2014年10月03日(金)21時22分

『The Vanishing of Ethan Carter』海外レビュー

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『The Vanishing of Ethan Carter』の海外レビューです。

  • ジャンル: アドベンチャー
  • 機種: PS4/PC
  • 開発: The Astronauts
  • 販売: The Astronauts
9.0/10 GameSpot
良い点:
・シンプルだが楽しいパズル
・ミステリアスで非常に魅惑的な物語
・息を呑む環境
・優雅だが予期不可能なやり方で複雑な題材に取り組んでいる
悪い点:
・分かりにくいオート・セーブ・システム

些細な問題点はあるものの、驚異的なアドベンチャーだ。『The Vanishing of Ethan Carter』は、人間と超自然のバランスが絶妙な感動的な物語だ。真実が明らかになっていくにつれ、ビデオゲームでは滅多にお目にかかれないような巧みさと優雅さで物語が語られていく。最初の息を呑むような風景に感じた感覚、Red Creek Valleyには特別な何かが待ち受けているという感覚を確認するものだ。

9.0/10 Eurogamer
『The Vanishing of Ethan Carter』をクリアすると、私は即座にもう一度起動して同じ警告に出迎えられた。「このゲームは、プレーヤーを導かない物語体験です」。当初私はこれを挑戦状と受け取り、何のヒントも与えられないのだろうと解釈した。今でもそう思っているが、必要な時にしか言葉を用いない『The Vanishing of Ethan Carter』がプレーヤーを導くつもりはないと警告する時、そこにはより大局的な意味が込められているのではないかと疑っている。
8.5/10 IGN
良い点:
・文句なく美しい
・巧みな脚本
・面白いパズル
・最高のエンディング
悪い点:
・炭鉱

『The Vanishing of Ethan Carter』は類い稀な偉業だ。その物語は力強く、その自由度は解放感があり、その世界は私が探索した中で最も美しい。プレーヤーを導かないゲームに乾杯。

8.5/10 Destructoid
あまりにテンポが遅すぎるとか、犯罪現場のパズルが単純すぎると感じる人もいるだろうが、『The Vanishing of Ethan Carter』は見事持ち堪えている。物語をほぼシークエンス外で語ることにより、人々が徐々に敵対していく様を見せ付けられるだけに、余計に背筋が寒くなる。素晴らしいビジョンに添う物悲しい物語は、脳裏に残り続ける。
最も達成感を感じることができる類いのプロジェクトというのは、解説を見ることなく、プレーヤー自らが結論を導き出せるもの。そこに至るまでの過程には退屈なトライ&エラーが待ち受けているかもしれない――本作の解答はその全ての過程を経ることが求められる――が、そこには達成感がある。その環境とキャラクター、様々な影響を感じさせる語り口を、感動的な結末と同情を誘う体験へと融合させることで、『Ethan Carter』はこれを表現している。いわゆる超自然的探偵ゲームには全く期待しなかったことではあるが、と同時に最初から予期しておくべきでもあった。
82/100 PC Gamer
ゴージャスな世界を舞台に繰り広げられる、緊迫感と不気味さに満ちたアドベンチャー。超自然的な捜査と、台詞もまばらな効率の良い脚本を堪能できる。
良い点:
・素晴らしいビジュアルと、不快な題材に切り込んだ質の高い脚本
・上手く機能する捜査メカニック
・捜査とガイダンスの絶妙なバランス
悪い点:
・進行時の些細なボトルネック
・ログを記録できたら嬉しかった
・実際の捜査よりも背景物語の方が興味深い

プロットで一番面白い部分に焦点が当たっているのだろうかと首を傾げたくなることがあるとはいえ、今年最高の物語主導型ゲームの一つである本作は、同時に最も美しいゲームの一つでもある。

8.0/10 Game Informer
コンセプト: 行方不明の子供を捜し、その家族の死にまつわる謎を解き明かしながら田舎を探索
グラフィック: 環境は鮮明で、霊的な雰囲気がプレーヤーをミステリーに引き込む
サウンド: 手堅いサウンドトラックと脚本が未熟な声優の演技を補っている
プレー性: 2つのボタンを使用する操作性はシンプルで、殆どのパズルは単純だが達成感がある
エンターテイメント性: 自由な探索は退屈になりがちだが、手に汗握る場面では心拍数が上がる
リプレー性: 控えめ

『The Vanishing of Ethan Carter』は、手掛かりや道標を求めて周辺環境を隅々まで探索する我慢強さを持ち合わせていないプレーヤーを遠ざけてしまうかも知れないが、雰囲気に浸り、隅々まで探索するプレーヤーを報いてくれる。度胸試しにはなるが知性試しにはならない『The Vanishing of Ethan Carter』は実にスリリングで、ダーク・ファンタジーやパルプ・ホラーのファンなら素通りすべきではない巧みな物語を語っている。

幾つかの問題のせいで、どっぷり没入できる探索体験の息には及んでいないものの、『The Vanishing of Ethan Carter』は強烈な出来だ。4、5時間からなるゲーム世界は極めて美しく、物語は魅惑的かつ奇妙。最初から最後まで息も付かせない。
4.0/5.0 Digital Spy
待ち受ける謎への興味をかきたてるのに十分なほど手に汗握らせてくれるし、その謎と結合した不気味な美しい世界は好奇心を抱く価値があるものだ。
7.0/10 God is a Geek
比較的面白い物語と王道パズルは、Red Creek Valleyを訪れる真の理由ではない。ロケーションそのものが十分な理由だ。グラフィックは常にこの媒体の進化を計る物差しになってきたし、例えそれはある意味正しくないとしても、この霊の物語はどこかこの世の物とは思えないという点は言及すべきだろう。
3.5/5.0 The Escapist
『The Vanishing of Ethan Carter』は、まったりとしたパズルを提供する荒涼とした雰囲気の良くできた物語だ。
65/10 GameFront
『The Vanishing of Ethan Carter』のパズルは楽しくストレス・フリーで、不気味で美しい環境は探索甲斐がある。Red Creek Valleyに没入することで様々な名場面が紐解かれ、Ethan CarterとPaul Prosperoの物語を発見する過程は、奇妙で時に素晴らしい体験だ。物語と体験が何よりも好きなプレーヤーにとって、『The Vanishing of Ethan Carter』は興味深いアイデアを内包する、抑制の効いた旅路となるだろう。