2014年10月04日(土)00時55分

『Alien: Isolation』海外レビュー

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『Alien: Isolation』の海外レビューです。

  • ジャンル: サバイバル・ホラー
  • 機種: PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC
  • 開発: The Creative Assembly
  • 販売: セガ
93/100 PC Gamer
『エイリアン』シリーズに相応しいゲーム。ムード満点のSF世界を舞台にした、奥が深く、楽しいステルス・ゲームだ。
92/100 GameFront
The Creative Assemblyは、彼ら自身がずっとプレーしたかった『エイリアン』ゲームを作ることを目指した。その結果、彼らは私がずっとプレーしたかったゲームを完成させた。

力を抜いて家を出ようと考えた矢先、私はもう一度最初からプレーすべきなのではと考えずにはいられないのである。

9.0/10 Video Gamer
良い点:
・驚異的な環境デザイン
・純粋に恐ろしいクリーチャー
悪い点:
・鬱陶しい人間要素
・カットシーンの脚本が貧弱

細かな難癖はあるものの、これは戦うことよりも頭を使うことを要求し、その中身と同じくらいお化け屋敷自体も恐ろしいのだということを理解した『エイリアン』ゲームだ。

9.0/10 games(TM)
Creative Assemblyは、容赦の無いスリラーを提供するという公約を見事に果たしている。恐ろしいと同時に最高な『エイリアン』が究極のホラー・アイコンであるという事実を、『Alien: Isolation』は改めて宣言。このフランチャイズに必要だったカンフル剤となっている。大胆で容赦なく、非常に恐ろしい『Alien: Isolation』は、あらゆる面で勝利を収めている。前知識は一切必要ない。今年最も恐ろしいゲームへの心構えだけで十分だ。
9.0/10 God is a Geek
『Alien: Isolation』は凄まじいタイトルだが、大きな問題点を一つ抱えており、許容できる人もいれば、それで全てが台無しだと感じる人もいるだろう。史上最高の『エイリアン』ゲームであることに疑いの余地はなく、自らの目で見、体験し、暗闇へと逃げ出す価値のある本物の体験を実現している。没入感が途切れることはなく、Creative Assemblyはやってのけた。本当にやってのけたのだ。
4.5/5.0 Games Radar
良い点:
・本当に恐ろしいエイリアン
・『エイリアン』ユニバースを見事に再現
・予測できない知的なAI
・息を呑むグラフィック
・長いゲームだが、緊張感は途切れない
悪い点:
・道しるべがないのを嫌がる人もいるかも

奥が深く知的で、緊張感があり、極めて斬新な『Alien: Isolation』は、トリプルAゲームの素晴らしさを全て含みながら、進化もさせている。

4.5/5.0 The Escapist
『Alien: Isolation』にはイライラさせられることもあるが、大抵は殆ど完璧なまでに恐ろしい体験だ。これほどまでにエイリアンを恐ろしく感じるのは、リドリー・スコットが世界に初披露した時以来だし、ムードも満点以上だ。
8.5/10 Destructoid
『Alien: Isolation』を途中までプレーしたところで、私は一旦プレーを止めて4本の『エイリアン』映画を見直した。リサーチ目的だけじゃなく、ゲームのお陰であの映画世界に浸りたくなったからだ。『Alien: Isolation』には欠点もあるが、映画版に忠実な出来だし、進化したエイリアンの登場する続編を期待したい。
83/100 GamesBeat
欠点もあるとはいえ、『Alien: Isolation』は多方面的で包括的に1979年の映画版1作目を利用している。今後、同様の試みが本作ほどの成功を収めることがあるとは想像しがたいほどだ。インタールードはファンサービスが過剰すぎるのではとも思わされたが、The Creative Assemblyの手段を選ばぬアプローチには敬意を払いたい。本作の完全さは、映画のオリジナル・キャストが集結したDLCによって、より強化されている。『Alien: Isolation』は、エイリアンの予測不可能な振る舞いに我慢できる人や、避けがたい理不尽な死を受け入れることができる人にとっては、理想的なゲームとなるだろう。
8.0/10 CVG
良い点:
・あらゆるホラーで最高の
・美しく優雅で恐ろしいエイリアン
・今年最も不気味で抜け目ないサウンド・デザイン
悪い点:
・アンドロイド中心の幾つかのセクションが長いゲームを中弛みさせている
・コンソール版の不安定なフレームレート

極上の恐怖によって長すぎるという問題を克服した、丁寧に作られたホラー。

8.0/10 Eurogamer
より短めでタイトなキャンペーンならば、ハイライト部分をより協力に凝縮できただろうし、キャラクター描写を改善すればどんでん返しのインパクトも増しただろう。だが、映画史に残るモンスターを忠実に再現したゲームを探しているなら、ここにある。
8.0/10 EGM
『Alien: Isolation』は、最後まで手に汗握る恐ろしい恐怖体験を提供するには至っていないものの、巧みなデザインと優れたペース配分、豊富なゲームプレーのバラエティなどが、恐怖不足を補って余りある。
8.0/10 Shacknews
『Alien Isolation』は、ピンと張り詰めた緊張感に長い間耐えることができる人向けのゲームだ。忍耐力、洞察力、そしてテンポの速いアクションが継続する。残酷に殺され続けた結果、一歩下がって「もう十分」となったことも数え切れない。だが、実際は十分ではないのだ。私は何度もゲームを再び起動し、究極の有機体の裏をかき、生存者としてステージを後にできるのか試してしまうのである。
4.0/5.0 Digital Spy
ジェームズ・キャメロンの『エイリアン2』風のありきたりなシューターの方がはるかに容易だったはずなので、今までとは異なるアプローチで『エイリアン』のサスペンスフルなホラーを基にしたゲーム体験を作り上げたCreative Assemblyは賞賛に値する。

何年も手探りを続けた結果、セガは遂に『エイリアン』ブランドに相応しいゲームを完成させた。

4.0/5.0 Joystiq
1作目の映画でアッシュがエイリアンの残虐性に敬意を払っていたように、私も『Alien: Isolation』の容赦の無さに敬意を示すべきなのかも知れない。ゲームをクリアしたというより、むしろ悪夢から逃げ出したような感じがする。これでもう、エイリアンが通風孔から飛び降りる時の胸糞が悪くなるような音を聞かずに済むのだ。
7.75/10 Game Informer
コンセプト: 立ちはだかる恐ろしい怪物の(願わくば)先手を取りながら、希望の欠片もない宇宙ステーションから脱出する
グラフィック: The Creative Assemblyは『エイリアン』ユニバースを見事に再現しているが、ライティングと影は不安定で、時折存在すらしないことも。堅苦しいキャラクターのアニメーションがドラマ性を減じている
サウンド: 映画版から借用した音楽と効果音が見事な効果を上げている。声優の演技と台詞の出来はそれほどでもない
プレー性: マップ上を忍び足で歩き、遮蔽物の背後から敵の姿を覗き見、一部のイライラさせられるチェックポイントに耐え抜く忍耐力が不可欠
エンターテイメント性: 物語自体の重要性は低いものの、『エイリアン』フランチャイズの設定を限りなく忠実に再現した初のゲーム
リプレー性: 低め

ゲームのタイトルにある有機体とは違い、『Alien: Isolation』は明らかに不完全だ。物語は平坦で、主人公の目的は達成感に欠け、キャンペーンは不必要に長すぎる。しかし、ゲームプレーの長所が前面に出てくると、私のようなファンが長年待ち望んだような『エイリアン』ユニバースのスリルを存分に堪能させてくれる。

良い点:
・驚異的なビジュアルと『エイリアン』世界のほぼ完璧な再現
・手堅いステルス・ゲームプレーと妥協の無いサバイバル・ホラーの恐怖
・映画ファン垂涎のファンサービス
悪い点:
・問題を抱えたペース配分
・必要以上に引き伸ばされているせいで、敵やゲームプレーのバラエティ不足が露呈している
・最小限のプロットと印象に残らないキャラクター

ペース配分やバラエティ不足は残念だが、そのハイライト部分は、過去10年で最も成功した大作サバイバル・ホラーと言える。

6.5/10 Polygon
『Alien: Isolation』はその設定の持つユニークさを台無しにし、映画版1作目の着想から離れてしまう。残念なビデオゲーム化に繰り返し失望させられてきたシリーズのファンにとって、これ以上ないほどの予定調和と化してしまうのだ。『Alien: Isolation』は決して最悪の『エイリアン』ゲームではないが、生かされなかったポテンシャルを考えると、一番失望させられたゲームと言えるかもしれない。
6.0/10 GameSpot
良い点:
・エイリアンとの追いかけっこはハラハラ手に汗握る恐ろしさ
・レトロ未来感を見事再現
・サウンドとモーション・トラッカーの巧みな活用
悪い点:
・面白味のない水増しだらけ
・トライ&エラー+距離の離れたチェックポイント=ストレス
・ムラのあるメカニックや非論理的なメカニック

『Alien: Isolation』は、より王道のアクション・ゲームを模倣しだした瞬間に、イライラさせられる結末が待ち受けている。少なくとも、ゲームのエンディングにはある種の安堵感が待っている。その安堵感の一部は、エイリアンの存在がもたらす消えない恐怖からの解放だ。ゲームとそのクリーチャーを離れた今、これからはもうエイリアンの不快な息吹を嗅ぐことも、ネバネバの唾液を目撃することも、狭苦しいロッカーの中で怪物が立ち去るのを祈ることもない。より安堵させられるのは、もうダクトだらけの似たような通路を何時間も歩かずに済むこと、多くの居住者同様今回も襲ってくるだろうと考えて味方の脳天を打ち抜いてしまったため、スイッチを引いたりキーカードを探したりする10分間を、もうやり直さなくて済むことだ。『Alien: Isolation』は、我々は夢見てきた『エイリアン』ゲームの未来を垣間見させてくれる。しかし、そこまで我々を運んでくれる船ではない。

5.9/10 IGN
良い点:
・傑出した演出
・純粋に恐ろしい
悪い点:
・ストレスの溜まるエイリアンのAI
・恐怖が薄れてしまう
・酷いペース配分

机上では『Alien: Isolation』は完璧な『エイリアン』ゲームに思えるし、実際に最初の数時間は、古典ホラーを忠実に再現した驚異的なアートとサウンドのお陰で、期待に応えてくれるように見える。しかし、そんな希望も最後にはまたしても失望に変わってしまう。『Alien: Isolation』でスタッツを見れないのが残念だ。というのも、約15時間から20時間の間に、私がどれだけロッカーの中に隠れていたか、モーション・トラッカーを眺めていたか、そして何よりも何百回(そう、単位は百だ)理不尽な死を迎えたのか、知ることができないのだから。

ゲームが長すぎるという不満は奇妙に思えるかもしれないが、無敵の捕食獣によって狩られる恐怖が、単調さと水増しによって薄められている場合、この長さは逆効果なのである。いつの日か、どこかの誰かが全ての条件を満たす驚異的な『エイリアン』ゲームを作ってくれるかもしれない。悲しいかな、『Alien: Isolation』はそのゲームではない。