2015年11月22日(日)01時35分

『Star Wars Battlefront』海外レビュー

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【追記 - 11月22日01:35】Cheat Code Central、EGM、The Escapist、Eurogamer、Game Informer、IGN、PC Gamer、Twinfiniteのレビューを追加

『Star Wars Battlefront』の海外レビューです。

  • ジャンル: シューター
  • 機種: PS4/Xbox One/PC
  • 開発: DICE
  • 販売: EA
8.5/10 God is a Geek
良い点:
・『スターウォーズ』を完璧に再現
・取っ付き易い
・最高に楽しい
悪い点:
・少々深みに欠ける
・マップが少ない

『Battlefront』の土台は最高のシューターだ。そこに、完璧に再現された『スターウォーズ』世界、映画的な見せ場の数々を加えれば、近年で最もお気に入りのマルチプレー・シューターの出来上がりだ。敷居が低く、丁寧で、クールな場面が満載。愛さずにはいられないゲームである。

8.1/10 GameTrailers
発売時点では他の対戦シューターよりもボリュームは少ないものの、見た目や感覚がここまで本物っぽい『スターウォーズ』ゲームは存在しなかった。戦場やキャラクター、物語主導型のキャンペーン構造が欠如しているとはいえ、『Star Wars Battlefront』は壮大な映画的体験だ。今年、内なるフォースが覚醒しつつあると感じたことがある人は、受け入れよう。
8.0/10 IGN
良い点:
・広大な箱庭
・最高の協力プレーミッション
・スペクタクル満載のマルチプレー
悪い点:
・貧弱なモード
・奇妙な音楽とボイス・オーバー

『Star Wars Battlefront』は、『スターウォーズ』の本質を見事に捉えており、最もエキサイティングかつ印象的なユニバースを利用して、ユニークでスペクタクル満載の戦闘箱庭を作り出している。奇妙な演技と貧弱なオリジナル楽曲を除けば、見た目の本物らしさでは超一流だろう。しかしながら、カジュアル層向けの必須モード以外の『Battlefront』は焦点がボヤケており、行き過ぎたゲーム・タイプでシングルプレー・キャンペーンの不在を埋めようとしている。

良い点:
・『スターウォーズ』ユニバースをフル活用した驚異的なビジュアルとサウンド
・手堅い銃撃戦と多彩なモード
・Walker AssaultとFighter Squadronは突出した出来
悪い点:
・悪びれることなく浅薄
・長持ちしない
・ポテンシャルを生かしきれていないヒーロー
史上最も美しいゲームの一つであり、比較的浅薄な出来ではあるものの、『スターウォーズ』ユニバースのスペクタクルと興奮が見事に再現されている。
良い点:
・驚異的な演出
・大規模モードでの壮大な戦闘
・オフラインでも楽しめる画面分割
悪い点:
・単なる穴埋めに感じられる小規模モード
・武器のバランス問題

ベース・ゲームに60ドルを支払う価値があるあろうか?映画『スターウォーズ』に登場する古典的戦闘やシークエンスの再現を夢見たことがあり、キャンペーンの欠落を問題と見なさないなら、しばらく楽しめるだけのコンテンツを提供してくれるゲームだ。特に完ぺき主義者なら、ジオラマの全てをアンロックするのに100時間以上は要するはずだ。DICEスタッフの多くが『スターウォーズ』のファンであることは明らかで、『Star Wars Battlefront』はゲーマーたちと同じくらいこのフランチャイズの復活を望んできた開発者たちによる、愛情のこもった「おかえり」なのである。

8.0/10 Polygon
マルチプレー特化型シューターで溢れる中、『Star Wars Battlefront』は実際の中身と欠落要素で差別化を図っており、それが高く付いている。昔気質のシンプルさは、必ずしも2015年に通用しているとは言いがたいし、トリプルAシューターの大半に不可欠な要素が一部欠けている。

とはいえ、これはホスの凍りついた頂に登り、無数のレーザーが空をディスコ、AT-ATを鉄くずへと変貌させる様子を眺めるゲームなのだ。より多くの人にそんな体験をしてもらうために贅肉を絞らなければならないのだとするなら、多少の穴も仕方がないように思える。

4.0/5.0 Games Radar
良い点:
・見事に再現された『スターウォーズ』体験
・一部の素晴らしいゲーム・モード
・敷居が低く良くできているシューティング
・素晴らしいオンライン演出
悪い点:
・1人でマトモにプレーできるオプションがない
・戦術的深みに欠ける

『スターウォーズ』を美しく再現した、シンプルだが手堅いシューターだ。短期間とはいえ、完全に没頭してしまうゲームだ。

4.0/5.0 Twinfinite
良い点:
・これまでで最も没入感の高い『スターウォーズ』ゲーム
・最高に楽しいヒーロー
・息を呑む見た目と音
悪い点:
・キャンペーンがない
・惑星やヒーローが少ない

『スターウォーズ』ゲームに色んな希望を託すのは容易だ。このユニバースには、とにかく沢山のコンテンツや愛情が詰まっているのだ。キャンペーンやスペース・バトルの美しさを夢想するのも容易だ。しかし、そうした希望はむしろない物ねだりであり、『Battlefront』は完成された没入感の高い体験を提供してくれている。『スターウォーズ』ファン、もしくは極めて洗練されたマルチプレー・アクションが好きな人にとって、『Star Wars Battlefront』は必携だ。一見すると限定的に見えるかもしれないが、すぐにその奥深さに気付くはず。4つの惑星しか登場しないものの、マップはどれもひたすら楽しい仕上がり。信頼の置けるDICEの手で『Battlefront』フランチャイズが復活したのは実に嬉しい。

7.5/10 Game Informer
コンセプト: 『スターウォーズ』を忠実に再現しているが、コンテンツ不足のマルチプレー特化型シューター
グラフィック: ぶっちぎりで今世代最も美しいゲームだ。Xウィングの擦り傷にいたるまで、映画版の細かなディテールが全て再現されている
サウンド: 帝国軍が拠点を制圧するとかかる帝国のマーチには笑顔が禁じえない。ジョン・ウィリアムズの楽曲が巧みに使われており、戦争音へのDICEのノウハウが『スターウォーズ』でお馴染みの効果音を耳の保養に昇華している
プレー性: キャラクターや乗り物の操作性は極めて良く出来ている。どうプレーしても楽しめるだろう。残念ながら、キャラクターの成長や武器の深みに欠ける
エンターテイメント性: ここまで美しく楽しい『スターウォーズ』バトルは存在しなかったが、すぐ単調になってしまう
リプレー性: 高め
DICEは見事に『スターウォーズ』体験を再現しているものの、ゲームとしては興味を持続させることに失敗している。時折訪れることになるだろうが、毎回短時間で終わるだろう。今後のDLCが変化をもたらしてくれる可能性はあるが、現時点でのスリルは極めて限定的だ。
72/100 PC Gamer
古典的『スターウォーズ』の見た目と感覚を見事に捉えているが、映画的派手さの根底は、実に平凡なマルチプレー・シューターだ。
7.0/10 GameSpot
良い点:
・ゴージャスでディテールに凝った『スターウォーズ』世界
・魅惑的なサウンド・デザイン
・ダイナミックなWalker Assaultモード
悪い点:
・単調な戦闘
・出来にムラのあるマップとゲーム・モード
・使い物にならないことが多い乗り物
・モチベーションに欠ける成長システム

『Star Wars Battlefront』は、野心的な表面的魅力よりも掘り下げることをしない。表面に詰め込まれた最高のコンテンツも、時間が経つにつれクオリティは消え失せていく。『Star Wars Battlefront』の皮膚は美しいが、足元はふらついており、時と共に歪む恐れがある。

7.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・驚異的なビジュアル
・最高に楽しいWalker Assault、Supremacy、Fighter Squadron
・完璧なサウンド・デザイン
・手堅いゲームプレー
悪い点:
・限定された環境
・少なすぎるミッション
・ゲーム・モードのバラエティ不足
・移動手段の欠如が勢いを削ぐ

『Star Wars Battlefront』はフランチャイズのオリジナルからかなりの恩恵を受けており、その精神を受け継ぐことに成功している。DICEは、『スターウォーズ』ユニバースをこれまでで最も忠実かつ一貫性のあるグラフィックで再現。それだけで充分魅力的ではあるものの、モードや武器、シングルプレー・コンテンツが、シリーズの他の作品や他のシューターと比較するとバラエティ不足なのだ。『スターウォーズ』ファンにとっては、今年最も購入すべきゲームの一つであることに変わりはないし、採点も少し上乗せして良いかもしれないが、何度も舞い戻りたくなる体験に昇華されるには、DICEの将来的なプランに依存し、投資することが必須となるだろう。

7.0/10 Video Gamer
良い点:
・素晴らしいディテールへのこだわり
・一部の素晴らしいモード
悪い点:
・やたら貧弱に感じるシューティング
・大半のモードは底が浅い

『Star Wars Battlefront』は、たとえ僅かな期間であったとしても、今年最高の体験の一つだ。完ぺき主義者は、クリア済みチャレンジを示すゲーム内ジオラマ用のフィギュアをコンプリートするまでプレーし続けるだろうが、それ以外のプレーヤーはそのはるか以前に興味を失ってしまうだろう。興味を繋ぎ留めておくにはマップとモードが少なすぎるものの、あの有名な曲を聞きながらAT-ATを倒すために時折参戦する程度の楽しさは提供してくれる。しかし、『Battlefront III』を期待していた人たちは、もう少々長く待たされることになるだろう。

7.0/10 EGM
『Star Wars Battlefront』の冠は健在だが、フランチャイズのリブートを目指すとしたら、もう少し肉付けすべきだった。
良い点:
・素晴らしいビジュアルとサウンド・デザイン
・ルーク・スカイウォーカーやダースベイダーといったプレーアブル・ヒーロー
悪い点:
・ロンチ時のマップ不足
・多彩さとパンチに欠ける武器
・マルチプレーに飽きたらやることがない

美しいが欠けている『Star Wars Battlefront』は、その驚異的なファン・サービスで『スターウォーズ』ファンを喜ばせるはずだ。演出面では他の現代シューターに劣らないものの、コンテンツ面は非常に薄く、プレーするほどに楽しめなくなっていく。

3.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 現行機最高レベル。壮大なスケール感、安定したフレームレート、ディテールへのこだわり。驚嘆しっぱなしだ
サウンド: DICEのオーディオ・デザインは相変わらず非の打ち所がない。最高のサウンドだとだけ言っておこう
インターフェース: メニューは練られており、ロード時間も最小限。即座にゲームに没頭させてくれる。様々なアイテムが解除されていくゲーム内実績システム代わりの気の効いたジオラマは最高
ボリューム: モードは豊富だが、深みとバラエティに欠けており、看板となるべきモードもない。最高に楽しいとはいえ、飽きるのに1週間もかからないだろう

ある意味、『Star Wars Battlefront』は嬉しい驚きだ。E3の頃よりもはるかに洗練されているし、ビジュアルに注ぎ込まれたDICEの労力が、今年最も美しいゲームの一つとして報われている。しかし、ゲームのあらゆる要素が、環境や乗り物、武器、そして敵のバラエティ不足に蝕まれている。実際のゲームプレーは本当に楽しいだけに、驚くほど限定されたパッケージであるという事実には、失望も大きくなる。1年後にはポテンシャルを発揮するかもしれないが、現時点では、シニカルな宣伝プランの妨害を受けた、傑作の可能性を秘めたゲームである。

3.5/5.0 Game Revolution
『Star Wars Battlefront』が購入に値するかどうかは、『スターウォーズ』をどのくらい愛しているか、独自性よりもレーザー銃版『Battlefield』をどのくらい求めているか、そして今後も興味を持続させるのに充分な追加コンテンツをEAとDICEが出し続けてくれることに賭ける気がどの程度あるかという、3つの要素に依るだろう。オーディオやビジュアルのスペクタクルという面では『スターウォーズ』そのものだが、底が浅く感じられる。願わくば、僅か数週間後に迫った『Battle of Jakku』コンテンツによって、今後のサポート状況を推し量れるだろう。現時点では実際よりも壮大に見え、楽しんでいる時は爽快だが、どこかガッカリするほど空虚だ。
グラフィック 5.0: 可能なら10点を与えていただろう。文句なく美しい
操作性 3.5: 宇宙船の操作はやりにくく、時折重たく感じることもあり、基本的な動きは旧世代のよう。唯一の救いは見事なエイミング・メカニックだ
音楽/効果音/ボイスアクト 5.0: 『スターウォーズ』サウンドが命を吹き込まれており、武器やキャラクターの声、乗り物の効果音は映画版を反映している
バリュー 2.0: モードに深みがなく、ストーリー・モードもないため、全体のバリューは低い

結局のところ、『Star Wars Battlefront』は劇場版最新作の公開を控え、『スターウォーズ』ノスタルジアを喚起してくれるゲームだ。残念ながら、美しいビジュアルとWalker Assaultモードを除けば、それだけのゲームである。武器、乗り物、惑星、地形といったDICEが作り出した素晴らしいインフラを上手く活用できておらず、蘇った人気キャラクターたちも迷子になっている。『Battlefield 4』のMODに感じられることがあると思えば、旧3部作の中に迷い込んだように感じることもある。言うまでもなく、『Star Wars Battlefront』はフォースが貧弱だ。

6.0/10 Destructoid
『Star Wars Battlefront』の迫真性は突出しているが、ゲームプレーがその犠牲となっており、取って付けたように感じられることも多い。注意書き付きの比較的浅薄なシューターをプレーしたい気分なら、恐らく失望はしないだろうが、もう少し磨き上げて中身を充実させる時間的余裕がDICEにあったならと思う。
3.0/5.0 Giant Bomb
『スターウォーズ』のファンなら、『Star Wars Battlefront』の虜にならない瞬間はないはずだ。ダースベイダーを操って反乱軍に忍び寄り、インペリアル・マーチをバックにフォースで首を絞める瞬間は最高だ。タトゥイーンのストームトゥルーパーでプレーしている時にも、ルークとベイダーがライトセーバーで戦っている頭上でXウィングとTIEファイターがドッグファイトを繰り広げる光景に目を奪われた。『Star Wars Battlefront』は隅々まで『スターウォーズ』であり、ファン・サービスがどれだけ押し付けがましくとも、『スターウォーズ』という映画フランチャイズの愛すべき部分の多くを思い起こさせる数多くの場面が登場するという事実に疑いの余地はない。公開が迫る『フォースの覚醒』で『スターウォーズ』ユニバースを舞台にしたカジュアルなオンライン・シューターをプレーしたい気分になっているなら、本作が末永く楽しませてくれるだろう。『Battlefront』は最高の『スターウォーズ』ゲームに必要な条件を最初は全て満たしているが、少ないコンテンツと意味のある成長要素が存在しないせいで、何度も訪れる気にはさせられないのである。
3.0/5.0 Hardcore Gamer
『Star Wars Battlefront』は、避けられない続編でフルに生かされるべき、強固な概念実証だ。『Evolve』『Titanfall』『The Order: 1886』のように、『Battlefront』は中身よりもスタイルを優先させている。文句なく美しく、『スターウォーズ』映画に参加する感覚を見事に捉えているものの、スタイルだけでは流石に限界がある。スター・カードとヒーローの存在がゲームを面白くしているが、戦闘自体はシンプル過ぎて長持ちしないだろう。『スターウォーズ』のスペクタクルが全開になった時などは特に楽しめるゲームではある。しかしながら、そのスペクタクルにもすぐ慣れてしまい、残されるのはマップや武器、ヒーローが少なすぎるゲームだ。結局のところ、『Star Wars Battlefront』はビンクスだけでフェットがいないのである。
3.0/5.0 The Escapist
『Star Wars Battlefront』は、プレーヤーを見事な掴みで『スターウォーズ』ユニバースへと誘ってくれるが、コンテンツやフィーチャーの薄さに気付くと、興奮も冷めてしまう。中身より見た目重視の典型。
『Star Wars Battlefront』のシンプルさは諸刃の剣で、新規プレーヤーに優しい一方、ベテランはすぐ飽きてしまうだろう。マルチプレー・シューターとしては、良く出来ているものの傑作ではないが、それは要点ではないかもしれない。映画史上最も魅惑的なフランチャイズの一つの豪華な飾りをまとった『スターウォーズ』製品の一つとして、お手本のような作品だ。