2016年03月11日(金)23時16分

『Hitman: Intro Pack』海外レビュー

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『Hitman: Intro Pack』の海外レビューです。

  • ジャンル:ステルス
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:IO Interactive
  • 販売:スクエア・エニックス
おススメ Eurogamer
IOのエピソード・シリーズの強力な出だしで、『Hitman』は主体性を再発見した。
4.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 本当にゴージャスなゲームで、大量のNPCがうろつく、細部に凝ったロケーション満載
サウンド: 47の任務ではビジュアルと同じくらいオーディオの手掛かりが重要。『Hitman』は見事にそれを伝えている
インターフェース: 少々ラグい。全てが台無しというほどではないが、それでも不必要にウザい
ボリューム: 3つのミッションは何度もプレーすることを意図されており、一番独創的な攻略法を見出す気にさせてくれる。隅々まで遊ぶなら、15時間から20時間はかかるだろう

『Hitman』の危険な世界に足を踏み入れたことがないなら、IO Interactiveの最新作はシリーズで最も取っ付き易い。エピソード・シリーズだけにボリュームは少な目だが、各ステージの攻略法の多さは、殺しのアートを極めるまで何度も何度もプレーしてしまうはずだ。

良い点:
・自由度の高さ
・広大な環境、反応の良いNPC
・最高の演出
悪い点:
・一つしかないメイン・ミッション
・時折過剰に敏感な探知メカニック

IO Interactiveは、『Hitman』のリリース・スケジュールに一風変わったアプローチを採用しており、もしそれぞれのミッションがこのパリほど洗練されたものになるなら、ファンは大喜びだろう。このミッション一つだけでも無数の攻略法が存在するし、他のプレーヤーの独創的な暗殺方法を見るのも楽しみの一つ。広大な箱庭でスーパー・エージェントを演じたいと思ったことがあるなら、これ以上は望めないだろう。かなり充実したコンテンツ作成エンジン、一年を通して約束されている追加ミッションなど、『Hitman』は今後しばらくの間、ステルス・ゲーマーの定番になりそうだ。

良い点:
・マップ自体とインタラクティブ性の高さにおいて、最高の箱庭デザイン
・豊富なコンテンツ
・目を見張るビジュアルと見せ場
悪い点:
・「何故これができないんだ?」というフレーズがどうしても浮かんでしまう
・棒立ちなことが多いAI
・長いロード時間

ステルスと暴力、そして極めて巧妙なレベル・デザインの魅惑的な融合によって、『Hitman』はパズルのルーツに回帰した。

8.0/10 Video Gamer
良い点:
・素晴らしいチャレンジ
・広大で入り組んだマップ
悪い点:
・長いロード時間
・オンラインのみのチャレンジは鬱陶しい

不満は残るものの、『Hitman』のエピソード1は第二ターゲットや時間制限付きの契約を考慮に入れずとも、古典的な暗殺プレーをたっぷり堪能させてくれる。そしてプロローグは、小規模だがフィーチャーが完成されたミッションを提供してくれる。強力な出だしであり、ファンが欲してきたより伝統的な『Hitman』への回帰である。それ以外の部分には改善の必要がある。

良い点:
・取っ付き易さとハードコアの絶妙なバランス
・絶好調のContractsモード
・巧みなデザインのパリ・マップ
悪い点:
・AIとフレームレートに多少の不満
・今のところ盛り上がらない物語
・次のエピソードまで待たされる

このエピソード1は、敷居を低く設定しつつ、長年のファンの期待に応える絶妙のバランスで、『Blood Money』以来最良の『Hitman』に仕上がっている。Agent 47の新たな門出を妨げるのは、幾つかの技術的な問題だけだ。

8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・巧みなゲームプレーの改善
・過去作よりも敷居が低い
・リプレー性を高めるボーナス・コントラクトとゲーム・モード
・極めて細部に凝った環境
・やりがいのある進行システム
悪い点:
・オフライン時に減少するフィーチャー
・嬉しくない『Hitman』らしさが健在

スクエア・エニックスとIO Interactiveは、『Hitman』で間違いなく賭けに出ているが、今のところはその甲斐があったように見える。初期投資も安価だし、十数時間分のコンテンツは収められている。ユーザー作成コンテンツやライブ・モードなどを考慮すれば尚更だ。万人を満足させるだけの内容に仕上がっているし、IOは今後のアップデートをミニ・イベントにすることで、一年を通して話題を維持できるはずだ。

『Hitman』には全体の完成度を落とす細かな不完全さが散見される。サーバーへの常時接続が不可欠なため、チャレンジや手柄、習得レベルといった一部のモードやフィーチャーが、オフライン時には使えなくなってしまうのだ。PS4をスタンバイ・モードから復帰させる時など、接続が途切れるとメイン・メニューに強制的に戻されるというのも厄介だ。核を成すゲーム・デザイン、そして準備と待機に重きを置いたゲームプレーは、間違いなくそれなりの数のプレーヤーをウンザリさせるだろう。しかし、それはステルス・ジャンル全般への忍耐力に依るところが大きい。

8.0/10 Push Square
結局のところ、『Hitman』の売り文句は自由だ。やることが山のようにあり、その方法も無数に存在するため、一切の我慢無くして楽しみを見出すことができるだろう。機会が満載の血生臭い遊び場には、全てが揃っている。試行錯誤を繰り返すゲームプレーは古き良き『Hitman』を彷彿とさせるし、素晴らしいEscalationモードのような新機軸が鮮度を維持。端的に言って、『Intro Pack』は旧ファンと新規ユーザーの両方にとって最高の買い物になるだろう。これほどのステルス・ゲームには滅多にお目にかかれない。
良い点:
・美しい次世代ゲーム
・ミッションの多様性
・コミュニティ作成ミッション
・無数のNPCだらけの中身の濃いステージ
悪い点:
・馬鹿げた価格設定
・エピソード形式リリースのせいで物足りなく感じる
・物足りない物語

『Hitman』最新作がエピソード形式だということは重々承知しているにもかかわらず、今すぐもっとプレーしたいという気持ちを拭い去ることができなかった。これは良い傾向だろう。本作の魅力の証明であり、ゲームプレー、演出、フィーチャーのどれもが絶好調。トリプルAのエピソード形式が定着するかどうかは時が経てば判明するだろうが、そうならないことを心から願っている。私自身は、初日から全てをプレーできても何の問題もない。IOは、広大なマップやコミュニティ作成コンテンツ、険しい習得曲線などで、プレーヤーを飽きさせない。しかしながら、物語に代表されるように、ないがしろにされている部分も存在するのである。『Hitman』は強固な土台のように感じられる。残念ながら、2017年に発売されるディスク版か、年末に全マップが出揃うのを待つ気がないのなら、シリーズで最もフィーチャー満載の最高傑作のポテンシャルを秘めた本作をファンが体験する方法はこれしかないのである。

4.0/5.0 Examiner
良い点:
・素晴らしいAI
・豊かなレベル・デザイン
・満足感のある暗殺
悪い点:
・浅薄な物語

現在の『Hitman』と全7エピソード配信後の『Hitman』は全くの別物だが、強固な土台は存在している。本作は正真正銘の『Hitman』体験であり、各ステージを隅々まで知り尽くすことが求められる。プレーヤーの忍耐力、知性、スキルを試すゲームであり、それだけやり遂げた時の達成感も格別なのだ。

4.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・極めて高いリプレー性
・優雅なステルス・メカニック
・非常に美しい
・『Hitman』の頂点
悪い点:
・接続が切れるとミッション中止になる可能性も
・毎月1ステージではなく全てプレーしたくなる

『Hitman』のエピソード1は、極めてディテールに富み、美しく作られた、ポテンシャル満載のステルス体験だ。しかし、同じステージを何度もプレーする気がない人は要注意。

4.0/5.0 Digital Spy
残りのエピソードがこのパリ・デビューに匹敵するクオリティなら、『Hitman』の決定版になりえるかもしれない。最初の広大なステージは既に、『Hitman』の歴代お気に入りミッションの一つになった。次が待ちきれない。
4.0/5.0 Game Revolution
『Hitman』のエピソード1は良く出来た出発点だ。コントラクト主導で、それぞれの環境は複数のオブジェクティブが用意された単一ミッションに絞られている。最初のミッションを終えると、残りを待たなければならないことに気付くとはいえ、フランチャイズにとって強固な構造だ。私自身、現状よりもコンテンツが増えた将来の『Hitman』の方に興奮している。『Hitman - Intro Pack』は美味しい前菜だが、メイン・コースはまだお預けだ。
7.9/10 IGN
良い点:
・濃密でディテール満載
・創意工夫に報いてくれる
・極めてリプレー性が高い
悪い点:
・酷いロード時間
・付け込みやすいAI

確かなことが一つある。『Hitman』のデビュー「エピソード」をプレーすればするほど、楽しさも増していった。馬鹿なAIや悲惨なロード時間にもかかわらず、『Hitman』は美味しいところを全て網羅している。一年を通じてステージがリリースされていくため、改善の余地は大いに残されているが、本作はとても楽しい、自信に満ちたスタートだ。

7.5/10 GameWatcher
『Hitman』のエピソード形式プランとコンテンツ量は、論争を引き起こすだろう。一流の『Hitman』ゲームとしての土台は出揃っているし、今後のステージが本作のスケールに匹敵するならば、隅々まで味わうには何十時間もかかるような可能性に満ちた、濃密でディテールに凝った広大なロケーションになるはずだ。全てのチャレンジや組み合わせをコンプリートするだけでも、5時間から10時間を要するだろう。だが、時間をかけて同じロケーションを何度も何度も探索するというのは、たとえ毎回大幅に異なる展開が待っているとしても、多くのプレーヤーを引きつけることは不可能なのだ。巨大なステルス箱庭の仕組みをゆっくりと分析すると聞いて興奮する人には、『Hitman』は素晴らしい体験を提供してくれるだろう。しかし、一回やって終了というタイプのプレーヤーなら、他を当たるべきだ。
7.0/10 GameSpot
良い点:
・柔軟性に富み戦略の幅が広いミッション
・目標抹殺の楽しい手段
・極めて高いリプレー性
悪い点:
・ムラのあるAiが没入感を阻害
・変装に依存しすぎるミッション
・急かされた感のある技術的不具合

『Hitman』のオープニング・アクトには革新性はなく、細かな問題点が古臭さを感じさせる。死体を冷蔵庫に投げ入れると、その過程を繋ぐアニメーションが存在せず、引きずってきた死体が即座に隠れてしまうのだ。ロード時間はイライラするほど長く、セーブをロードし直すと1分弱はかかるほど。セーブをロードをし直して何度も実験を繰り返すのが楽しいだけに、延長された待ち時間が余計に残念に感じられるのだ。しかしながら、『Hitman』の紛れもない遊び場は、開かれたデザイン、コミカルなNPC、コントラクト作成ツールがプレーヤーを満足させてくれるだろう。『Hitman』の不満点は隠されていないにもかかわらず、こうしたクオリティの高さ、ハードコアにものんびりとでも楽しめる柔軟性の高さは実に嬉しい。

7.0/10 Destructoid
ロッカーからスタッフの制服を盗み、警備員による身体検査を逃れるために銃をゴミ箱に捨て、部屋に入ったらシャイフを気絶させて服を盗み、国家機密の売買現場に潜入、屋外のヒーターをいじくって、タバコを吸いに来た女性を吹き飛ばす。それが『Hitman』の真骨頂だ。しかし、IOのユニークな価格設定はつまり、斬新なアイデアやシナリオを加えないかもしれない今後のステージへの投資を意味しており、新しいエリアが配信されるまでは、ユーザー作成コンテンツに依存しきっている。一旦プレーが始まれば完璧であっても、PS4メニューのパフォーマンスと長いロード時間は、極めて大きな足枷だ。それでも、トタテグモのように洗面所のカゴから現れて、ロシア人大佐の後頭部を撃ち抜く無表情なスラップスティックは、それだけで最高に楽しい。

3階のバルコニーにいるターゲットを、1階の庭園に立っている第二ターゲットの上に突き落としたらどうなるだろう・・・

6.5/10 Gameplanet
良い点:
・充実した箱庭スニーク・プレー
・大勢のNPC
・最高のレベル・デザイン
・豊富な攻略法
・Contractsモード再登場
悪い点:
・コンテンツ不足
・長いロード時間
・サーバー障害
・分かりにくい物語

『Hitman Intro Pack』は楽しいゲームだが、なにぶんコンテンツ不足だ。来月のエピソード2で挽回するだろうし、その頃にはサーバーも安定しているはず。

6.0/10 Game Informer
コンセプト: 伝統的な『Hitman』を未完成のままバラ売り
グラフィック: 広大で細部に凝った環境は美しいが、時折フレームレートが落ちる
サウンド: 音楽は印象に残らないし、一部NPCの声優は赤面するほど酷い
プレー性: 『Hitman Absolution』の素晴らしいメカニックを更に改善した操作性
エンターテイメント性: 同じステージを何度も何度も遊ぶにしても限界がある
リプレー性: 控えめ

『Hitman』のゲームプレー・メカニックは、シリーズ最高傑作のポテンシャルを秘めた強固な土台となっている。しかし、新たに採用された販売形式は、開発陣が次を完成させるまでの間、我慢強く同じステージをひたすらプレーし直すほどの、世界最大の『Hitman』ファンだけしか存在しないと決めてかかっている。IOは、段階的なリリースで各ステージを磨き上げる時間的余裕を稼げるとしているが、このパリ・エピソードは、長いロード時間や不安定なフレームレート、不可解なAIの振る舞いに蝕まれており、更には何度かクラッシュまでした。ステージの前後を挟む短いカットシーンも物語全体のお膳立てには殆ど役立っておらず、次の数分分の物語まで1ヶ月待たされなかったとしても、印象に残らないだろう。私のような熱心なファンにとってすら不十分だ。それでも私は『Hitman』が最終的には良いゲームになると楽観視しているが、来年1月の完全版を待つのが賢明かもしれない。

3.0/5.0 Hardcore Gamer
IO Interactiveは、お馴染みのゲームプレーと単一シナリオに散りばめられた無限の可能性によって、より目を見張る作品へのお膳立てをしてみせている。残念なことに、全ては対価に相応しい製品かどうかという点だ。プロローグは短く、続くThe Final Testもアプローチは同等に小粒。実際にお金を払ったミッション、Agent 47がパリに出向くミッションは良く出来ており、ターゲットが長めのルーティーンをこなす間、広大で多層的な環境を探索させてくれる。だが最大の問題は、ゲームプレーの外側に位置するシステムにある。ロード時間はとにかく酷く、強制のオンライン接続のせいで何度もメニューへと戻されるという、シングルプレー・メインのゲームにしてはあるまじき事態にも遭遇した。こうした欠陥と少ないボリュームのせいで、このエピソード1はお勧めし難い出来となっている。今後改善される可能性はあるが、幸先はあまり良くない。