2016年03月17日(木)17時51分

『Tom Clancy’s The Division』海外レビュー

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『Tom Clancy’s The Division』の海外レビューです。

『Tom Clancy’s The Division』はオンライン特化型というその性質上、一般プレーヤーを交えたプレー・セッションをある程度経るまで、レビューの掲載を控えているサイトが多いので、レビューが掲載され次第順次アップデートしていく。

【追記 - 3月17日17:51】COGconnected、EGM、The Escapist、Game Informer、IGN、PC Gamer、Polygon、Pure Xbox、Worth Playing、ZTGDのレビューを追加
【追記 - 3月15日23:45】Eurogamer、Game Rant、Giant Bomb、Metro GameCentral、PCGamesN、Playstation Universe、TheSixthAxis、USgamerのレビューを追加
【追記 - 3月14日16:00】Brash Games、GameSpot、Hardcore Gamer、The Jimquisitionのレビューを追加

  • ジャンル:MMOシューター
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Ubisoft Massive
  • 販売:Ubisoft
5.0/5.0 Digital Spy
『The Division』は風邪に似ている――頭から離れず、離れる気も全くない。だが風邪とは違い、全く気にならないのだ。
グラフィック 4.6: ニューヨークは息を呑む出来で、キャラクターは現実的。遠景描写の限界は目立つが、体験を阻害するものではない
操作性 4.3: 3人称視点の時には多少の精密性を犠牲にすることになるが、命令を下すのは容易。操作性を意識することはなくなるだろう
音楽/効果音/ボイスアクト 4.9: 映画クオリティの声優の演技、魅惑的なサウンドトラック、現実的でパワフルな銃声
バリュー 3.8: 戦闘は退屈に感じることもあるし、Dark Zoneはイライラするが、長きに亘って興味を引かれるだけの装備品が収められている。テンポは完璧

協力プレーは楽しく、膨大な装備品は進化し続け、トム・クランシー的と言うほかないゲーム世界を舞台にした隙のない物語は、止め時が見つからない目的意識と切迫感を与えてくれる。君たちも、友達と直近の戦闘について語り合い、拠点のどこをアップグレードするべきか思考を巡らすことになるはずだ。『The Division』のニューヨークを席巻する架空のウイルスと同じくらい伝染する中毒性だ。待った甲斐はあった。準備を整えて出発だ、エージェント。ブルックリンで会おう。

おススメ Eurogamer
巧妙かつバカでちぐはぐな『The Division』は、野心的なオンラインRPGシューターで、ストラテジーとスペクタクルを均等に提供してくれる。
良い点:
・深みを加えるRPG要素
・ディテールへのこだわりと世界観構築
・楽しい戦闘とやりがいのある探索
悪い点:
・物語演出
・頻繁なテクスチャのポップイン
・当たり外れのある常時オンライン

パンデミック後のニューヨークは恐ろしい光景だが、しばらくの間は離れたくなくなるはずだ。

9.0/10 ZTGD
良い点:
・最高のオンライン・ソロ/マルチプレー体験
・RPGには珍しい雰囲気と舞台設定
・飽きさせない豊富なコンテンツ
・Dark Zone
悪い点:
・貧弱なキャラクター・カスタマイズ
・典型的な物語展開

今後はもっと良くなる運命だと言えるかもしれないし、ここまではその通りだ。もう少し様子を見る時間は必要だが、今のところはエージェントたちには明るい未来が待っているように見える。

9.0/10 EGM
新規フランチャイズにはリスクが付き物だが、『The Division』は公約を果たして余りある出来で、つまずきも僅かだ。
9.0/10 Brash Games
『The Division』は多くを証明しなければならなかった。類似タイトルとの避けがたき比較、長期的な魅力、ビジュアルのパフォーマンス能力など、発売まではあと一歩というところ。Ubisoftは間違いなく現時点での今年最高のゲームを完成させている。マイク落としとでも言おうか。巧妙に作りこまれた魅力的なゲームプレーと世界観によって、『The Division』は堂々と独自性を確立した。私の期待を凌駕しただけでなく、末永くプレーし続けることになるだろう。
良い点:
・丁寧に作られた美しい世界
・手に汗握るDark Zone
・共感できる分かり易い物語
・中毒性のあるゲームプレーと最高の戦利品システム
悪い点:
・単調な作業を要求される
・険しい学習曲線

『Tom Clancy’s The Division』はフランケンシュタインのようなゲームだ。シューター、MMO、RPGなどのパーツを寄せ集めたこのゲームは、そうしたパーツが完璧にかみ合わないと、バラバラになってしまう恐れがあった。ありがたいことに、全ては見事にかみ合っており、あらゆる面で素晴らしい体験に仕上がっている。勿論、レベル上げ作業や硬い敵、スタッツのランダム性など、この手のシューター特有の問題点もある。しかし、全てがこれ以上は望めないほど巧妙にデザインされている。素晴らしいトレハン・シューターの誕生を、ゲーマーは喜ぶべきだ。

4.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 文句の付けようがない。終末後のマンハッタンは、隅々まで完璧に作りこまれている
サウンド: 稀な音楽が雰囲気を盛り上げるし、環境音も素晴らしい
インターフェース: 複雑で扱い辛いこともあるが、概ねとても良く出来ている
ボリューム: ロンチの時点では膨大なエンドゲームPvEコンテンツが収められているとは言いがたいが、新たなDLCが来るまではDark ZOneがある

ビデオゲームの歴史に残るほど目を見張る現実的な環境をフィーチャーした『The Division』は、不気味なディストピアとしての荒廃したマンハッタンを提示する。アクションも同等に冷酷だ。大半は銃撃戦に終始するとはいえ、その殆どは非常に練られており、エキサイティングかつスリリングなゲームプレーを提供してくれる。そこにRPG的な複雑さと強固なストーリーラインが加わることで、欠点はあるものの、期待に応えるゲームに仕上がっている。

4.5/5.0 Game Rant
『The Division』の真の強みは、多種多様なゲーマーの要求に応えているところだ。シングルプレー体験として極めて良くできているし、PvPゾーンはこれまでにないユニークな仕上がり。手応えのある作業を提供するエンドゲームは、ハードコアなファンを魅了するだろう。素晴らしいサウンド・システム(ヘッドホンかサラウンドでプレーしたら後戻りはできない)、最高のユーモア・センス、謎めいた物語といった細かなタッチのお陰で、『The Division』はあらゆるタイプのプレーヤー必携のゲームに仕上がった。
決して完璧ではないし、そうなる気配は最初からなかったのが本当のところ。しかしながら、『The Division』はほぼ万人が楽しめる見事なジャンル融合型ゲームに仕上がっている。
8.5/10 Softpedia
良い点:
・終末後のマンハッタンの空気感
・Dark Zoneでのやり取り
・キャラクター・ビルドのバリエーション
悪い点:
・単調なデザイン
・硬すぎるように感じられる敵

『The Division』は、その世界観とメカニックに関しては野心的なゲームで、協力プレーと対戦プレーはどちらも質が高く引き込まれるが、将来性に関しては、Ubisoftがどれだけコミュニティの要望に応えることができるのか、見捨てられた美しいニューヨークにプレーヤーが期待する独自性をどれだけ生かすことができるのかに依るだろう。

8.5/10 Worth Playing
現時点での『The Division』は、長年積み上げてきた前評判に応える出来だ。本作の性質を考えると、良いか悪いか断言するのは時期尚早ではあるが、今のところは良いスタートを切ったと言える。MMOと戦利品重視の3人称シューターの要素が、ある程度現実的な設定の中で巧みに混ざり合っている。伝統的なマルチプレーがなくともプレーする動機になるDark Zoneを加味しなくても、ボリューム満点だ。必須のストーリー・ミッションの推奨レベルに達するまでは、ある程度の作業に耐えなければならないという事実は、受け入れるしかないだろう。それに、シューターを主食とするプレーヤーにとってはかなり異例なダメージ・システムとの折り合いも付けなければならない。それでも、全体としては良く出来ており、将来的に失策が続くようなことがなければ、頻繁に本作をプレーすることになっても驚くには当たらないだろう。
8.25/10 GameCrate
グラフィック 9.0: 細かなバグは散見されるものの、全体的な美的センスは隙がなく、思わず見惚れてしまうこともあるほど
オーディオ 9.0: 状況に応じて緩急を付ける音楽から、通行人の会話、主要キャラクターを演じる声優たちの素晴らしい演技まで、オーディオは一流だ。唯一の不満は主人公が喋らないことで、人助けを一番の目標とするキャラクターだけに違和感がある
ゲームプレー 8.0: 難易度曲線は少々雑で、柱となるシューティングやRPGメカニックには斬新さもないが、白熱してくると最高に楽しいことは否定できない
ボリューム 7.0: 一応のレベル・キャップである30に到達するまで流行ることが沢山あるものの、それらを隅々まで堪能するには熱心なフレンドが複数必要だ。ソロ・プレーヤーにもエンドゲームをより楽しめるよう、Ubisoftの今後の努力に期待したい

『The Division』がオンライン・シューター体験を新たな黄金期へと導くとまでは言わないものの、『Destiny』のようなゲームよりも整然とした没入感の高い体験を探している人にとって、優れた代用品になるだろう。現時点では長期的な持続性は保証できないとはいえ、しょっぱなから幸先の良いスタートを切っている。

8.0/10 GameSpot
良い点:
・濃密で細部に凝った世界
・手に汗握るキャンペーン・ミッション
・複雑でやりがいのある戦利品システム
・目を見張るマルチプレー機能
・練りに練られた明確な構造
悪い点:
・予測できる敵AI
・単調なサイド・ミッション
・しゃがめないといったメカニック面での不満

硬すぎる敵や単調なレベル上げ構造にどれだけイラつこうとも、私はプレーを止めることができなかった。あまりに魅惑的な世界、魅力的過ぎる戦利品、没頭させられるキャンペーンに背を向けることなど不可能なのだ。最初の数時間で欠点は気にならなくなったし、中毒性のあるスタッツの最適化や協力プレーの銃撃戦の虜になってしまった。問題点(と不満)が消え去ることはないが、喜んで耐えてみせよう。

8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・息を呑むほど美しく再現されたマンハッタン
・やりがいのある戦利品収集とキャラクター・アップグレード
・緊迫感のあるDark Zone
・協力プレーと補完し合う能力のコンビネーション
・今後の追加チャレンジ/コンテンツ
悪い点:
・かなりシンプルで硬すぎる敵AI
・レベル差のある集団時の貧弱な難易度のスケーリング
・単調な全く同じ台詞と馬鹿なNPCとのやり取り
・細かなグラフィック上のバグ

全体的に、『The Division』は長年の前評判や高い期待に応えてみせている。根本的には、カバー・シューターと戦利品重視のRPG、そして魅惑的な舞台設定を融合させたゲームだが、友達と手を組んでAI派閥や緊迫感のあるDark Zoneに巣食う他のエージェントと戦ってこそ、真価が発揮される。不満点はあるものの、末永く楽しめるだろう。

8.0/10 Game Informer
コンセプト:
ウイルスのアウトブレイクが住民の大半を消し去り、危険な派閥が権力闘争を繰り広げるマンハッタンに秩序を取り戻せ
グラフィック: 霧や雪が遠景描写を最小限に抑えているが、通りや建物の密度は凄まじい
サウンド: 音楽を流し続ける代わりに、街の喧騒が雰囲気を盛り上げる
プレー性: 3人称シューター・メカニックは機能しているものの、うっかり違う遮蔽物に張り付いてしまい、敵に姿を晒す羽目になるなど、狭い空間ではカバー・メカニックに悩まされるだろう
エンターテイメント性: 硬い敵と非現実的な銃撃戦はTom Clancyブランドと相反するが、『The Division』は素晴らしい戦闘アリーナと、プレーヤーを飽きさせない練られた戦利品システムをフィーチャー
リプレー性: 高い

ムラだらけのトーンや硬い敵を許容できるなら、『The Division』は目新しい舞台設定での戦利品集めの中毒性を実現した、魅惑的なソーシャル・シューターになるだろう。稀な切断や進行を妨げるバグといった欠陥もあるとはいえ、それらは致命傷というよりもちょっとした不具合のように思える。Ubisoftは、初の持続的オープンワールドを運営する強固な土台を築き上げた。Massiveらがエンドゲーム・コンテンツを進化させ、新しいアクティビティを定期的に提供することができれば、末永くプレーされるゲームになるだろう。しかし、Dark ZoneとPvE環境が進化しないなら、この冬にはニューヨークは無人になっているかもしれない。

8.0/10 PCGamesN
驚異的な複雑さのお陰で、『The Division』はUbisoftトップ・クラスの野心的なゲームのように見える。しかし、重要な箇所は極めてシンプルなので、これは巧妙なトリックだ。根本的には古典的なUbisoftのオープンワールド・ゲームであり、素晴らしい協力プレーと対戦に支えられながらも、押し付けがましく効果の薄いRPGの数値が邪魔をする。キャンペーンをクリアしたり、友達とニューヨーク観光に行く気で臨めば、最高に楽しめるはずだ。しかし、長く住み着こうとは思わないだろう。
4.0/5.0 Hardcore Gamer
幾つか目立つ欠点はあるものの、『The Division』の長所には数百万のプレーヤーがかなりの時間を費やすだけの魅力がある。素晴らしい終盤、息を呑む舞台設定、強固なゲームプレー、自由度の高いRPGメカニックなど、『Destiny』が窮屈に感じてしまうほど、Ubisoftの最速売り上げ記録樹立ゲームは間違いなくプレーする価値がある。膨大な収集物、物足りないサイド・コンテンツ、突っ込みどころ満載の物語といった欠点も、ダイナミックなオンライン・シューター体験の前では大したことではない。Dark Zoneに実装されたシームレスなマッチメイキング技術は、Nemesisシステムのように、今後コピーされることは間違いないだろうし、『The Division』はトリプルAゲームとしては珍しく、公約を果たしてみせているのだ。『The Division』は完璧ではないが、酷いことになっていたかもしれないと考えると、この春に我々を没頭させる手堅いオンライン・ゲームの登場は嬉しい限りである。
4.0/5.0 Giant Bomb
サイド・コンテンツは単調だが、『The Division』のメイン・コンテンツとエキサイティングなマルチプレーは傑出しており、相性の良い仲間がいればプレーする価値のあるゲームになるだろう。
78/100 COGconnected
良い点:
・中毒性のあるアップグレード・システム
・能率的なオンライン・プレー
・息を呑むビジュアル
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・硬い敵
・違和感のある操作性
・平凡な銃撃戦
・グラフィック上のバグ

『Tom Clancy’s The Division』には欠点もあるが、オンライン・オンリーのMMO/RPG/シューター的体験の良いお手本となっている。オンライン部分は能率的で、容易に仲間を見つけることができるし、手に余るほどの戦利品が存在する。プレーヤーを末永く飽きさせないボリューム、発売後も長きに亘って約束されているサポートなど、『The Division』とは長い付き合いになりそうだ。操作性に問題を抱えているものの、『Destiny』から離れたいと思っているなら、本作が叶えてくれるかもしれない。

良い点:
・練られたアップグレード・システムとストーリー・ミッション
・現行機最高峰の協力プレー・アクション
・上手く機能しているDark Zone
・優れたグラフィックと豊富なコンテンツ
悪い点:
・あまりに単調な基本ゲームプレーとサイド・ミッション
・敵や装備品を制限する退屈な物語と舞台設定

意識的に単調で心底平凡な3人称シューターだが、オンライン協力プレーと尽きない報酬は効し難い。

7.0/10 Polygon
MMOのシステムと戦闘メインのデザインの融合を目指したゲームは数多いが、乗り越え甲斐のある試練というよりも、敵が硬すぎるような数字との追いかけっこに終始するものが殆ど。しかし、『The Division』は多くのゲームが失敗したシューティングと戦闘を成功させており、真のソーシャル・タクティカル・シューターの基盤を築いている。

MMO的な考え方で作られたように感じる部分と、『The Division』の長所がかみ合っていないように感じられてならないのだ。Ubisoft Massiveが今後のサポートの優先順位をどこに置くのか、長所を伸ばす方向に向かうのか、多くのゲームが陥った落とし穴を避けることができるのか、誰もが見守っている。

7.0/10 Pure Xbox
『The Division』にはあまり独自性はないものの、伝統的なオープンワールド・デザインとオンライン・マルチプレーを巧みに織り交ぜることで、中毒性のあるソーシャル・シューターに仕上がっている。しばらくすると単調になってくるし、エンドゲーム・コンテンツはイマイチなので、長期的なアピールに関しては懸念が残る。それでも、Ubisoftは強固な土台を築き上げており、コンテンツ・アップデートと拡張パックで容易に改善できるだろう。
3.5/5.0 The Escapist
『Tom Clancy’s The Division』は、他のプレーヤーと一緒にプレーすべきゲームだ。ゲームプレー上の最大の欠点も、友達が参加するだけで許容できるものになるが、ソロ体験としては達成感の殆どない作業になりがちである。
68/100 PC Gamer
『The Division』は手応えのある協力プレー・カバー・シューターで、ゴージャスなオープンワールドは、膨れ上がった不必要なRPG要素によって縮小化している。
6.7/10 IGN
良い点:
・美しい世界
・楽しい戦闘
・優れたRPG要素
悪い点:
・動きのないオープンワールド
・薄いエンドゲーム

『The Division』はなかなか食べ応えのあるゲームだが、スジが多すぎて長く楽しむことはできない。戦闘の内外には、手に汗握るDark Zoneといった優れたアイデアが存在している。しかし、それらがバランス良く分散していないため、まとまりのある楽しい流れに繋がっていないのだ。『The Division』の過剰に忙しない矛盾したデザイン哲学が最高の素材を覆い隠しており、それがまとまりを欠く原因となっている。

より野心的で創意工夫に富んでいたら嬉しかったし、更なるスタッツ・アップグレードを探すためのスタッツ・アップグレード以外にもやることがあればと思う。現時点での『The Division』は、ありがちなMMO風味のカバー・シューターに過ぎず、それで何の問題もない。