2015年12月07日(月)21時13分

『Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege』海外レビュー

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【追記 - 12月07日21:13】Game Rant、GameSpot、Game Informer、Game Crate、Hardcore Gamer、IGN、Metro GameCentral、PC Gamer、We Got This Covered、ZTGDのレビューを追加

『Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege』の海外レビューです。

  • ジャンル: FPS
  • 機種: PS4/Xbox One/PC
  • 開発: Ubisoft Montreal
  • 販売: Ubisoft
90/100 PC Gamer
『Rainbow Six: Siege』は敷居が低く、極めて充実したシューターで、反射神経よりもプランニングと連携に報いてくれる。
グラフィック 4.0: 大半の舞台設定(家屋や飛行機など)はシンプルだが、アクションが白熱すると破壊環境は素晴らしく、実に美しい瞬間が訪れる
操作性 3.5: 鈍くレスポンスが悪いこともあるが、練習すれば屋上からラペリングして逆さになったまま窓から銃撃を加えることがdけいるように
音楽/効果音/ボイスアクト 4.7: ムード満点のサウンドトラックは素晴らしい。閉鎖空間での銃声の反響は現実味があり、恐ろしい
バリュー 3.9: 頼れる仲間を揃えて素人が駆逐されれば、更なるコンテンツが控えていることもあり、長期間に亘って楽しめるだろう

全ての歯車がかみ合い、アクションに没頭すれば、『Siege』は恐ろしくも手応えのある体験になる。1人でもグループでも手に汗握るが、連携の取れたチームとしてプレーしてこそなので、ゲームを買ったら仲間を見つけよう。戦術や忍耐力のある仲間と一緒にプレーすれば、『Rainbow Six: Siege』は他では味わえないマルチプレー体験を提供してくれる。コントローラーを置いてしばらくしてからも夢に出てくるような体験だ。

8.5/10 CGMagazine
銃をぶっ放しながら壁をブチ破るのが、ここまで楽しいのは初めてだ。目標となるアンロック要素がもう少し多ければと思う。
8.0/10 GameSpot
良い点:
・戦術的深み
・豊かなゲームプレー・オプション
・リプレー性の高い対戦構造
・対人戦を補強する強力なソロ/協力オプション
悪い点:
・物語主導のシングルプレー・キャンペーンの欠如
・時間のかかるアンロック要素
・オンラインの細かな不満点

決して完璧な体験ではないものの、歯車がかみ合ったときには、唯一無二の体験となる。万人向けを目指したゲームではなく、だからこそ特別なのだ。奥深い戦略性のお陰で銃撃戦の合間の時間が極めてやりがいがあるし、銃撃戦自体も、キル/デス率だけでなく自らの命のために戦うという実感が、更なる緊迫感を生み出している。

8.0/10 ZTGD
良い点:
・連携が上手くいけば唯一無二の体験に
・凄まじい破壊
・Terrorist Huntが戻ってきた
悪い点:
・つまらないシングルプレー・コンテンツ
・コミュニケーション無しでは楽しめない

『Rainbow Six: Siege』は嬉しいシリーズ復活作だが、飛び込む前には注意が必要。これはチーム・ゲームだ。コミュニケーションが不可欠であり、スピーディなシューターではない。そう聞いて魅力を感じるなら、『Siege』は間違いなく期待に応えてくれるだろう。

8.0/10 Game Crate
グラフィック 8.0: キャラクター・モデルは少々堅苦しいが、マップ・デザインは優れており、緊迫感に没入させてくれる
サウンド 9.0: 各Operatorの特徴はあまりゲーム内の台詞に反映されていないが、銃声や突入時の爆発音などが手に汗握らせてくれる
ゲームプレー 7.0: 『Siege』を長くプレーする最良の方法は、熱心なフレンドを数人集めること。マッチメイキング経由で長くプレーすると、確実にストレスが溜まる

複数のゲーム・タイプやモードを収録しているにもかかわらず、Ubisoftが特定のプレーヤー層を念頭に置いていることは明らかだ。有り余る忍耐力と決意を持ち合わせ、共にプレーするフレンドが数人いるなら、『Siege』は期待通りの戦術シューター体験になりえるだろう。のんびりとカジュアルに楽しめる楽しいゲームを探している人は、他を探すべきかもしれない。

8.0/10 God is a Geek
良い点:
・戦略が不可欠
・極めて手に汗握るマッチ
・Terrorist Huntが素晴らしい
悪い点:
・防御側より攻撃側の難易度が高い
・野良だと楽しさが目減りする

フレンドと一緒にプレーする戦術マルチプレー・シューターを探しているなら、『Rainbow Six: Siege』で間違いはない。攻撃側の難易度を下げれば大幅に改善されるとはいえ、適切にプレーすれば本当に驚異的な体験だ。一人でのプレーはあまり楽しくないものの、それでも楽しいことに変わりはない。Terrorist Huntは相変わらず最高のエンターテイメントで、オンライン・モードと比べれば不思議と落ち着かされるし、シチュエーションも良くできている。目玉の破壊環境はプレー中はほぼ存在を忘れてしまうほどで、これはいかに巧みに組み込まれているかという証明だろう。Operatorが多彩さをもたらしているのも嬉しい。これほど爽快なシューターは滅多にないが、隅々まで堪能するには、フレンドの存在が不可欠だろう。

8.0/10 Destructoid
『Rainbow Six: Siege』は、長期的に見れば盛り沢山のゲームだ。モードが3つというのは少なく感じるかもしれないが、その多彩さのお陰で、現在の11マップだけでも飽きずに楽しめるようになっている。今年は幾つかの大作シューターに失望させられたが、『Siege』は将来的に一番多くプレーするゲームになりそうだ。
4.0/5.0 USgamer
ビジュアル: 環境は綺麗に描写されており、Operatorもディテールに富んでいる
サウンド: 文句なく素晴らしいサウンドは、目と同じくらい耳が重要となっている
インターフェース: お洒落なインターフェースは使いやすい
ボリューム: ロンチ時のマップ数は少な目だが、今後12ヶ月で4つの無料コンテンツが予定されている

シングルプレーは貧弱ではあるが、マルチプレー・モードは大いに楽しめる。緊迫感があり、脳みそを刺激する戦術的な本作は、大半のラン&ガン・シューターとは全く違うプレー感覚だ。ロンチ時のコンテンツは少し物足りなく感じるが、極めて楽しいゲームであることは否定できない――連携できるプレーヤーと一緒ならば尚更だ。

7.9/10 IGN
良い点:
・手に汗握るハラハラドキドキのゲームプレー
・破壊!
・面白いマップ
悪い点:
・作業感の強い進行システム
・変わり映えのしない対人戦モード

ゲームプレーの核心に辿り着くには有刺鉄線や強化した壁を乗り越えなければならないものの、そのゲームプレー自体は効し難いほど楽しい出来栄えだ。私は既に、連携を重んじる『Siege』のメカニックを謳歌する仲間を、新たにオンライン上で見つけることができた。『Call of Duty』や『Halo』のような反射神経が物を言うシューターではなく、脳みそが試されるゲームだ――それがゲームの質を左右するわけではないが、差別化には大いに役立っている。

良い点:
・Hostage Rescueは素晴らしい
・上手く機能している多種多様なOperatorとマップ
・薄味だが楽しめる他のモード
・素晴らしい破壊エフェクト
悪い点:
・3つのモードしかなく、1つは骨組みだけのシングルプレーだ
・不快な課金要素
・コミュニケーションを取らないとほぼプレー不可能

今年最高峰のマルチプレー体験だが、参加料とコンテンツ不足が必要以上に敷居を上げている。

7.0/10 Game Informer
コンセプト: 『Rainbow Six』の本質だけを抽出し、戦術重視のeSportsシューターに再構築
グラフィック: ライティング・エンジンと驚異的な破壊を除くと、退屈なテクスチャや素っ気ない環境など、時代遅れに感じる
サウンド: 敵の足音から侵入を意味する遠くの爆発音まで、緊迫感を盛り上げるオーディオ
プレー性: カバー・システムを廃し、スピーディかつガジェットがメインの攻撃を重視。シューティングは悪くないが、当たり判定は曖昧
エンターテイメント性: 技術的な欠点は修正する必要がある。シングルプレーのファンは選択肢の無さに失望するだろう
リプレー性: 高め

『Rainbow Six: Siege』の核を成すマルチプレー部分は、最高の土台だ。しかし、モードを取り巻くインフラや充実したモードの欠如によって、過去作や他の大作シューター・フランチャイズと比べると、随分と軽量級に感じてしまう。『Siege』がプレーヤーに課す戦術要求は現在のコンソールでは唯一無二のものだし、それだけで十分かもしれない。しかしながら、『Siege』はコミュニケーションの重要性を理解するプレーヤーをまとめあげることも、それ以外のバリエーションを用意することも怠っている。

3.5/5.0 Games Radar
良い点:
・細かな破壊が戦術的深みを加味
・絶妙なバランスの非対称アクション
・毎回新鮮な優れたデザインのマップ
悪い点:
・フル・プライス・ゲームに不必要な課金要素
・雑な当たり判定
・特に何もないシングルプレー

ソロ・プレーヤーは寂しい思いをすることになるし、当たり判定にはムラがあるものの、新たな戦術的破壊環境と手に汗握る雰囲気が、壮絶で的の絞れたマルチプレー体験を生み出している。

『Rainbow Six: Siege』は知的で質の高いシューターで、多彩なアプローチを許容する。しかしながら、残念なことに単調さやサーバー障害、顕著なバラエティ不足が足枷となっている。ジャンルのファンは間違いなくチェックすべきだし、無料DLCが数多く控えていることも念頭に置くべきだが、万人に受け入れられるデザインではないだろう。
6.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・手に汗握る戦術的ゲームプレー
・仲間との連携
・お互いを補い合うOperatorとその能力
・凄まじい破壊
・無料DLCが配信予定
悪い点:
・ストーリー・キャンペーンの欠如とバラエティに欠けるゲーム・モード
・ロボット的なAI
・キャラクターとアタッチメントのアンロックが引き伸ばされているように感じる
・細かな技術的バグ

シングルプレー・キャンペーンが存在せず、切り替えの容易なゲーム・モードも少数と、『Rainbow Six: Siege』は極めて限定的なゲームだ。しかし、根っこは極めて楽しい戦術シューターであり、フレンドとプレーすれば尚更だ。Ubisoftがマップとモードを追加し続ければ、あとは伸びるだけである。

3.0/5.0 Game Rant
『Rainbow Six: Siege』には、安定したサーバー、手に汗握るゲームプレー、面白いマップ、そして一流のグラフィックがある。今から1年後――広範囲に亘る発売後のDLCプランが完了した頃――には、そうした長所のお陰で業界を代表するFPSになっている可能性は高いだろう。しかしながら、現在の状態ではコンテンツ不足が深刻で、価格を正当化できていない。今年の大作シューターにありがちな残念な傾向だが、開発陣が問題点を認識し、コミュニティを末永く魅了できるようなボリュームのゲームをリリースするようになってもらいたいと思う。
2.5/5.0 Hardcore Gamer
ビデオゲームに多くを望むのは、それほど間違ったことだろうか?核を成すクールなアイデアの周りに、洗練と中身を求めるのはわがままなのだろうか?その答えは明白のように思えるが、プレーヤー層を維持するためというよりも金を稼ぐためにデザインされていると感じるゲームが出た時には、こうした問い掛けが不可欠だろう。『Rainbow Six: Siege』の核を成すコンセプト、特に破壊環境やコミュニケーション重視の戦略への依存は強力だが、それ以外の全ては貧弱に見える。今世代のパッケージ・シューターとしては最弱の当たり判定から、大幅に劣化したビジュアル、序盤のサーバー障害まで、『Rainbow Six: Siege』には期待を裏切られた。すぐに魅了されるかもしれないし、その後も引き込まれるかもしれないが、一歩下がってUbisoftが考えるパッケージ版マルチプレー・シューターのあるべき姿を見てみるといい。こんなトリプルA開発を許容してしまって良いのだろうか?
バラエティに乏しい、実質的にたった一つのマルチプレー・モードしかないフル・プライスのゲームをリリースした点には疑問が残る。『Rainbow Six: Siege』は、eSportsという開かれた世界へと足を踏み入れることを厭わないが、その影響元と異なり、安価な入場料を軽視している。これは奇妙な決断だ。Ubisoftは、典型的な大作と焦点を絞り込んだマルチプレー・シューターの間で揺れ動いているように見え、その断絶が時折顔を覗かせている。

とはいえ、なんというマルチプレー・モードだろうか。フレンドで部隊を組み、本作を堪能するのに不可欠なプランニングを欠かさなければ、唯一無二の体験となるだろう。抑制され、戦術的で、往々にして驚きに満ちた『Rainbow Six: Siege』は、今年最高のマルチプレー体験の一つだ――が、その代償もある。