2014年11月21日(金)21時23分

『Far Cry 4』海外レビュー

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【追記 - 11月21日21:22】Cheat Code Central、Digital Spy、EGM、GamingTrend、TheSixthAxisのレビューを追加
【追記 - 11月19日17:40】Game Informer、Giant Bomb、IGNのレビューを追加
【追記 - 11月18日12:39】AusGamers、GamesBeat、GameSpot、Lazygamer、Softpediaのレビューを追加

『Far Cry 4』の海外レビューです。

一部のサイトは製品版発売後のマルチプレー状況を見極めてから最終的な結論を出すとのことで、それに合わせて順次記事を更新する予定。

  • ジャンル: FPS
  • 機種: PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC
  • 開発: Ubisoft Montreal
  • 販売: Ubisoft
94/100 GamesBeat
『Far Cry 4』は、衝動性を謳歌しつつも目標を追及できる、遊び場として機能するデザインこそが最高のオープンワールドであるという新たな実例だ。『Far Cry 3』の強固な土台が大きく役立っているのは確かだが、この続編は十分な新フィーチャーを導入しており、姉妹編と見なされるべきだ。

『Far Cry 4』は、単なるアップグレードには程遠い。続編を作る際、過去作との差別化のバランスに苦労するデベロッパーが多い中、Ubisoftは『Far Cry 4』で嬉しい中間を見出す見事な腕前を披露している。

9.0/10 Softpedia
良い点:
・広大なオープンワールド
・文字通りゴージャスなビジュアル
・楽しいサイド・クエスト
・豊富なアクティビティ
悪い点:
・退屈な一部のストーリー・ミッション
・あまり面白くない対戦マルチプレー
・出番の少ないPagan Min

『Far Cry 4』は、最高のゲームプレー、突出したビジュアル、素晴らしいヴィランが登場するとても良くできた物語を結合させることに成功したシリーズの、素晴らしい最新作だ。対戦マルチプレーはそれほどではないし、物足りないストーリー・ミッションもあるが、全体的には最高に楽しめる1人称シューターである。

良い点:
・探索が楽しい素晴らしい出来のオープンワールド
・最高の乗り物と楽しい武器
・素晴らしい協力プレーと面白い物語分岐
悪い点:
・『Far Cry 3』と極めて酷似した構造とフィーチャー
・感情移入できるキャラクターが存在せず、不快に感じるキャラクターもいる
・動物が好きならハンティングには不快感を覚えるだろう

新しいアイデアはないものの、極めて楽しめるオープンワールド・シューターであり、ジャンル最高峰の協力プレーが楽しめる。

9.0/10 God is a Geek
良い点:
・素晴らしいキャラクター描写
・驚異的なビジュアル
・他のゲームでは味わえない罪悪感が感情移入を促す
悪い点:
・魅力に欠けるオープンワールド探索
・勿体無さを感じる協力プレー
・マップを解除するタワーにはそろそろ飽き飽き

決して完璧なパッケージではないが、Kyratはその美しい山脈を初めて訪れて以降もプレーヤーの興味を引きつけて止まない。オープンワールドは前作のそれに匹敵、部分的には凌駕してすらいるが、重要なのはやはり物語だ。遭遇するキャラクターは全員がそれぞれの動機や個性を備えている。物語は二転三転し、なかには予測が容易なものもあるとはいえ、数時間が経過してもまだ信じられないような展開も用意されている。ぶっ飛んだ場面と感動的な場面が混在し、それがお互いを打ち消すのではなく、相乗効果を上げている。Kyratに旅立とう。後悔はしない。

9.0/10 CVG
良い点:
・凄まじいスケールの環境
・常に驚きが絶えず、予定調和に陥ることがない
悪い点:
・対戦マルチプレーはちゃんと機能するだけで、それ以上ではない。ガッカリ
・一部のミッションは過剰に直線的で、広大なそれ以外と調和していない

恐らくは『Far Cry』の最高峰だろう。凄いことだ。

9.0/10 Destructoid
『Far Cry 4』は、マルチプレー要素を全て取り払っても極めて強力なゲームになっていただろう。過去作が好きで、Ubisoft Montrealのオープンワールド・フォーミュラに嫌気が差していないなら、今回も最高に楽しめるはずだ。
4.5/5.0 Joystiq
ゲームが意図したものであろうと、景色を眺めるうちに自然と発生したものであろうと、『Far Cry 4』には膨大な冒険が詰まっている。延々と大暴れするのに最適な、面白くて魅惑的な世界が広がっている。『Far Cry 4』は新たな暴君を任命したかもしれないが、文句なくオープンワールド・シューターの王様であることに変わりはない。
8.75/10 Game Informer
コンセプト: 『Far Cry 3』のフォーミュラをヒマラヤに当てはめ、サイド・ミッションにしか対応していない中途半端な協力プレーを追加
グラフィック: 息を飲む山脈の風景は、『Grand Theft Auto V』のような旧世代ゲームよりも酷いポップインに悩まされている
サウンド: Cliff Martinez作曲によるチベット風スコアはユニークな舞台設定を完璧に盛り上げる
プレー性: 『Far Cry 3』の洗練を引き継いだ武器は素晴らしい感触。乗り物には同じことは言えず、独立した速度と方向の操作がないデフォルト設定では操作が難しい
エンターテイメント性: 豊かな舞台設定は探索が楽しいが、馴染み深いゲームプレー体験は『Far Cry 3』とそれほど変わり映えしない
リプレー性: 控えめ

中途半端な協力プレーには失望させられるし、前作の慣習に固執しすぎているのはほぼ欠点と言えるが、アクティビティが満載の驚異的なヒマラヤはやはりパスポートにスタンプを押す価値はあるだろう。銃撃戦目当てで訪れ、しつこいラーテル狩りのために長居することになるだろう。

グラフィック 4.4: 目の保養になるし、目前に広がる広大な世界は実に美しい
操作性 4.3: これといった文句はない
音楽/効果音/ボイスアクト 4.6: 手堅い声優の演技と驚くべきスコアは今年最高レベル
バリュー 4.5: ボリュームたっぷりでキャンペーンも楽しい

『Far Cry 4』をプレーする人間には2種類いるだろう。『Far Cry 3』との類似点に不満を言う人たちと、その類似点を喜ぶ人たちだ。それが本作を最も端的に表しているだろう。楽しい体験を阻害するものはなにもなく、『Far Cry 3』の大ファンなら、輝かしいゲームプレーを末永く堪能できるはずだ。それに、Pagan Minのような悪役がいるのだから、『Far Cry』フランチャイズの最新作で間違いないだろう。

8.5/10 IGN
良い点:
・ゴージャスな素晴らしい世界
・バラエティ豊富な戦闘
・強力なサイド・クエスト/エコノミー
・柔軟な対人マルチプレー戦闘
悪い点:
・一部の酷いキャラクター

多様性は『Far Cry 4』最大の強みの一つであり、楽しい縛られない冒険の無限の可能性が物足りない物語を補っている。ビジュアルのバラエティ、盛り沢山の特徴的なサイド・クエスト、やりたいことが尽きない中身の濃い世界、そしてサイド・クエストのコンプリートに執着させられる充実したエコノミー。『Far Cry 3』でお馴染みの要素の多くを素晴らしい新ロケーションに移し変えたという意味で、全体的に少し無難ではある――対戦マルチプレーは成功したギャンブルとして突出している――が、そうした要素は極めて爽快でやりがいを感じさせる。

85/100 GamingTrend
良い点:
・多種多様な武器
・豊富なサイド・ミッション
・予測できないゲームプレーが絶好調
・上手く機能する協力プレー
・楽しい悪役Pagin Min
悪い点:
・物足りない物語
・取って付けた感のある対戦マルチプレー

Ubisoft Montrealが『Far Cry 3』を超えることができるのか、という点に関しては、かなり懐疑的だった。『Far Cry 3』が素晴らしいゲームプレーを備えた驚異的なゲームだったからというだけでなく、前作から2年しか経過していないからだ。にもかかわらず、『Far Cry 4』は想像しうるあらゆる面で『Far Cry 3』を超えている。確かに物語はバカさでも魅力でもポテンシャルを活かしきれていないが、ゲームプレーの予測不能な性質のお陰で、極めて楽しめる体験であり続けている。象に乗るのは不思議なマジックがあり、そのマジックは『Far Cry 4』でしか味わえないものだ。

8.5/10 Lazygamer
前作を2012年最高のゲームの一つに押し上げた要素を、『Far Cry 4』は全て改善している。真の箱庭であり、楽しみの大半は物足りない物語ではなく自分が生み出すのである。『Far Cry 3』を愛した人は、この続編も大いに気に入るだろう。
8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・1人でも2人でも楽しめる素晴らしいオープンワールドの遊び場
・楽しい物語と素晴らしいヴィランPagan Min
・ゲームプレーを改善するマップの上下空間
・抜群のビジュアル
・豊富な収集要素、マップ・エディターがリプレー性を向上
悪い点:
・グリッチやポップイン、チェックポイントの間隔、難易度の急上昇
・ありきたりなマルチプレー
・『Far Cry 3』経験者には新鮮味がないかも

『Far Cry 4』は前作から多くを学んでいるものの、メカニックを十分進化しきれていない箇所もある。とはいえ、それは必ずしも悪いことではないだろう。システムは今までと同じく素晴らしいし、上下に広がるKyratの世界は、アクティビティの楽しさを増幅させている。

物語は常に素晴らしいというわけではないが、軌道に乗る(つまりPagan Minが登場した時)と素晴らしい。本作にはとにかくやることが豊富に詰まっており、その全てが非常に楽しい。象に乗れば尚更だ。

8.0/10 AusGamers
良い点:
・厄介な動物たち。最高だ
・軽めのステルス・ゲームプレーが素晴らしい
・ようやく協力プレーが!
・テンポが良い
・綺麗なグラフィック
・多過ぎるほどのコンテンツ
・イカすPagan Min
悪い点:
・スキップできないカットシーン
・微妙なシューティング
・酷い物語
・Rabi Ray Ranaが最悪
・スキップ不可のカットシーン

結局のところ、『Far Cry 4』は傑作ではない。斬新さはないし、ド肝を抜かれることもない。気楽に楽しみたい時に大暴れさせてくれる見事なオモチャであり、素晴らしいツールだ。

8.0/10 Eurogamer
『Far Cry 4』は過去作の要素を全て満たした上で、武器や乗り物、モード、マップの広さをボリューム・アップしているので、友達と一緒にオープンワールドで暴れまくりたいなら、迫撃砲で大暴れしよう。とはいえ、ボリューム・アップがすなわち質の向上に繋がるとも限らず、実際Kyratの自然はRook Islandsほどの面白味がない。『Far Cry 4』は訪れる価値があるものの、五つ星の楽園の島というよりもバックパッカー向けだ。
8.0/10 EGM
『Far Cry 4』は結局のところ、前作の舞台を変更し、物語を洗練し、幾つかの移動メカニックを追加しただけに過ぎない。確かに強力なゲームプレーのテンプレートではあるが、2度目ともなれば魅力は薄れてしまう。
4.0/5.0 Digital Spy
『Far Cry 4』は前作から大きく進化はしていないものの、馴染み深いオープンワールド・フォーミュラを狂気の新たな高みへと昇華している。
4.0/5.0 Games Radar
良い点:
・広大で豪華、気晴らしが満載の世界
・AIと地形フィーチャーをバカっぽくまとめた銃撃戦
・協力プレーでの大暴れは予想通り爆笑できる
悪い点:
・標高の違い以外に前作からそれほど進化していない
・「エッジー」なプロットとキャラクターが面白いのは最初だけ
・中途半端な対戦マルチプレーはすぐ忘れ去られるだろう

シリーズのピークはやはり『Far Cry 3』のまま変わらないが、『Far Cry 4』は物足りない脚本と奇妙な目的意識の欠落が足を引っ張る、美しい完成度の高いゲームだ。

4.0/5.0 Giant Bomb
『Far Cry 3』をプレーし直しても同じくらい楽しめると言いたい気持ちもある。『Far Cry 4』の素晴らしさの大半は物語やロケーションに縛られない部分から生み出されるものであるため、重要な部分に関して言えば、『Far Cry 4』はほぼ『Far Cry 3』と同じだ。しかし、ちょっとした追加要素や協力プレーが明確な違いを生んでおり、『Far Cry 4』は単独でも素晴らしいゲームだ。
4.0/5.0 Hardcore Gamer
欠点は沢山あるが、『Far Cry 4』は非常に楽しい。Ubisoftは遊びが満載の広大な箱庭を用意。移動が面倒に感じることもあるし、全てのアクティビティが最高というわけではないものの、中核を成すシューティングは突出した出来だ。このシリーズの第一目標はプレーヤーにランボー気分を味合わせることにあり、その面で『Far Cry 4』は見事な成功を収めている。本作には充実した悪役と、貧弱なキャラクターに焦点を当てている部分だけが足枷となっている、巧みに構築された非直線的なプロットがある。過去作を楽しんだ人なら、本作が概ね変わり映えしないと聞いて喜ぶはずだ。ただ、今回は象に乗れる。
7.0/10 GameSpot
良い点:
・自分で興奮を作り出せる広大な世界
・新たな楽しさを切り開く協力プレー
・更なる探索へとプレーヤーを掻き立てる最高のエコノミー
悪い点:
・酷い物語、酷いキャラクター、疑問の残る題材
・絶えない不満が自由な箱庭と矛盾する

『Far Cry 4』の大きなテーマ的欠陥、ムラのあるミッション、絶え間ない不満点を回避してようやく求めるゲームが顔を出し、プレーヤーは遠くにそびえる山や目前に横たわる谷を楽しめる。その地形と同様に『Far Cry 4』は高低差が激しく、ビデオゲームの善、悪、醜さを一度に象徴している。最高でメチャクチャでバカで楽しくて鬱陶しくて不快で美しい。どんな形容詞を用いても、恐らく何かしらの形で『Far Cry 4』に当てはまるだろう。