2015年03月31日(火)03時59分

『Rainbow Six: Siege』プレビュー:クローズド・アルファについて思う6つのこと


新クラス・システムOperatorを紹介するゲームプレー予告

原典回帰を目指した人気シリーズ最新作『Rainbow Six: Siege』のプレビュー記事をIGNが掲載している。

  • ジャンル: シューター
  • 機種: PS4/Xbox One/PC
  • 開発: Ubisoft Montreal
  • 販売: Ubisoft

E3 2014で我々の度肝を抜いて以来、完全に消息を絶っていた『Rainbow Six: Siege』。それから9ヵ月が経過してようやく再びお目にかかれると聞いた時は、興奮したなんてもんじゃない。クローズド・アルファ版をPCで数時間プレーしてみた今でも、心臓バクバクのタクティカルな一掃型1人称シューターへの熱狂は冷めていない。だが幾つかの懸念もある。

気に入った3つの要素
Operator

『Rainbow Six: Siege』には、新たなクラス・システムとなるOperatorが導入されている。各プレーヤーは(概ね)決められた装備品と特殊能力を持つ役割を選択する。『Siege』全部で20の役割が存在するが、クローズド・アルファには10が収録されていた。全てを試すため、私は各クラスでそれぞれ1、2ラウンドしかプレーできなかったものの、序盤のお気に入りは、ショットガンを装備しスレッジハンマーを振り回して破壊可能なドアや窓をブチ破ることができるSASの荒くれ者、Sledgeだった。Operatorシステムで気に入ったのは、各マッチで使用可能なブリーチ用爆薬やグレネードの使用回数を制限することで、強力な武器の希少価値を高めている点だ。更に、各Operatorは他チーム・メンバーの能力と自チーム・メンバーのそれを比較できるため、それが各マッチにランダム性やチェスのような要素をもたらしている。

素晴らしいPlaneマップ

「Plane」と呼ばれるマップをプレーすると聞いて即座に連想したのは、飛行中の旅客機にスカイダイブして壁に穴を開け、敵が吸いだされていく様子だった。悲しいかな、『Rainbow Six: Siege』の飛行機は地上でじっとしたままだが、3階建てのエアフォース・ワン風ジェットが舞台の、スリリングな小規模マップだった。かつての『Rainbow Six』を髣髴とさせる接近戦で、敵チームは足元の床や天井から突入を試みる。このマップは大いに人気を博すだろうと思う――それも当然だ。

これほど手に汗握るマルチプレー・ゲームは存在しないかも

興隆と多様化を極め続けるマルチプレー・シューターは、新生『Unreal Tournament』のような昔気質のスポーツ・シューターから、『Evolve』のような非対称狩猟まで、あらゆる種類が出揃っている。だが、趣味趣向とは関係なく、『Rainbow Six: Siege』ほど手に汗握るオンライン・シューターが存在するとは思えない。ヘルス・バーは短く、ラウンドはあっという間に終了、敵はすぐ目前に迫り、僅かな過ちも許されない。そして、床や天井からの突入といった上下方向も加わり、楽しいストレスは増加する一方。連携の取れたチームはバットマンのように敵チームを一掃することが可能で、複数のスポットから同時に突入されては、居心地の良い隠れ場所から飛び出して無防備な姿を晒してしまうだろう。『Rainbow Six: Siege』は最高のアドレナリン・ラッシュだ。


IGNによるプレビュー映像

3つの懸念
基本的に無意味な人質

Siegeモード(ここまでで唯一目にしたモード)でのアタッカーは、人間フラッグ役の人質を脱出させることが目的となる。しかし、私がプレーした十数ラウンドでは、アタッカーが人質を奪還したのは僅か数回で、無事脱出させることができたのは2回ほどしかない。他の大半のラウンドは、必ずどちらかのチームが全滅して終了した。人質をエスコートして脱出させる過程は、両チームにとって極めて緊迫感に満ちたスリリングな瞬間なだけに残念である。製品版ではこのゲームプレーが前面に出てくるようになるといいのだが。

グラフィックはどこに?

確かにこれはアルファだ。明らかに未完成のテクスチャには、「アルファ」と明記すらしてある。それに、重要なのはゲームプレー。『Siege』はその条件を十二分に満たしている。しかし、E3 2014でお披露目された際に我々を驚かせたゲームだけに、その9ヵ月後の惨状を無視することはできない。ライティング、キャラクターのディテール、煙のエフェクトなどは明らかに減少している――それに、E3デモとの比較を抜きにしても、(現在の)『Rainbow Six: Siege』は決して美麗な次世代ゲームではなくなっている。失われたE3レイヤーが完成時には復活していることを願おう。

問題はコミュニケーションにあり

Ubisoft Montrealで過ごした時間の大半で、私はメディア仲間に負け続けた。私は確かに凄腕とは言えないものの、ド下手にも程遠い。私が負け続けた理由、イライラした理由は、チーム内でのコミュニケーション不足にあった。対戦相手は賞賛に値するほど喋りまくっていたにもかかわらず、私のチームの5分の2はほぼ一言も発しなかったのだ。野良でプレーするよりも友達とプレーする方が望ましいのは世の常だが、こうした問題が起きないようデザインの枠組みの中で何とかしてくれることを願っている。ラッキーなことに、ゲーム・デザイナーAndrew Witts氏は正にそれを約束してくれた。曰く「そうした問題を解消するためのデザインやフィーチャーに取り組んでいる最中だ。クローズド・ベータはヘッドセットを着用してプレーすることが望ましいが、製品版ではそうはならない」。

ソース: IGN

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  • カテゴリ: プレビュー タグ: Rainbow Six: Siege