で見つけたものを利用してね。それが体験の核になる。もしこのゲームのように宇宙ステーションに閉じ込められたら、目に付く物は何でも利用しようとするはずだ。そこには青写真の発見も含まれていて、どんなパーツを組み合わせると何が出来るのかが理解できるようになっている。「救急パックかEMPのどちらかを作れるだけの素材は揃った、どっちが必要になるだろう?」と頭を捻ることになるんだ。

必要になる部品を割り当てたり、レア素材を集めたりといった要素は、このゲームに適していると感じた。「独創性」のスタッツを上げていくといったものにはしたくなかったが、物理的な素材を集めていくというアイデアは、ゲームの方向性にフィットしていると思ったんだ。プレーヤーに選択を推奨、時には強いるようなレシピの選択とデザインの問題だね。違和感を感じないように物資を散りばめたかった。

あらゆる通路に火炎瓶が落ちていたり、誰かの引き出しを探ったら爆発物を発見できるようにするのは簡単だ。このオフィスで誰かの引き出しを探っても爆発物は出てこないと思うが、何かに利用できそうなホチキスなどは見つかるはずだ。我々は少しでも現実に近いものを目指しているんだ。

ソース: OXM