2015年11月09日(月)21時46分

『Rise of the Tomb Raider』海外レビュー

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『Rise of the Tomb Raider』の海外レビューです。

  • ジャンル: アクション
  • 機種: PS4/Xbox One/Xbox 360/PC
  • 開発: Crystal Dynamics
  • 販売: スクエア・エニックス
5.0/5.0 Game Revolution
『Rise of the Tomb Raider』は、シリーズの完成度を高めることだけでなく、現代アクション・ゲーム全体の完成度の向上に挑んだ、極めて野心的なゲームだ。過去10年でこのジャンルは、『Biohazard 4』や『Uncharted 2: Among Thieves』、そして『Dead Space』といったゲームで、ジャンプしたり、撃ちまくったり、吹き飛ばしたりしまくってきた。どのゲームも、充実した物語やタイトなゲームプレー、驚異的な世界観の構築で、バランスの取れた15時間の体験を再定義してきた。『Rise of the Tomb Raider』は、類を見ない共感できるキャラクターによって、そうした古典を凌駕している。ここまで来るのに20年近い年月を要したとしても、忘れがたいヒロインによるこの冒険は、何度もプレーする価値があるだろう。
9.5/10 Game Informer
コンセプト: 悪の手に落ちる前に永遠の生命の秘密を見つけ出す危険な旅に出るLara
グラフィック: ディテールに凝った風景から現実的なアニメーションまで、ビジュアルは息を呑む。フレームレートのカクツキは僅か数回ほど
サウンド: 効果音、音楽、声優の演技までが一流で、没入感抜群
プレー性: 基本は敷居が低く、特定能力の使いどころをしっかり教えてくれる
エンターテイメント性: 巨大な熊との一騎打ちからギリギリの跳躍まで、アドレナリン・ラッシュ間違いなし
リプレー性: 高い

『Rise of the Tomb Raider』は、冒険家のスリルを見事に再現、Laraの次の一手を考えさせる。無謀なシークエンス、英雄的な場面、楽しい探索、そしてエキサイティングな戦闘は、インディ・ジョーンズも羨むほど。Crystal Dynamicsが今後もハードルを上げ続けるなら、Laraの今後が待ちきれない。

9.3/10 IGN
良い点:
・最高のヒーロー
・手強い墓パズル
・ゴージャスな世界
・強力な悪役
悪い点:
・面白味のない戦闘

『Rise of the Tomb Raider』は、楽しい冒険物語や強力な悪役、ゴージャスな風景、そして卑劣にも任意の墓に隠された宝を求めて横道に逸れる巧みなパズルによって、Laraの前作が定めたハードルを更に引き上げている。強制戦闘は難易度を上げない限り同じ敵との戦闘に過ぎないものの、戦場におけるLaraの新たな多才っぷりのお陰で、戦闘も非常に楽しめるものになっている。しかしながら、本作の主役はやはりLaraであり、彼女の複雑な野心と冷酷な決意が、生存者からビデオゲーム史に残る最高のヒロインへと成長を遂げた人物の新たな側面を見せている。

9.2/10 Lazygamer
『Rise of the Tomb Raider』でCrystal Dynamicsは、あらゆる面で前作を上回る続編を作り出すという、不可能を成し遂げた。魅惑的な物語、魅力的なゲームプレーの流れ、そして文字通り息を呑む演出を備えた、グレードアップされた体験である。『Rise of the Tomb Raider』は史上最高のアクション・ゲームの一つであり、シリーズが世代を飛び越えて進化した。Lara Croftは安泰だ。
91/100 GamesBeat
Lara Croftは大人になった。甘く見てはいけない、ワン・ウーマン・アーミーなのだ。Trinityの大群が押し寄せようとも、彼女は怯まない。彼女は墓を荒らすが、それは私利私欲のためではない。古代の秘密を解き明かし、父親がやり残した目標をやり遂げようとしているのだ。彼女は両親を失ったが、それでも父親を喜ばせたいのだ。彼女は、かつての小生意気なLaraよりもはるかに好感が持てる。彼女には、あまり急速に大人にならないで欲しい。この成長物語の続きを、私は喜んでもう1本プレーする。

『Rise of the Tomb Raider』は壮大な冒険で、優れた物語を語りきっている。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・探索甲斐のあるゴージャスな世界
・魅力的な戦闘シナリオ
・優れた物語とキャラクター
・素晴らしい作成要素とアップグレード・システム
悪い点:
・苦痛なリソース収集作業

『Rise of the Tomb Raider』は、最初のショットでこれから足を踏み入れる広大な土地をパンする。これは、これから先に凄いことが待ち受けているという、Crystal Dynamicsからの約束として機能している。そして数々の苦難を共に乗り越えてきたLaraの旅路の最後には、その約束が果たされたことを実感するだろう。

9.0/10 Video Gamer
良い点:
・素晴らしい探索
・目を見張るビジュアル
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・一部のフレームレートと物語に問題を抱えている

リブートを楽しんだ私は、『Rise of the Tomb Raider』に期待を寄せていたが、想像しなかったレベルまで私の期待を凌駕してくれた。Crystal Dynamicsはシリーズ栄光の日々を見事に蘇らせながらも、極めて現代風のゲームを完成させている。トリプルA大作は往々にしてより派手で複雑にしたいという願望に押しつぶされることがある時代において、『Rise of the Tomb Raider』はお手本を示している。現代ゲーミングのアイコンとしてのLaraの地位を確実にする、魅惑的なアドベンチャーだ。

9.0/10 Pure Xbox
『Rise of the Tomb Raider』は決して完璧ではないが、物足りない箇所は比較的些細な技術的問題であり、問題に遭遇したとしても、物語がすぐにプレーヤーを引き戻してくれる。キャンペーンをクリアしたら、中毒性のあるスコア・アタック・モードが待っているし、最近はすっかり苦痛ではなくなった実績コンプリートを目指して、2周目に臨むのもいいだろう。火力だけに頼らない遊び方への移行こそが本作成功の鍵であり、アクション満載のアドレナリン放出場面が満載なこともあり、Laraの2作目は最高に楽しめる仕上がりだ。
9.0/10 CGMagazine
どうやら2015年秋は、トリプルAタイトルのラインナップにとって今世代最高のシーズンになりそうだが、『Rise of the Tomb Raider』が、Xbox One独占タイトルとしても、『CoD』や『Halo 5』、『Fallout 4』、『MGS5』を相手にしては分が悪いのが正直なところ。しかし、優れた物語、力強く真実味のあるヒロイン、メトロヴァニア風の世界旅行、そして忘れ去られた墓の探検が好きなら、Laraの最新アドベンチャーを手にしない理由はない。
9.0/10 Gaming Nexus
美しい自然環境、ステルスや環境利用への再フォーカス、そしてプレーヤーを掴んで離さない素晴らしい物語など、Lara Croftのリブート最新章は、プレーヤーを何時間も夢中にさせ、全ての秘密を解き明かしたくさせるはずだ。
90/100 GamingTrend
良い点:
・内省的なテーマを扱った物語
・突発的なゲームプレー
・豊富な墓
・美しい舞台設定
・やりがいのあるシューティングとステルス
悪い点:
・稀なフレームレートのカクツキ
・強制される銃撃戦が多すぎる

『Rise of the Tomb Raider』でCrystal Dynamicは再びその手腕を発揮し、充実した物語と滑らかでエキサイティングなゲームプレーを融合させた、内省的で魅惑的な旅路を作り上げている。Lara Croftがパワーアップして帰ってきた。このシリーズも、間違いなく『Tomb Raider』最高のシリーズだ。

A-/A+ Gaming Age
私は『Rise of the Tomb Raider』に感銘を受けたし、君たちもそうなるだろうと思う。それに、一部技術的なつまずきはあるものの、極めてゴージャスなゲームだ。一方からしか開けることのできない扉をすり抜けるバグに一度だけ遭遇したし、そのせいで進行を失ってしまった。だがそれ以外、パフォーマンスにほぼ問題はなかったし、全体の楽しさを削ぐようなことも当然なかった。全体的に、これはリブートされたフランチャイズの素晴らしい2作目であり、将来的に2周目をするのが楽しみだ。
良い点:
・一流の演技
・バランスが改善されたゲームプレー
・改善された作成メカニック
・ゴージャスなビジュアルと顔の表情
悪い点:
・武器やアイテムを再取得する必要がある

リブートに成功しただけに期待の大きかった『Rise of the Tomb Raider』だが、Lara Croftが制覇できない山などなかったようだ。ゲームプレーはバランスが改善され、これまで以上にダイナミックで、戦闘と探索、そして成長の融合が充実した体験を生み出している。Laraの個性や感情を揺さぶる物語など、『Rise of the Tomb Raider』はシリーズ真骨頂だ。

4.5/5.0 Games Radar
良い点:
・堂々とした出来の多彩なゲーム・タイプ
・息を呑む風景
・あるべき姿の墓
・超高品質な場面の連続
悪い点:
・収集が多すぎる
・前作に極めて類似している

本質的に前作の焼き直しではあるものの、『Rise of the Tomb Raider』は驚異的なアドベンチャー・ゲームで、様々なアクション・ジャンルを融合させ、プレーヤーが望むようにプレーさせてくれる。

4.5/5.0 Hardcore Gamer
『Rise of the Tomb Raider』は、正に我々が必要としていたゲームだ。この数年はオープンワールド・ゲームで溢れかえっているものの、Crystal Dynamicsは映画的アクションと強力なアドベンチャー要素の完璧なバランスを見出している。今回は墓が大幅に増えており、チャレンジやアーティファクト、書類や物語要素に満ちたオープンワールドも充実している。物語といえば、いわゆる深みこそないものの、強力な悪役デュオとそれ以上に魅力的なヒロインを備えている。Laraの動機は最初こそ少し執念めいているものの、より有能な女性へと成長を遂げており、恐れることなく死の目を真っ直ぐに見据えている。彼女は徐々に期待通りの主人公へと成長しつつあるが、これまでにはなかった深みがある。プラットフォーミング要素が厄介なこともあり、理不尽無しを繰り返す羽目に陥ることもあるが、上手く機能する時には、アクロバティックな動きを繋げていくことでエキサイティングな体験を生み出している。『Rise of the Tomb Raider』は唯一無二のアドベンチャーで、Laraが画面に映ったその瞬間から20時間に亘ってプレーヤーを魅了してくれる。
8.5/10 God is a Geek
良い点:
・今世代最高峰のビジュアル演出
・極めて充実したコア・ゲームプレー
・豊富な墓と広大な探索エリア
悪い点:
・前作とほぼ同じ構造
・大半の墓は相変わらず任意
・ノーマルでは少し簡単すぎる

『Rise of the Tomb Raider』には中弛みなど一切なく、隅々まで最高に楽しめる。物語はそこそこだが、前作のパターンをほぼそのままなぞっており(質は上がっているが)、特に終盤にかけてはあまりに予定調和だ。しかし、このゲームは自らの資質を知り尽くしており、その強みを生かした中毒性の高いゲームプレーを提供することに成功している。必携のゲームであり、前作の焼き直しではあるものの、教訓を活かしてより洗練された楽しいアドベンチャーに仕上がっている。

8.5/10 Polygon
『Rise of the Tomb Raider』は、色々な面で控えめな続編と見なすことができるかもしれない。Crystal Dynamicsの素晴らしいリブートを見事に進化させているが、大幅な変更は導入されていない。規模は拡大しているが、それでも前作と大差ないのである。とはいえ、極めて良く出来たゲームの再現に成功するというのは、決して容易なことではない。フォーミュラとしての『Tomb Raider』の新たな幕開けだが、今のところは、喜んで再訪したいフォーミュラだ。
8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・驚異的な演技と目を見張るビジュアル
・見事に語られるアクション満載の物語
・手堅くレスポンスの良いゲームプレー
・最高のパズル・デザイン
悪い点:
・概ね前作と同じ
・他のステルスゲームと変わり映えしないステルス
・魅力に欠けるチャレンジ・モード
・まばらなパズル配置

『Rise of the Tomb Raider』は、独創性に欠ける箇所もあるとはいえ、最初から最後まで素晴らしい出来の、アクション満載の力作だ。この続編は、よりかつての『Tomb Raider』に近付いている一方で、新たなフィーチャーと驚異的なビジュアル・デザインを実装することで、前作の教訓を活かしている。期待したほど世界を股にかけた冒険という感じではないものの、『Rise of the Tomb Raider』は間違いなくプレーする価値がある。

良い点:
・素晴らしい操作性とグラフィック
・前作よりも入り組んだプラットフォーミングとパズル
・悪くないAIとの最高のステルス戦闘
悪い点:
・難易度の高い任意の墓以外はずっと世話される
・個別の要素に深みがない
・退屈な狩り
・違和感のある暴力描写

昔ながらの『Tomb Raider』は決して帰ってこないが、前作よりも充実した妥協であり、『Uncharted』シリーズの楽しい代用品だ。

8.0/10 NZGamer
Lara Croftを伝説的存在へと跳躍させる充実した物語のポテンシャルは残念ながら生かされておらず、そのリズムに至るまで前作と同じ王道のマクガフィン追跡物語というパルプ風アクション・アドベンチャーに落ち着いている。とはいえ、Crystal Dynamicsが作り上げた世界は中身が濃く、探索からアクション、そして墓が満載だ。カットシーンでは脳みそを休ませ、脳の体操は墓と未開の地のために取っておこう。
4.0/5.0 Game Rant
Crystal Dynamicsは、今世代最も魅惑的なアクション・アドベンチャーを完成させた。それでも、『Rise of the Tomb Raider』は人々が最高に楽しみながらプレーし、クリアしたらそれで終わりのゲームだが、それで問題ないのだ。全ての隠された財宝やサバイバル貯蔵品、金のコイン、武器部品を見つけるには30時間以上が必要になるそうで、汗水垂らして稼いだお金の元は取れるはずだ。それに、熊と戦いたくない人などいないだろう?
『Rise of the Tomb Raider』でCrystal Dynamicsは、近年で最も素晴らしいリブートへの、洗練された見事な続編を作り上げている。時に手に余ることもあるとはいえ、必携の傑作であることに間違いはない。
7.5/10 Destructoid
『Rise of the Tomb Raider』は前作を凌駕しているが、その理由は追加要素だけ。前作の欠点は何一つ修正されていない。物語は角が取れ、殆どは退屈なオーディオ・ログに隠されている。豊富なリソースで敵をなぎ倒すのだから、宣伝文句のようなサバイバルが主体ではない。しかし、古代のルーブ・ゴールドバーグ・マシンをよじ登る墓の発見や、ゴージャスなビジュアルと多彩な環境のお陰で、『Rise』の原生自然は探索甲斐があるし、おざなりな3人称アクション・プラットフォーマーを昇華させている。ジャンプをミスってLaraが奈落の底に落ちていくたびに、私は気分が悪くなってしまうのだ。
『Tomb Raider』、更に言えば現代のアクション・アドベンチャーは、本当にクレジット後の延命処置なしでは生きられないのだろうか?あまりに昔気質すぎるのだろうか?開発費が高すぎる?『Rise of the Tomb Raider』は丁寧に作られたゲームだ。美しく、独創性はないものの、十数時間手堅く楽しめる。有名な名前とダイナミックなパワーを秘めた主人公がいる。荒らすべき墓がある。それだけで充分、それ以上を目指すべきではないのだ。だが目指してしまった――存在しない感情移入、不必要なトレンディなギミックを。

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