2016年06月21日(火)01時04分

『Mighty No. 9』海外レビュー

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『Mighty No. 9』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション
  • 機種:PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Wii U/PC/3DS/Vita
  • 開発:Comcept/Inti Creates
  • 販売:スパイク・チュンソフト/Deep Silver
8.0/10 GameWatcher
『Mighty No. 9』は開発が難航し、当然ながら詮索されたが、完成品は最高の操作性を備えた手応えのあるゲームに仕上がっている。グラフィックは改善の余地があるし、フレームレートは60を維持できていないものの、そうした問題が全体を貶めることはない。『Mighty No. 9』を貶めているのは、これが『ロックマン』ではないことだ。『ロックマン』が欲しい人は、『ロックマン』をプレーすべきだろう。『ロックマン』の精神を持ったげー^無が欲しいなら、『Mighty No. 9』が満足させてくれるはずだ。
7.0/10 God is a Geek
良い点:
・懐かしいシリーズへの素晴らしいオマージュ
・最高のサウンドトラック
・操作が気持ちいいベック
悪い点:
・ムラのある難易度
・『ロックマン』の枠組みをなぞりすぎ
・これといった個性がない

『Mighty No. 9』は、良くも悪くも『ロックマン』フォーミュラを正確になぞっている。

6.5/10 Destructoid
『Mighty No. 9』を追いかけるのは本当に楽しかった。2013年に支援して以来、私は出来上がった製品に失望はしていない。まだ全てが片付いたわけではない(3DS/Vita版はリリース日すら決まっていない)が、殆どの『ロックマン』ファンは、駄作にならなかったという事実に慰みを見出すだろう。もちろん、アート・スタイル以外は、だが。
6.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・プラットフォーミングの輝き
・複数の機能を持つMighty Number能力
・チップチューンの王道的なレトロな音楽
悪い点:
・全体的にどこか安っぽい
・正確性に欠けるダッシュ
・苛立ちしか感じない一部の障害
・独自性があまりない

Kickstarterで支援した人は、『Mighty No. 9』の出来に概ね満足するだろう。しかし、ビジュアル・スタイルは革新的とは程遠いし、レベル・デザインには腹が立つことも多く、ダッシュは不正確。とはいえ、ゲームの大半は楽しくプレーできるし、稲船賢治の『ロックマン』フランチャイズの精神をしっかり捉えている。ただ、洗練に欠けるだけだ。

6.0/10 Game Informer
コンセプト: 飛んで撃ってロボットのボスと戦う。古典をルーツにしているが、昔ながらの魅力に欠けている
グラフィック: ビジュアルは全体的に退屈で違和感がある。各ステージは特に味気なく、見ていて全く面白くない
サウンド: 過剰な演技と驚くほど酷いサウンドトラックがぶつかり、ゲームを全く盛り上げてくれない
プレー性: ベックのダッシュ能力は使うのが非常に楽しい。ボスはかなり手強いが、ぱっとしないゴミ箱のような敵を笑う以外、各ステージにはこれといった興奮がない
エンターテイメント性: 代わりにオリジナルの『ロックマン』がプレーしたくなるような懐かしいゲーミング
リプレー性: 控えめ

『Mighty No. 9』は、『ロックマン』の新作を渇望する我々の欲求を満たすために生まれたゲームだが、むしろ旧作をプレーしたい欲求がかきたてられてしまった。古典的なデザインの新作『ロックマン』体験の居場所も確実に存在すると考えているが、個性と独創性が吸い取られたゲームでは駄目なのだ。こんな中途半端な失敗作よりも、『Shovel Knight』のようなゲームの方が、よほど精神的後継作に感じられる。

6.0/10 Push Square
『Mighty No. 9』は、初心者とベテラン、どちらの層に向けた『ロックマン』風ゲームになりたいのか、どっちつかずになってしまったようだ。そうした優柔不断さのせいで、残念ながらMighty(並外れた)と呼ぶにはには程遠い仕上がりになってしまっている。敷居を下げようとする、悪気はないが見当違いの試みに加え、水準以下のグラフィック、パズル、そして終盤にかけての狂ったような難易度の急上昇など、あまりロックではない作品に落ち着いている。
5.6/10 IGN
良い点:
・ダッシュ・システム
悪い点:
・のっぺりとしたグラフィック
・不安定なフレームレート
・扱い辛い能力
・退屈なステージ

その血統にもかかわらず、『Mighty No. 9』は『ロックマン』や2Dのアクション・プラットフォーマー全般の楽しさの秘訣を心得ていないように見える。パーツが上手くかみ合っている箇所もあるが、それでも楽しくないビジュアルやアニメーションが足を引っ張っている。青い爆弾魔の魂はここには不在で、独自の愛すべき個性に欠けているからよりタチが悪い。その結果、『Mighty No. 9』は精神的後継作というよりも、二流の物真似のように感じられる。

良い点:
・チップチューン・サウンドトラック
・楽しめる箇所もある
・チャレンジ
悪い点:
・行き当たりばったりな演出
・ムラのある操作体系
・過去と比べるべくもない

『Mighty No.9』は、『ロックマン』の系譜を再現することに失敗している。ゲームプレーに根本的な欠陥はないものの、演出は行き当たりばったりで、ポテンシャルを生かし切れているとは言いがたい。

5.0/10 Video Gamer
良い点:
・楽しいダッシュ・メカニック
・一部の楽しいボス戦
悪い点:
・平凡で面白味のないビジュアル
・一部の酷いボス戦と理不尽な死に方

『Mighty No. 9』は、多くの人が期待したようなクラシックではなかった。クオリティの高さが光る場面や、長続き(ゲーム自体は3時間から5時間で終わってしまうが)する安定性も備えているが、無数の酷いデザイン決定や醜い演出のせいで、ストレスを感じずにプレーすることが極めて困難になっている。『ロックマン』シリーズがどれほど好きであろうと、『Mighty No. 9』にその系譜を見出すことは無理だろう。真のファンにとっては、品格の欠如は受け入れ難いかもしれない。

5.0/10 GameSpot
良い点:
・スピーディかつ過酷なプレーを推奨、報いてくれる
悪い点:
・面白味のないレベル・デザイン
・出来の悪い声優の演技
・不安定なフレームレート
・低品質の演出

古典シリーズの遺産を継承する目的で作られたゲーム『Mighty No. 9』は、かろうじて成功している。時折エキサイティングではあるものの、全体的にはレベル・デザインと演出の両面において、芸術性に欠けている。プラットフォーマー――特に『ロックマン』風のゲームですら――というのは、容易に手に入る状況なのだ。足跡を残すためには、プレーヤーに訴えかけ、ジャンルの慣習を打ち破る目新しさ、驚きと興奮を引き出す何かが不可欠だ。『Mighty No. 9』は過去の記憶から派生した無難で平凡なゲームであり、現代に居場所を確立できていない。

2.5/5.0 Games Radar+
良い点:
・上出来のアーケード風アクション
・包括的なモード
・陳腐なボイスオーバー
悪い点:
・雑なプラットフォーミング
・退屈なボス戦
・陳腐なボイスオーバー

イライラさせられる『ロックマン』の貧弱な模造品である『Mighty No. 9』は、あの名作と同等の敬意を集めることはなさそうだ。

2.5/5.0 Digital Spy
ゲーム黄金時代の傑作に回帰したレトロ風味のゲーム自体には何の問題もない。『New スーパーマリオブラザーズ』から『Rayman Legends』『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』、そして先日のリブート版『Doom』まで、20年前のスタイルと現代ビジュアルや新たなアイデアを融合させた傑作は存在する。『Mighty No. 9』はその域に達していない代わりに、見た目もプレー感覚も、安っぽく馬鹿げた難易度のアマチュア的な『ロックマン』オマージュのようだ。ハードコアなゲームプレーや昔気質のキャラクター・デザインにファンは良さを見出すに違いないが、それ以外の人は避けて通るべきだろう。
プロム当日のアニメ・ファンのように、これなら家で『ロックマン』をプレーする方がマシだ。『Shovel Knight』をプレーする方がマシだ。このジャンルの他のゲームなら何でもいい。

これは、『Mighty No. 9』というよりも『Shitey No. 9』だ!

稲船賢治の『ロックマン』へのトリビュートであり、進化でもある『Mighty No. 9』の素晴らしい瞬間は、馬鹿げた試練に抑え込まれている。