2014年10月14日(火)06時20分

『Borderlands: The Pre-Sequel』海外レビュー

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『Borderlands: The Pre-Sequel』の海外レビューです。

  • ジャンル: FPS
  • 機種: PS3/Xbox 360/PC
  • 開発: 2K Australia/Gearbox Software
  • 販売: 2K Games
90/100 GameFront
良い点:
・『Borderlands』がもっとプレーできる!
・様々なバリエーションの銃
・4人の新ハンターはどれも楽しい――Claptrapでさえ
・新たな酸素メカニックが探索と移動に新たな選択肢を加味
・完璧な出来の月面の低重力
・ハンターに個性が加わり、キャラクターがより楽しくなっている
・Jackのバックストーリーが『Borderlands 2』キャラをより面白くしている
・シリーズ・ファン向けで、『Borderlands 2』が好きなら恐らく本作も気に入るだろう
悪い点:
・シリーズ・ファン向けで、『Borderlands 2』が嫌いなら恐らく本作も嫌いだろう
・ランダムな戦利品生成のせいで、運が悪いと新しい装備がなかなか手に入らない事態にも
・凍結の動きバグは遭遇すると非常にウザい

『Borderlands: The Pre-Sequel』は、シリーズのファンが新作に求める要素が全て詰まっている――更なる『Borderlands』という要素が。『Borderlands 2』の長所全てを維持しつつ、独自性を加味。革新的ではないかもしれないが、ひたすら楽しいゲームだ。正直な話、それが大切なのでは?

8.9/10 Worth Playing
『Borderlands 2』がシリーズの勢いに乗った好例だとするなら、『The Pre-Sequel』はシリーズを洗練させて前進させるお手本のようなゲームだ。ゲームの土台に変化はないし、ユーモアも予想通りだが、舞台設定の変更とゲームプレーの洗練が違いを生んでいる。本作はこれまでのシリーズよりもメイン・プロットに重きを置いているように感じられ、その過程でJackがいかにしてあんな酷い人間になったのかを知ることができる。私のように本作が単なるシリーズの最新作だと思っていたなら、Claptrapクラスは唯一の「過ち」ではない。フランチャイズ3作目であり、タイトルも変わり映えしないわりに、『Borderlands: The Pre-Sequel』は驚くほど新鮮な体験だ。
8.0/10 IGN
良い点:
・Jackの物語
・豊富な装備
・楽しい低重力
・風変わりなスキル
悪い点:
・ペース配分に問題がある

極上の戦利品を手に入れるには相当の努力が必要になるきらいはあるが、『Borderlands: The Pre-Sequel』はシリーズのファンである私に期待通りの体験を提供してくれる。新しい装備品と低重力メカニックに、バカっぽいスキル・ツリーが加わることで新鮮な体験を生み出しているし、Jackを物語の中心に据えることで、相変わらず楽しい賑やかな『Borderlands』ユニバースにドップリト浸ることができるだろう。

4.0/5.0 Games Radar
良い点:
・撃って集めて、いつもの楽しいゲームプレー
・低重力で跳ね回るのは最高
・概ね笑える
悪い点:
・シリーズの数少ない欠点を修正していない
・殆どの変更点/追加要素は表面的なもの
・不必要に感じるプロット

『Borderlands: The Pre-Sequel』は最高に笑えて、シリーズの理念を継続するファンサービスだ。だが、これといって進化していないため、有意義な新章というよりも楽しい気晴らしである。

4.0/5.0 The Escapist
『Borderlands: The Pre-Sequel』は爆笑物のカトゥーン・シューターで、ひたすらプレーして銃を集めたくさせる。過去2作と同じである。レーザー武器とフワフワな月面がいい感じの隠し味になっているが、現時点で『Borderlands』のファンではない人の気持ちを変えるゲームではない。
77/100 PC Gamer
良くできているが野心は感じられない、『Borderlands 2』のp延長にあるゲームだ。低重力のジャンプが戦闘に新たな次元をもたらしている。
75/100 GamingTrend
良い点:
・過去作の良さが殆ど詰まっている
・新キャラクターは楽しく、面白いアップグレードも用意されている
・追加要素がゲームプレーと戦利品狩りにバラエティを加味
悪い点:
・当たり外れのあるユーモア、特にJack
・一部のテクスチャが雑で、グラフィックは今までと大差ない
・単体のゲームというより大規模なDLCのように感じられる

意見は多種多様ながら、本作が優れた『Borderlands』でありながらも、洗練と革新性に欠けている天では一致するはずだ。DLCであるべきだったのだろうが、Vaultハンティングに飢えているファンにはお馴染みの楽しさを提供してくれる。

結局のところ、『Borderlands: The Pre-Sequel』はGearbox製RPGシューターの現在形の最後の大騒ぎだ。革新性よりも足し算な改善によって、2K Australiaは手堅く長持ちする、技術的には無難な『Borderlands』シリーズ最新作を完成させている。ほぼ息も付かせぬほど楽しいキャストと騒がしい物語の良さだけで突出している。

装備を整え、撃ちまくって(友達と)爆笑しよう。いつものアレだ。

7.0/10 GameSpot
良い点:
・低重力のお陰で戦闘と探索がエキサイティングに
・生き生きとしてゴージャスな環境
・新たな武器の数々が戦闘の楽しさを増している
・Claptrapが楽しい不確定要素を持ち込んでいる
悪い点:
・退屈でつまらない一部のミッション
・盛り上がりに欠ける物語
・終盤の単調さが楽しさを削ぐ

単調さと物足りない物語が最大の欠点だが、『Borderlands: The Pre-Sequel』は過去作との差別化を十分に成功させている。Elpisはゴージャスな風景を提供しているし、低重力環境が探索と戦闘に新たなダイナミズムをもたらしている。宇宙の果てに到達するゲームではないものの、それでも『Borderlands: The Pre-Sequel』は、楽しい戦利品、最高の笑い、そして何十時間もの楽しい時間を提供してくれる。

良い点:
・面白い4人の新キャラクターを備えた最高の協力プレー体験
・月面設定を最大限生かした楽しいゲームプレー要素
・なかなか笑えるオーストラリア・ユーモア
悪い点:
・ゲームプレーの基本と構造に変化が何もない
・シューティングがやはり物足りない
・単調なミッション・デザイン、雑なマップ、あまりに多いバグ

必須の体験というわけではないし、単調さを感じる要素があるにもかかわらず、スリリングな協力プレーと間違いないユーモアが新旧両方のファンを楽しませてくれる。

7.0/10 Shacknews
良い点:
・楽しいプレーアブル・キャラクターたち
・楽しい低重力
・シリーズの精神を捉えている
悪い点:
・非常に長く中弛みするパートがある
・武器スロットの解除に時間がかかりすぎる
・当たり外れのあるユーモア

Claptrapと同じく、『Borderlands: The Pre-Sequel』は気に入られようと張り切りすぎている。凍結要素は、嬉しい追加要素ではあるものの、ゲームプレーに大した変化をもたらしていない。真空環境と重力スラムの狭間で、大抵は敵を1、2秒凍結できることを祈って何十発も撃つより、マスクを狙って窒息させる方がはるかに楽なのだ。一方のレーザー武器は、Mr. Torgueがどう思おうとも最高の追加武器だ。2K Australiaは、『Borderlands』に独自性を注入している。全ての変化が歓迎すべき出来ではないとはいえ、全体としては成功している。

7.0/10 Polygon
『Borderlands: The Pre-Sequel』には、単なる焼き直し以上になる必要性を感じないゲームだ。あくまで物語の隙間を埋めることが目的だし、既に2本のゲームで説明されてきた世界に、新機軸というよりもちょっとしたニュアンスを加える。2本の長いゲームと沢山のDLCの推進力となっていた同じレシピを用いているが、過去作のつまらない部分がシリーズの弱点にはならないことを、低重力の楽しさが証明している。この追加要素のお陰で、旧世代機のPandora世界(とその月)を舞台にした最後の旅路は、プレーする価値があるのだ。
6.0/10 Destructoid
賞賛すべき部分は多々あるものの、迷いが消えない。本作が完璧には程遠いことも理解しているからだ。環境アートにはすぐ飽きてしまうし、レベル・デザインは不便極まりなく、良く見ると雑さが顕著になってくる。多層的なエリアやコンビ武器といったクールな新フィーチャーも、インターフェースやシステムがその強みを生かすようアップデートされていれば、より効果的だったはずだ。『Borderlands: The Pre-Sequel』は手堅いシリーズ最新作だが、開発チームには本作の弱点を心に留め、将来に生かしてもらいたい。
Gearbox Softwareが過去2作品で築き上げたハードルを乗り越えるのは困難であり、『The Pre-Sequel』には失望しか感じない。2K Australiaはシリーズの楽しさの一部を再現することには成功しているものの、沢山のバグ、退屈な脚本、短いぴゃんぺ―ン、単調なワールド・デザインなど、ファンはガッカリするはずだ。物語にコミカルさを加味できるプレーアブル・キャラクターがClaptopしか存在せず、他のキャラクターはどれも気の抜けた演技で個性が全くないのも頂けない。シューティング・メカニックがつまらないわけではなく、低重力の物理演算は移動を楽しくしてくれるのだが、戦利品システムはスケール・ダウンしたように感じられ、店でアイテムを買うための資金を稼ぐための作業が必須。『Borderlands: The Pre-Sequel』は、友達と一緒なら楽しめるが、他に時間を費やすべき荒削りで面白味のないアドベンチャーだ。
2.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 過去作をプレー済みなら驚きはないが、セルシェードのキャラクターや環境はやはりビジュアル的に面白い
サウンド: 印象に残る楽曲はないが、ひたすら聞き続けることになる途切れない銃声や叫び声、罵倒を上手く支えている
インターフェース: このシリーズのマップには間違いなく改善が必要であり、それはつまり本作でもインターフェースに変化はないということ。機能はするが、刷新が求められる
ボリューム: 4つの新キャラクター・クラス、豊富な戦利品などはあるが、各クラスの長所と短所を知り尽くすには、面白味のない序盤を何度もプレーし直す忍耐力が必要に

『Borderlands』やその続編をプレー済みで、全てのDLCを貪り尽くしてもなお満腹ではないなら、『The Pre-Sequel』が期待に応えてくれる。だが、過去作とは多少なりとも異なる体験を望むなら、『The Pre-Sequel』では満足できないだろう。この野心の欠如には失望させられる。傑作の片鱗は埋もれているのだが、掘り起こすには本気の発掘作業が不可欠だ。