2016年03月13日(日)12時43分

『Fallout』映画化に懐疑的なTodd Howard氏「ゲームこそがあるべき姿」

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Bethesda Game StudiosのTodd Howard氏が、『Fallout』映画化の度重なる申し出を断っていたことを明かし、その理由を次のように説明している。

Todd Howard
これまでにも申し出では幾つかあったんだ。特に『Fallout』だね。『Elder Scrolls』よりも粘着性がある。古くから何度もミーティングに顔を出してきたが、「これはゲームと同じくらい良い作品になるぞ」と感じたことは一度もなかった。勿論可能性は除外しないが、どうもしっくり来ないんだ。ゲーム自体十分に人気があるし、それがアイデンティティだ。仮に『Fallout』の映画が存在していたとしたら、我々が『Fallout 4』を発表した時の感じ方も異なるものになっていたはずだよ。一方はしっくり来なかっただろうし、仮に映画版が違う方向に行っていたら、ゲームに違和感を感じてしまう人もいるかもしれず、それだけは避けたいんだ。もし実現させるとしたら、我々が定めたかなり高いハードルをクリアしなければならないし、それはまだ実現していない。我々はVaultスーツのデザインといった細かなところまで徹底的にこだわるので、ゲームこそがあるべき姿なんだよ。

自分たちが作り出した世界観へのこだわりは相当なものだ。

Todd Howard
心の底から昔気質なんだろうと思う。我々のゲームは、別の世界に足を踏み入れ、そこで生きていくことができる。懐かしさと同時に新鮮さを感じさせるし、アイデアやシステムは遠大だが、分刻みのゲームプレー自体は非常にタイトなんだ。腰を落ち着けてしばらくプレーすれば、ダンジョンや戦闘で体験する分刻みのゲームプレーがプレーヤーを満足させるが、より幅広い大志があり、それがプレーヤーの刺激になるんだ。決まり文句に聞こえるかもしれないが、プレーヤーの夢を刺激するんだよ。

我々のゲームやその世界でできることは、あらゆる可能性を連想させる。フィーチャー一式ではなくてね。自分がどんな人間になりたいのか、何をしたいのか、どこに行くのか、我々にとってはそういった雰囲気がエキサイティングなんだ。それに報いるためのフィーチャーを出来るだけ沢山詰め込もうとしているし、それで多くの成功を収めてもいるが、まだ改善できると感じる箇所も沢山残されているんだよ。

ソース: Games Industry

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