2016年02月22日(月)23時49分

『Far Cry Primal』海外レビュー

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『Far Cry Primal』の海外レビューです。

  • ジャンル:一人称アクション
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Ubisoft Montreal
  • 販売:Ubisoft
9.5/10 CGMagazine
『Far Cry Primal』は素晴らしい単独作であると同時に、歴史オタクを喜ばせるだけのリサーチも十分だ。
9.0/10 Gaming Nexus
『Far Cry Primal』は、いつものFPSアドベンチャーからの素晴らしい逸脱だ。『Far Cry』的に予定調和ではあるものの、豊かでディテールに富む世界、豊富なボリュームなど、プレーする価値のあるアドベンチャーだ。
良い点:
・強固なゲームプレー・メカニック
・Oros世界
・ゲームプレーに多彩さをもたらす動物コンパニオン
悪い点:
・掘り下げの足りないキャラクターたち
・上手く出来ていない動物の手懐け

物足りない物語や幾つかの欠点はあるが、Orosという息を呑む世界のお陰で『Far Cry Primal』はプレーする価値がある。

8.5/10 God is a Geek
良い点:
・卓越した世界観構築
・素晴らしい動物の操作
・校長を取り戻した瞬間瞬間のゲームプレー
悪い点:
・薄いサバイバル要素
・所詮はボタン連打の打撃戦闘

『Far Cry Primal』は過去作の枠組みを維持しつつ、シリーズに新たな息吹を吹き込んでいる。

4.0/5.0 Hardcore Gamer
銃、車、爆発を排除するというのは困難な仕事のように聞こえる。それらがメインのフランチャイズなら尚更だ。だからこそ、『Far Cry Primal』がこれほど上手く行っているのは衝撃的だ。Ubisoft Montrealは見事に『Far Cry』フランチャイズを石器時代に誘っており、プレーも鑑賞も楽しいゲームに仕上げている。『Primal』には問題点もある。打撃戦闘は方向感覚を失いがちだし、物語は印象に残らない。それでも、『Far Cry Primal』は長所を生かしきっている。ビースト・マスターは最高の新メカニックだし、演出も素晴らしく、何よりも『Far Cry』らしさが健在なのである。毛むくじゃらのマンモスは絶滅してしまったかもしれないが、『Primal』は『Far Cry』フランチャイズを絶滅から救っている。
8.0/10 GameSpot
良い点:
・まとまりと雰囲気のある世界
・サバイバルに重きを置いている
・独創的なビースト・マスター能力
悪い点:
・単調な戦闘
・限定的な武器

石器時代という舞台設定を用いて戦闘を昇華させ、自然の残酷さを強調する時、『Far Cry Primal』は輝いている。自然との持ちつ持たれつな関係性を促進し、サバイバルの手段と同時に乗り越えるべき脅威も与えている。原始時代という売りが足枷となっている箇所もあり、ツールは限定的で戦闘は単調だが、それでも『Far Cry Primal』は無慈悲な舞台設定に忠実であり、魅惑的な世界観に深みを持たせている。

80/100 GamingTrend
良い点:
・楽しいサイド・キャラクター
・優れた追加要素のコンパニオン・システム
・ゴージャスな環境
・良く出来た世界
悪い点:
・打撃戦闘は疲れるし単調
・平坦なキャラクターのお手本のようなTakkar

『』フランチャイズの最新作は、疲れる戦闘システムといった欠点もある。動物を手懐ける新たなコンパニオン・システムは良く出来ており、Ubisoftは紀元前1万年を見事に再現している。変わり映えしない『Far Cry』に感じられることもあるが、それは必ずしも悪いことではない。

良い点:
・珍しい舞台設定
・多種多彩な武器
・ダイナミックな昼夜システム
・ビースト・マスター・スキル
悪い点:
・ガッカリな物語
・単調なミッション

『Far Cry Primal』はUbisoftによるフランチャイズの最新作かもしれないが、極めて珍しい舞台設定ではるか過去へと遡っている。物語の大半はあまり面白味がないものの、独自の言語が先史設定を昇華している。時代設定はシリーズ過去作とかけ離れているとはいえ、ゲーム自体は柱となるゲームプレー要素を維持するなど、自然な進化のように感じる。一方、ビースト・マスター・スキルといった豊富なコンテンツの追加によって、『Far Cry Primal』は独自性を勝ち得ている。

4.0/5.0 Game Rant
2年おきに登場するように感じられるシリーズに斬新さを求める人にとって、『Far Cry Primal』はその新鮮さを提供してくれる。それでも、ファンはこのユニークな舞台設定の中で、お馴染みのフォーミュラに出くわすだろう。敵の拠点を制圧し、積み薪を燃やし(無線塔の代わりだ)、野生動物と戦い、ストーリー/サイド・ミッションをこなすといった要素全てが『Primal』にも存在するので、過去作が好きでない人は本作のことを気に入ることはないだろう。それでも、その箱庭環境内に強固な構造を提示する、王道レイアウトの新鮮な解釈に仕上がっている。良作の部類に入るだろう。
4.0/5.0 Digital Spy
『Far Cry Primal』はこれまでで最も説得力のある作品で、熊を自分の物にできるのだから堪らない。
4.0/5.0 Game Revolution
『Far Cry Primal』は、ロブスター入りのマカロニ・アンド・チーズのようだ。新機軸に挑戦したお馴染みの料理であり、概ね成功を収めている。銃と乗り物を排除し、物語をシンプルに保つというのは、容易に消耗しかねないフランチャイズにとって大胆かつ賢明な選択だ。はるか過去を舞台にしたゲームにとっては皮肉なことに、その過去こそが『Far Cry Primal』の足枷となっている。なんにせよ、このゲームはフランチャイズと1人称アクション全般の両方に新風を吹き込んでいる。熊には気をつけよう。
7.9/10 IGN
良い点:
・最高のキャラクター・デザイン
・素晴らしい雰囲気
・中毒性のあるゲームプレーの流れ
悪い点:
・最低限の物語、物語性が薄い
・活用されない脇役たち

『Far Cry Primal』は、『Far Cry』フォーミュラを過去に移し変えることに成功しており、豊富な新しいアイデアと危険で息を呑むオープンワールドを提供する。生々しく多彩な戦闘は楽しいし、野獣をベースにしたゲームプレーは見事な出来。キャンプをよじ登ったり、装備品を作ったり、野獣を狩ったり、物資の収集には、相変わらず効し難い魅力がある。だが、ガッカリするほど軽視された物語や印象に残らないクエスト、ベタな悪役が足を引っ張っており、残念ながら『Far Cry 3』や『4』の印象的な場面からの退化のように感じられてしまう。

7.7/10 Lazygamer
『Far Cry Primal』はシリーズが確立したフォーミュラを刷新することはなく、その時代設定が示唆するよりも過去に後ずさりすることもある。お馴染みの楽しい『Far Cry』らしさを求めるなら、それに応えてくれている。楽しく暴力的なゲームだ。物語の推進力を求めるなら、少し失望するだろう。
良い点:
・ディテールへのこだわりが生み出す生き生きとした先史設定
・魅惑的なサウンドとライティング
・サーベルタイガーを乗り回し、燃える槍を装備した食人族のキャンプに乗り込む
・Urki
悪い点:
・原始文化のリアリズムが主人公とプレーヤーの乖離を生んでいる
・有意義なバックストーリーやモチベーションの欠如
・一枚皮をめくれば使い回しクエストが盛り沢山
・UllとBatariはVaasやPagan Minほど印象に残らない

1万2000年前に遡るというのは、『Far Cry』シリーズにとって前進であると同時に後退でもあるようだ。『Far Cry Primal』は退化によってシリーズを進化させており、驚異的な先史風景を2016年のゲーマーに提供する。その結果、リアリズムへの尽力がプレーヤーとの乖離を生んでおり、共感の持てるキャラクターや意義深い物語を提示できずにいる。

だがゲームプレーとなると、『Far Cry Primal』はシリーズ進化のお手本であり、本編の特徴を維持しつつ、現状を大きく変化させている。TakkarやWenjaへの優れたバックストーリー、より強力な物語があれば良かったとは思うが、サーベルタイガーを乗り回し、人食い原始人に意味なく槍を投げるのは最高に楽しいのだ。

73/100 GamesBeat
『Far Cry Primal』は、ゲームにもまだ興味深い世界が残されているということを教えてくれる。本作最大の売りが石器時代という舞台設定だ。悲しいかな、シリーズのフォーミュラは既視感が強くなりつつあるし、正直言って少々退屈だ。1人称戦闘は苦痛で、敵の拠点の制圧はもうウンザリだ。

オープンワールドには豊富なアクティビティがあり、ただ走り回って探索したり、動物を狩っているだけでも楽しめる。ボリュームたっぷりの良く出来たゲームであることは間違いない。ただ、次の『Far Cry』では、クールな舞台設定と一緒に新たしいアイデアを提供してもらいたい。

7.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・Orosとその住人たち
・スピーディで生々しいゲームプレー
・先史原語
・ビースト・マスターになれる
悪い点:
・エンジンが掛かるのが遅い序盤
・既視感の強いサイド・コンテンツ
・確固たる物語がなく、やるべきことが分からなくなることも

『Far Cry Primal』を安易な焼き直しと一蹴するのは酷だ。概ね予定調和ではあるとはいえ、ファンと新規ユーザーの両方が没入できるだけのコンテンツが収録されており、石器時代も見事に表現されている。しかし、大幅に作り変えられた見た目の下には、良くも悪くもUbisoftらしい無難さが隠れている。個人的には、『Primal』の方が『Far Cry 4』よりも楽しむことができたが、それでもアイデアやコンセプトの使い回しを見過ごすことは難しい。

7.0/10 Video Gamer
良い点:
・最高の弓矢
・動物の手懐けは素晴らしい
・実に美しい
悪い点:
・変わり映えしない

『Far Cry Primal』はとても楽しいゲーム(まるで小学生のような文章だ)だが、前にプレーしたことがあるゲームでもある。この新たな舞台設定にどれほど魅力を感じているか、Ubisoft流のオープンワールドがどのくらい好きか、それらへの答えをハッキリさせておくべきだ。まだ迷っているなら、マンモスの背中に乗って暴れ回れるとだけ言っておこう。

7.0/10 Push Square
幾つかの追加要素、ほぼ利用されていない時代設定にもかかわらず、『Far Cry Primal』を少し掘り下げてみれば、『Far Cry 4』がそのままの形で顔を覗かせる。シリーズへの革命を求めていたり、過去作における狩りメカニックをあまり楽しめなかった人は、本作を避けるべきだ。勿論、魅惑的なオープンワールド世界でいつもの『Far Cry』ゲームプレーを楽しみたいだけなら、存分に楽しめるだろう。結局のところ、熊を乗り回したくない人間などいないはずだ。
7.0/10 Destructoid
『Far Cry Primal』は良く出来たゲームで、私自身もかなり楽しんだが、シリーズの今後の行く末を考えてしまう。舞台設定がどれほど突飛でも、『Far Cry』フォーミュラの魅力はかつてほどではなくなっているのだ。
7.0/10 EGM
『Far Cry Primal』は先史オープンワールドに豊富なコンテンツを詰め込んでいる。残念ながら、そのどれも面白いとは感じないかもしれない。
3.5/5.0 DarkStation
『Far Cry Primal』は、素晴らしいオープンワールドを存分に堪能させてくれる。私が一番印象に残っているのは、熊に乗ってマンモスを倒した瞬間だ。しかし、本作は2つの重要なエリアが足枷となっている。まず、物語は酷いなんてものではない。次に、そしてこちらの方がはるかに有害だと思うが、前2作に極めて酷似している点だ。純粋に技術的観点から見れば、圧倒的なクオリティだ。実に爽快で極めて楽しいゲームだ。それでも、既にプレーしたことがあるゲームだ、という気持ちがどうしても拭えなかった。1万年前が舞台のゲームにとって、これは問題だろう。
6.0/10 Shacknews
良い点:
・Orosの世界に命を吹き込む、息を呑むビジュアル
・点在するNPCと動物が世界を生き生きとさせている
・サーベルタイガーやマンモス、熊といった野生動物に乗れる
・爽快な武器戦闘
悪い点:
・手に余るように感じられることのある世界
・武器の種類が少ない
・散らかったマップは見辛いことがある
・エンディングに到達するために必要なクエストは退屈で面白くないお使いが多い
・物語は物足りず、主人公のポテンシャルも無駄になっている

『Far Cry Primal』の発想には期待させられたが、Takkarの旅路が持つポテンシャルは、主人公や脇役たちへの感情移入を妨げる、ステレオタイプで表面的な物語のせいで台無しとなっている。ビースト・マスターは爽快で、スムーズにやり遂げるにはかなりの準備が不可欠だが、幾つかの狩りを除くと、強制されるスペシャリスト・クエストは、物足りない物語と同じくらい残念な出来だ。動物を手懐けて乗ることができるという最高の新要素がありつつも、『Far Cry Primal』は忘れ去られて久しい時代における、頭を空にして楽しむ平凡なアドベンチャーに落ち着いている。

3.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・頭を空にして楽しむのに最適な『Far Cry』テンプレート
・Orosは美しく、驚くほど変化がある
・動物の調教は最高のサイド・クエスト/メカニック
悪い点:
・明確な目標がなく、全体がぼやけている
・先史インベントリーは大胆だが制限がある
・ぶっ飛んだ気晴らしの減少

『Primal』は『Far Cry』シリーズの素晴らしい構造を引き継いでいるが、個性が殆どない。明確な目標がなく、限定された武器はそれ自体が古臭く感じられる。

無駄を排した原始時代の『Far Cry』だが、そのポテンシャルを生かしきっているとは言いがたい。