2014年10月03日(金)04時19分

Ubisoftが語る『Far Cry 4』における世界構築へのこだわり「ディテールへのこだわりが真実味を生む」

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Ubisoftのシニア・レベル・デザイナーVincent Ouellette氏が、『Far Cry 4』の世界構築へのこだわりを語っている。

Vincent Ouellette
世界の構築には全力を注いだよ。実際の自然を参考に、何一つ不自然さが残らないよう心掛けた。漁業を営んでいる村があるとすれば、その村はそれに適した場所に存在しなければならないし、道もそれらしい場所に存在しなければならない。多層的なんだ。南の方に下っていくと家は全て木製だし、上に登っていけば木は貴重な資源なので家は石で作られている。そうしたディテールは全てリサーチの結果生まれたもので、それが世界に真実味を持たせているんだ。

更に、我々はエンカウンター・システムによって世界に命を吹き込んでいるので、同じ場所であっても通過するたびに毎回違うことが起きるんだ。私はデザイナーだから管理できないというのは大変だったが、『Far Cry 3』では多くのプレーヤーが自分だけのクレージーな物語をオンラインで共有していた。それが『Far Cry』の凄さで、プレーヤーの関与に関わらずカオスなことになるんだよ。

『Far Cry 4』の舞台にヒマラヤを選んだ理由を、Ouellette氏は次のように説明する。

Vincent Ouellette
舞台となる世界をメインのキャラクターと考えているし、プレーヤーが最初から最後まで過ごす場所でもあるので、舞台設定は一番最初に検討した。ヒマラヤを選んだのには、幾つかの理由があるんだ。まず、上下に広い空間にしたかったので、グラップリング・フックやジャイロコプターのような、上下空間の移動に便利なツールを登場させることができた。『Far Cry 3』で人気だった野生動物も拡張したかった。象のような巨大な動物や、より危険な動物を登場させたかったし、エリア全体に面白い動物が溢れているような感じにしたかったんだ。例えばラーテルなどは、かなりヤバイ動物だよ。

標高が高いため、地形の多様性も興味深い。青々と草木が生い茂る地上のエリアから徐々に登っていくと色彩が減って行き、マツや岩肌が増えてきて、頂上は雪景色だ。世界を歩き回れば、マップを見なくても自分がどこにいるのか分かるはずだよ。

ラーテルとは一体どんな動物なのだろうか。

Vincent Ouellette
YouTubeで「Honey Badger Don’t Care(ラーテルは怖い物知らず)」と検索してみるといい。世界で最も恐れ知らずな動物だよ。虎や蛇、なんとでも戦うんだ。体が大きいわけでもなく、実際かなり小さい動物だが、だからこそ撃つのが難しいんだ!すばしっこいし、左右に動いたり後ろ向きに走ったりもする。全てゲームに反映されているよ。どの動物にも個別の振る舞いがあって、例えば狼は集団で襲ってくるが、何匹か倒すと怯えて逃げてしまう。とある動物は銃声を怖がったりするよ。でもラーテルは怖い物知らずさ!

ソース: Strategy Informer